「パナホーム」のテレビコマーシャル、一度はあなたも目にしていると思います。2017年度売上高3596億で業界7位の大手ハウスメーカーで、プレハブ工法・重量鉄骨構造を用い、平屋住宅から9階建て店舗併用住宅まで商品を揃えています。
パナホームの3つの特徴から坪単価、競合3社との比較まで、わかりやすく解説します。目次をクリックすると読み飛ばすことができます。
パナホームの大きな3つの特徴
出典:パナソニックホームズ
その歴史は1963年にはじまり、「住まいは人間が生活していく上で最も大切なも、それにふさわしい良い家を作りたい」創業者の松下幸之助の強い使命感から、ナショナル住宅建(株)としてスタートし1977年に現在の「パナホーム」がブランド名になります。
住宅設備に強い
ご存知の通り、パナソニック系列ですので特徴の一つにオール電化があげられますが、それ以外にもグループ企業内で床材などの建材、エアコンなと設備機器まで全て揃えることができるので、他社から資材を取り寄せるハウスメーカーよりはお得感があります。
耐震性能優秀なパワテック
また、オリジナル技術の開発、構造技術の「パワテック」・省エネ換気の「ピュアテック」・光触媒タイル外壁の「キラテック」がその信頼を高めます。
「パワテック」ではHS構造により鉄骨軸組構造ながら高さも幅も15cm単位で調整可能にし、限られた敷地に最大限の空間確保を可能にしています。
換気レベルが高いピュアテック
特に省エネ換気の「ピュアテック」については世界に先駆けてグリーンカードを取得。室内空間における価格物資の放散を抑えられる技術が評価されアレルギーに悩むご家族がいらっしゃる方に好評です。それではパナホームについて見ていきましょう。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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パナホームの過去3年の坪単価の推移(2015・2016・2017)
年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
坪単価 | 79.3万円 | 80.3万円 | 81.6万円 |
パナホームの坪単価の内訳は?
建物本体工事のみで、建物請負工事に含まれる、工事経費・申請工事・その他工事、別途建築費用(外構工事や照明器具など)は含まれていません。
パナホームのラインナップから見る坪単価
カサートプレミアム 2階建て・平屋・二世帯 98万円~
出典:カサートプレミアム
同社最上級グレードの商品で新開発の【専用エアコン+換気システム】を用いた換気・空調システム。「エアロハス」を導入しています。
このシステムは、PM2.5にも対応できる空気浄化機能とこだわりのカビ対策、高断熱建物と地熱活用による省エネや温度バリアフリーが特徴。
もちろんHS構造体で高さも幅も15cm単位で設計が可能、デザインだけではなく環境や空気の質にもこだわる40~50代半ばのブランドやハイグレードを好む方を満たす商品です。
カサート 50~80万円
出典:パナソニックホームズ
同シリーズは2種類の構造体があり制震鉄骨構造(HS構造)の「カサートE」、大型パネル構造(F構造)「カサートC」です。
「カサートE」のHS構造の設計自由度に比べ「カサートC」はF構造のため90cmピッチになるため設計自由度は低くなります。
しかし、「カサートC」は工場で製造されたパネルを組み上げていく工法なので工期が短くできるメリットもあります。「カサートE」坪単価65万円から80万円「カサートC」坪単価50万円から65万円。
ビューノ3E/S 3階・4階建て 70~100万円
出典:パナソニックホームズ
同シリーズも2種類が有り規制の厳しい都市部をターゲットにした3階建て住宅向けの商品です。構造はHS構造です耐震性と設計の自由度があります。
「3E」の特徴は多彩な勾配屋根の採用により3階の天井高を3.1mにすることが可能。また、エレベーターを標準搭載し、高効率の太陽光発電システムと断熱性の優れたサッシを標準採用でZHEに対応。
「3S」は「エコナビ搭載換気システムHEPA+(プラス)を標準装備し住宅向けグリーンカード認証を取得しています。坪単価は「ビューノ3E」が坪単価70万円から100万円「ビューノ3S」が70万円から90万円。
ビューノ 77万円~
出典:パナソニックホームズ
重量鉄骨ラーメン構造を用い多用途3階~9階建まで建築可能で店舗併用住宅などに向いています。その特徴は15cmの設計モジュールを採用し敷地と空間が活用できます。
また、交通振動の揺れを低減させる制御装置、ホームエレベーターを標準装備しています。坪単価77万円から。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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パナホームの契約前見積もりと最終支払額の差は?
契約前見積もりは、最終打ち合わせが終了後に設計されたプランを元に作成された見積もり金額から、値引きなどが入った金額となります。最終支払額の差が発生するケースは下記のようなケースが考えられます。
1.建築着工後に、施主側から仕様変更・追加工事などを申し入れた場合。
2.建築着工後に、想定外のアクシデントが発生した場合(事前調査ではわからなかった土地などの問題など)
パナホームの見積書を見るポイント
1.最終打ち合わせ後の内容が反映されているか(プラン変更前の見積書との比較)
2.口頭での指示したものが反映されているか
3.指定した機器が見積りに盛り込まれているか(型番違いで仕様や金額が変わります)
4.値引き等の金額に間違いはないか
5.詳細が不明なものはその場ですぐに確認する
6.打ち合わせ時には必ず議事録を提出させて、値引き等金額に関わる項目は必ず記載させる
パナホームの坪単価が上がるオプションは?
システムキッチン
パナソニック製が標準仕様ですが、グレードも多く高さ、奥行き、シンクの大きさ深さや、ビルトイン機器の変更で10万円程度から100万円程のど費用の増額が考えられます。
ユニットバス・洗面化粧台
こちらもシステムキッチン同様にグレードやオプションが多く変更費用は3万円程度から50万程度の費用の増額が考えられます。
太陽光発電
パネル数、発電容量などのタイプによって異なります。
換気システム
建物の広さやレイアウトによって異なりますが、10万円程度から100万円程度の費用の増額が考えられます。
キラテックタイル
外壁メンテナンスフリータイルで坪あたり2万円程度からの費用の増額が考えられます。
パナホームの坪単価は高い?安い?競合3社と比較!
セキスイハイム 約80万円
セキスイハイムとパナホームを比較してみると、両社とも坪単価は80万円前後になる場合が多いです。
もちろん料金だけを比較すればよいわけではありませんので、商品を見てみると、セキスイハイムは鉄骨系と木質系の2つに分けて、パナホームよりも若干取り扱っている商品の数は多くなっています。ただし、間取りの自由度はパナホームの方が高いと言えるでしょう。
ダイワハウス 約80~85万円
ダイワハウスは比較的有名な業者ですが、坪単価は幅広く設定されています。商品や構造によっては安い場合もあるのですが、大体50万円から80万円ぐらいだと言えるでしょう。パナホームと比較をしてみても、かなり坪単価の幅が広くなっていることがわかります。
商品は鉄筋プレハブと木造に分けられていますが、大体パナホームと同じぐらいの商品数になっています。次世代エネルギー基準を満たしていることが多いのもダイワハウスの特徴だと言えるでしょう。
トヨタホーム 約60~90万円
トヨタホームの坪単価は、60万円から90万円ぐらいで、平均は70万円前後になっています。商品は鉄骨が中心になっているので、パナホームよりは商品数が少なくなっています。
また、トヨタホームは換気システムに優れている業者でもあります。なぜなら鉄骨は熱がこもりやすくて暑くなるので、この弱点を補っているのです。パナホームでもこのような最新技術が用いられていますが、力を入れている部分が異なっていると言えるでしょう。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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