出典:トヨタホーム
住宅の新築計画をする時に、建築としての信頼やライフスタイルに合わせた相談内容、見積金額や建築期間、またアフターサービス等いろいろ検討しなければなりませんが、たくさんある住宅会社の中からどこに依頼したらよいか迷います。
ここではトヨタホームについてご紹介します。
トヨタホームの特徴
出典:トヨタホームの特長
一番の特徴は燃えない家という精神を受け継いでいることです。
戦後の焼け野原を見たトヨタ自動車の創業者が、燃える家ではダメだということからトヨタ自動車の住宅部門として鉄骨の家を造ったのが始まりです。
現在はトヨタホームとしてトヨタ本社がある愛知県を中心に、全国に建築を展開しています。
自動車の製造技術を活かす
またトヨタホームの大きな特徴に自動車メーカーとしての伝統ある技術を建築に活かしているのも、他のハウスメーカーにはない強みとなっています。
例えば、建築の主体となる鉄骨には自動車の技術を最大限に活かせる防錆技術、自動車エンジンの振動音対策を建築に応用しています。
また、車と家をつなぐ電力網「スマートグリッド」の実験に取り組むなど常にトヨタグループの総合力とし応用できる研究を続けています。
耐震等級3を上回る性能
トヨタホームの構造には、鉄骨ラーメン構造と鉄骨軸組工法の2種類があり、どちらの構造でも耐震性・耐久性があります。
トータルの耐震性を比較しても、耐震等級3を大きく上回る性能を持っているのが基本的な特徴となっており、地震に対しても安心できる住まいとなっています。
各住宅設備メーカーの製品が選択可能
その他の特徴としては、環境問題対策や防犯対策に力を注ぐ中で防犯しつつ、換気ができるシステムや建物内部に入るキッチンや洗面化粧台などの住宅設備商品が用意されています。
トヨタオリジナル品はなく、指定された住宅設備機器メーカーの商品の中から選べるようになっています。
トヨタホームの過去3年の坪単価の推移(2014・2015・2016)
年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 |
坪単価 | 65万円 | 65.8万円 | 72.6万円 |
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トヨタホームの坪単価の内訳は?
トヨタホームの坪単価の計算方法は、本体価格を玄関ポーチやベランダなどを除いた1階や2階の床面積を合計した延床面積で割った数値が坪単価になります。
トヨタホームの本体価格は鉄骨ラーメン構造の「シンセシリーズ」と鉄骨軸組工法の「エスパレオシリーズ」によっても違い、トヨタホームの標準建築での坪単価はエスパレオシリーズの方が5万円ほど高くなり65万~70万円になります。
坪単価の内訳に含まれる標準装備
建物の外観として外壁は窯業系サイディング、屋根はコロニアル、外部建具は断熱サッシ、ガラスは標準ペアガラス(1.5m以上の窓は防犯ガラス)となっております。
建物内部として内部建具は化粧シートのフラットドア、天井や壁はビニールクロス、床はフローリングとなっています。
設備商品としてはキッチンやバス、洗面化粧台は住宅設備機器メーカーの商品の中から標準仕様を決めています。
トヨタホームのラインナップから見る坪単価
トヨタホームにはいろいろなラインナップがあり、標準装備や特徴が違い坪単価も違います、その中から3つのラインナップを紹介します。
シンセ・カーダ 約65万円
出典:シンセ・ガーダ
シンセ・カーダの特徴としてあげられるのは2004年に発売されグッドデザイン賞を受賞し女性から人気が出たことです。
その後さらに2014年にモデルチェンジし都会的なデザインと省エネや電子錠などの防犯対策も備えています。
外観も住んでいる人の個性が出せるバリエーションもあり、ますます女性が憧れるデザインと設備を兼ね備えた建物になっています。
坪単価は太陽光発電システムやエコキュートが付いて坪単価は約65万円となっています。
グレートソーラー 約75万円
出典:グレートソーラー
グレートソーラーの特徴は標準装備として、10kWを超える発電量を実現できる発電効果の高いソーラーパネルを搭載し、省エネ機能で光熱費の収支をゼロ以下にできることです。
収支ゼロ以下にできるのは太陽光発電の容量が10kW以上の場合は、国が発電した全電力を20年間固定価格で買い取ってくれることにあります。
スマートステージ 約65万円
出典:スマートステージ
スマートステージの特徴としては、鉄骨ラーメンユニット工法により最小限の柱と梁で建物を支えることができ、地震に強く開放感のある大空間や自由な間取りを実現できることです。
また大空間や自由な間取りは、その後家族の成長やライフスタイルに合わせ間取りをアレンジすることができるのも特徴です。
その他トヨタホームオリジナルの空調システムがあり、省エネをしながら夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるのも特徴です。
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トヨタホームの住宅タイプから見る坪単価
2階建て「はぐみ」 約65万円
出典:はぐみ
はぐみは大空間や自由な間取りで子育て世代に特化した住宅です。
特徴として 家の真ん中に「つながるリビング」を配置し、 家族が一緒に過ごす時間を大切に考えた空間づくりとなっており、外観や内装も若い世代に人気となっています。
坪単価としては太陽光発電3.5kwと2階にLDKのプランで約65万円です。
3階建て「シンセ・ヴィトロワ」 約60万円~
出典:シンセ・ヴィトロワ
3階建てシンセ・ヴィトロワは間仕切り壁を少なくし、大きな窓や吹き抜けなど開放感ある空間で、ゆとりの暮らしと空間をプラスする3階建てです。
また大きなルーフバルコニーは、暮らし方に合わせて自由に使えるスペースになります。坪単価は60万円後半からとなっています。
平屋建て「シンセ・ピアーナ」 約70万円
出典:シンセ・ピアーナ
シンセ・ピアーナは、鉄骨を使用しながらも木のぬくもりが感じられる伝統的な平屋建てです。
家族がお互いの存在をすぐそばに感じることができる距離感のワンフロアで完結できるメリットを活かしながらも、庭の景観を楽しむことができるなど、新たな付加価値をプラスした暮らしができる建物です。
坪単価としては小屋裏収納がついて約70万円です。
二世帯住宅「ほどよく家族」 約90万円
ほどよく家族は、玄関とお風呂を共用し、生活パターンなどの違いで気兼ねなく利用できるようにトイレとキッチンは別々に作られています。
親世帯に寂しさや不満が生じないようにやんわりと生活を分け、つかず、離れずの程よい距離感で暮らせるように工夫されています。坪単価はオール電化で約90万円です。
トヨタホームの施工面積から見る坪単価
30~35坪 64万円
「はぐみ」延床面積34坪で建物本体価格が1,700万円で給排水工事・ガス電気引き込み工事など付帯工事費用を入れて2,190万円となり、坪単価64万円です。
40~45坪 約72万円
「シンサ・カーダ」の42坪で坪単価は太陽光発電システムやエコキュートが付いて約72万です。
50坪以上 60~70万円
「二世帯住宅」の55坪でキッチンやユニットバス、洗面所やトイレなどそれぞれ二世帯に設備して坪単価の目安が60~70万円です。
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トヨタホームの契約前見積もりと最終支払額の差は?
トヨタホームで注文住宅を建築する際に、トラブルをなくすためにも注意しなければならない事があります。
差が出る箇所は?
契約前見積もりは、設計プランに合わせて見積金額が出されますが、打合せをするたびに何度も変更を重ね、最終プランが決まりそれに基づき見積金額がでます。その見積もり金額から値引き金額が入り契約前見積金額となります。
しかし、建築工事中にグレードの変更とかエアコン工事や外構工事など追加工事がでてくると、その分が金額アップとなり契約前見積もりと最終支払い額の差が出ることになります。
見積書を見るポイント
見積書を見るポイントは、打合せしている内容の中で設備商品などカタログなどから確認できる商品が打合せした品番や商品か、金額は定価表示か値引きの入った金額か、抜けている物がないかなど確認することです。
工事請負契約書を見るポイント
工事請負契約書を見るポイントで大事なことは、工事の見積書と仕様書や図面を比較しながら、壁紙やクロスなど見本があるものは見本も提出してもらい確認することです。その中で不明なことがあればすぐ問い合わせ工事が終わる前までに確認することです。
引き渡し時のポイント
建築が終わって引き渡しの時に確認するポイントとして、仕様書や図面と比較しその通りであるかどうかを確認する時、天井裏や壁の中は確認できませんが見て確認するポイントがあります。
キッチンやユニットバスなど大きいものの確認は比較的簡単に確認できますが、壁や天井・床などは事前に見本が渡されていれば見本と色や素材を確認すること、コンセントの位置や照明などが図面通りか、キッチンの水栓が打合せ通りか、小屋裏や床下収納などです。
また、追加工事や変更内容が現場に伝わっていない可能性もありますのでその確認をすることなどが、引き渡しの時の主なチェックポイントになります。
トヨタホームの坪単価が上がるオプションは?
坪単価が上がる原因となるのは大きく2つの要因があります、一つは標準装備のグレードアップ、もう一つはオプションです。
標準装備でグレードアップやオプションとして考えられることは
システムキッチン
グレードがたくさんあり選択するグレードや奥行き・高さによりアップ金額が30万から50万円アップします。またビルトインしている燃焼器具の3つ口を4つ口に変更で30万円追加、ビルトイン食洗器(約9万円)を追加
ユニットバス
標準装備よりバスタブが大きい、天井が高い、床の仕上げ、シャワー機能、マッサージ機能、浴室乾燥機の暖房機能付きなどのグレードアップや機能のオプション追加
小屋裏収納
折りたたみ式階段で収納スペースの広さや仕上げの方法で価格が違います。
電動シャッター(日射制御エアリーガード)
一か所約35万円
その他、変形した地形
その他坪単価が上がる要因としては、地形に合わせた一部変形した部屋や屋根の形の変形などがあります。
外構、エクステリア工事
坪単価には本来入りませんが新築時の外構工事として道路から玄関までのアプローチやガレージ、門扉やフェンスなどのエクステリア工事などが建築全体の金額が上がる要因となります。
トヨタホームの坪単価に地域差はあるの?
建築可能な都道府県の地域差
トヨタホームは全国に展開しているといっても東北は宮城県まで九州は宮崎県や鹿児島県にはありません、また日本海側にはないということで建築できる都道府県に地域差があります。
輸送コストによる地域差(トラック数台、数回に分け搬入)
トヨタホームの建築資材の約80%が愛知県・栃木県・山梨県にある自社工場で生産され出荷されます。
愛知県・栃木県・山梨県の建築現場では工場からの輸送コストが抑えられ、宮城県や熊本県などでは高速代や場合によっては途中宿泊費用なども含まれコストアップになり、工場に近い地域と、遠い地域による坪単価に地域差があります。
建築着工数による地域差
トヨタホームは代理店制度をとっており、メーカーでは研修などを通し見積方法や建築技術の平均化を図っています。
しかし、建築数が多い愛知県と比較すると建築数の少ない東北や九州では坪単価に地域差がでます。
トヨタホームの口コミ
トヨタホームの坪単価は高い?安い?競合3社と比較!
パナホーム 70~80万円
パナホームは全国展開しているハウスメーカーです。建築工法としてトヨタホームと同様に鉄骨を使用しプレハブ工法やラーメン工法で建築します。
特徴として都会の狭い土地で足場を組まずに境界ぎりぎりまで建物を寄せて建てることができることやオール電化の家、太陽光発電住宅などなどがあります。
またパナソニック系列のため、キッチンやユニットバスなどの設備機器商品や床やドアなどもグループ関連会社の製品でまとめることができます。
積水ハウス 約75万円
全国展開のハウスメーカーで戸建住宅やマンション販売、不動産賃貸等住宅関連に幅広く展開しています。
建築方法としては鉄骨を使った軽量鉄骨工法と重量鉄骨工法があり、さらにシャーウッドのブランド名で有名になっている木造軸組工法もあり、顧客の希望で鉄骨系や木質系を選択することができます。
鉄骨系の外壁はダインコンクリートを使用し、木質系の外壁は陶板外壁ベルバーンという特殊な外壁を使用しています。
住友林業 約70~80万円
戸建住宅と木材建材販売の二本柱からなる企業で、業界大手のハウスメーカーです。木材を使いながら平屋建てから4階建てまで対応できるように、建築工法として木造軸組工法・ビッグフレーム構法・ツーバイフォー工法の3種類あります。
木造軸組工法はこれまで主力としてきた工法で、ビッグフレーム構法は優れた耐震性を確保しながら自由に柱を配置することで大きな開口と大空間を実現できる工法です。
そして、ツーバイフォー工法でも日本最初の木質梁勝ちラーメン構造による建築工法で地震時などに建物を支える耐力壁の強さを表す数値も建築基準法の最高基準よりはるかに高い数値を維持し、高い強度と優れた寸法安定性から設計自由度も高く開放感あふれる4階建ても実現できます。
以上のハウスメーカー3社と坪単価を比較すると、トヨタホームの方が若干安くなります。
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