出典:ヤマダホームズ
多彩なデザイン・機能プランを提案しているのがヤマダホームズです。
調湿性の高いヒノキを柱や土台に使った吹付け断熱の高性能住宅や、環境に優しい省エネ基準を満たしたスマートハウスまで、お客さんが希望する住宅をすべて提供できるのが、大手ハウスメーカーの強みです。
土地探しから必要な場合でも、プロがアドバイスをしてくれます。
今回は、このヤマダホームズの詳しい特徴と、2016年、2017年、2018年の坪単価推移についてなど、詳しい情報を紹介します。
※ヤマダエスバイエルホーム、ヤマダウッドハウスから、ヤマダホームズに名称が変わっています。
ヤマダホームズの過去3年の坪単価の推移
ここでは、ヤマダホームズ(旧:ヤマダエスバイエルホーム)の2016年~2018年までの、坪単価推移について説明しています。
ヤマダホームズは、規格住宅の種類が豊富です。プランそれぞの価格が違いますので、坪単価の幅が広いといった印象を受けます。
年代 | 2016年 | 2017年 | 2018年 |
坪単価 | 60~100万円 | 60~100万円 | 60~100万円 |
ヤマダホームズでは、3年間の坪単価平均に変動はみられませんでした。
ただ、プランが多種多様にあり、ローコストなものからハイグレードなものまであるので、一概に価格帯を限定しにくいです。
また、省エネ、創エネが可能な次世代型ゼロエネルギー住宅のスマートハウスになると、坪単価は90万円~100万円と高価格帯になってきます。
機能性住宅の導入で、坪単価を上げてきているといった印象を受けました。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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ヤマダホームズの特徴は?
ここでは、ヤマダホームズの特徴について紹介しています。
ヤマダホームズでは、規格化されたプランだけではく、オンリーワンデザインを追求した「小堀の住まい」というプランが有名です。
他にも、機能性、快適性、耐震性に優れた多種多様なプランを取り揃えています。
オンリーワンデザインのこだわり
出典:ヤマダホームズ
実績豊富な建築家によるオンリーワンデザインの住宅は、ヤマダホームズにしかないプランです。
「小堀の住まい」という少々変わったネーミングのプランでは、規格化されたものではなく、フルオーダーデザインの住宅が提案されます。
その分、坪単価は高くなりますが、頼んで後悔の無いものに仕上げてもらえるでしょう。
地震に強い2×6工法
出典:ヤマダホームズ
フェリディアツーバイシックスというプランでは、耐震性と耐火性に優れた6面体パネル工法を採用しています。
これは従来の2×4工法よりも厚みのある頑丈なパネルで、建物を面体に建築する方法です。
この方法は、柱と梁だけで支える工法より建物にねじれが生じにくいため、地震に強いという特性があります。
さらに地震エネルギーを吸収する制震ダンパーを標準装備しているので、効果的に地震のエネルギーを分散して、建物への衝撃を和らげる仕掛けが施されています。
スーパーフル装備パックで入居時から設備が揃う
出典:ヤマダホームズ
ヤマダホームズでは、エアコンなどの家具家電をすべてセットでコミコミとして提供しているスーパーフル装備住宅プランというものがあります。
システムキッチンやシステムバスは、リクシルなどの国内専門メーカーの商品から選ぶことができ、家電についても国内の一流メーカーのものの中から選ぶことが可能です。
高断熱性能と生涯続くサポートシステム
出典:ヤマダホームズ
省エネ住宅にとってなくてはならない高断熱設備ですが、こういった設備も、経年劣化によってその機能が失われていくものです。
ヤマダホームズでは、高断熱性能を長続きさせるためのサポートシステムを生涯提供しています。
ヤマダホームズの商品ラインナップごとの坪単価
ここでは、ヤマダホームズの、商品ラインナップの一部を紹介したいと思います。ヤマダホームズが大々的に宣伝しているのは、フェリーティアシリーズです。
平屋から2階建て3階建てまで、バリエーションが豊富なプラン。好みの住宅プランがきっと見つかります。
フェリディアシリーズ 坪60万円~
出典:ヤマダホームズ
ヤマダホームズの定番規格プランです。
住む人の健康に配慮した快適室内空間を、年中維持できるシステムを備えた高性能住宅が提案されています。
柱と土台には耐久性、抗菌性に優れたヒノキを使用し、遮熱シート吹付け断熱で住宅の断熱性と気密性を高めています。
他にも、窓ガラスには断熱性能の高いアルゴンガス入りのガラスを採用していて、真夏の太陽熱を遮断しつつ、冬は室内の温度の放熱を防いでくれます。
このシリーズには、他に平屋プランや3階建てプラン、耐震性に優れた2×6工法プランなど、ニーズに合わせたプランが用意されています。
小堀の住まい 坪80万円~
出典:ヤマダホームズ
企業建築家による、洗練されたデザイン住宅が提案されるプランです。
オリジナリティを追求したデザイナーズハウスなので、他のプランより高くなりますが、自分だけの家を手に入れたいと考えている人におすすめのプランだといえます。
S×Lシグマ 坪80万円~
出典:ヤマダホームズ
巨大地震に備えた、強固な構造体が特徴のプランです。
木質接着パネルで六面体構造躯体を組立てることで、地震による衝撃から建物の損壊を防ぎます。
他にも、建物の基礎や壁の内部の湿気を排出して、内部結露を防ぐ壁内換気システムは、建物の寿命を大幅に伸ばします。
ウッドセレクション 坪60万円~
出典:ヤマダホームズ
54あるプランの中から、好きな間取りを選んで建ててもらえる規格住宅プランです。規格化されることで比較的、坪単価を抑えて住宅を建てることができます。
選べるプランは、平屋建て、2階建て、共に2LDKから4LDKなど間取りパターンも多彩です。
オプション設定も可能なので、セミオーダーメイドで、好みの住宅を建てられるプランになります。
これには屋外給排水工事費用や下水道接続工事費用、地盤調査費用などの付帯工事費がすべてコミコミで計算されます。
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ヤマダホームズの坪単価が上がるオプションは?
出典:ヤマダホームズ
ここではヤマダホームズのプランの中で、坪単価が上がるオプションなどについて、どのようなものがあるのかを紹介しています。
坪単価は、自由設計プランの注文住宅では、お客さんの注文内容によって普通に変動します。
予算を抑えた注文であれば、坪単価は低くなり、予算を掛けてハイグレードな住宅を建てる場合は、同じ広さでも坪単価は高くなります。
建屋のタイプによって坪単価は変わる
ヤマダホームズでは、平屋、2階建て、3階建て、といった様々なタイプの住宅を注文することができます。
平屋と2階建てでは実は、平屋の方が坪単価が高くなります。これは、平屋の方が屋根と基礎の面積を、広くとるようになるからです。
つまり基礎工事と屋根の工事の両方にお金がかかるため平屋の方が2階建てより坪単価が高くなるわけです。
設備や家電を希望の物に換える
設置する設備などのオプショングレードを上げることで坪単価が上がります。
ヤマダホームズでは、家電や設備は規格化されたものが用意されますが、これを購入者の希望の物に変更した場合は、その分の費用が加算されるので、坪単価が上がります。
規格の家電や設備も十分質の良いものですので、この辺りはメーカーのプランに従った方が予算的には抑えられていいです。
間取りによっても坪単価は変わる?
例えば、リビングを吹き抜けの天井にしたり、外と部屋を繋ぐオープンデッキを設計したり、間取りをお客さんの希望のものにすることができますが、オーダーメイドになると、それだけ費用が掛かります。
ウッドセレクションのような、規格化されたプランの中に希望の間取りがあればいいですが、無ければ注文することになりますので、その分の費用も考慮しておかなければなりませ。
ヤマダホームズは契約前見積もりと最終支払い額に差が出る?
出典:ヤマダホームズ
例えば、ヤマダホームズの「小堀の住まい」というプランでは、フルオーダーメイドの要素が強いので、最初に提示された見積金額と最終支払額(契約金額)に、差が出る可能性があります。
これは打ち合わせを続けていくことで、どんな家を建てるのかが決まっていくにしたがって、追加するオプションや建具、間取り設計などに変化が生じるからです。
ですので、見積りはあくまでも目安で、最終支払額こそが実際に支払う金額だと認識しておくといいでしょう。
契約時の金額が変更されることはある?
基本的には、最終的に工事を発注する時にサインする契約書の金額は、住宅の注文者に黙って変更されることはありません。
どうしても変更せざるを得ない事態になった時には、お客さんに相談してから契約内容に変更が行われる手順になります。
ただ、黙って業者側が金額を変えてしまうようなことは、他の業者では過去に事例があるみたいです。
そういう業者に引っかかって後悔しないように、ヤマダホームズのような知名度のある大手に工事を依頼した方がいいです。
付帯工事費って何?
住宅を建築する時には、必ず付帯工事というものが必要になります。
これは、電気配線工事や給排水管の工事、下水道接続工事、地盤調査費用などの建物を建てる時に必ず必要になる工事のことです。
見積りの時に、これらの付帯工事費が含まれている金額が、提示されているかどうかを確認しておく必要があります。
ちなみに、ヤマダホームズの「ウッドセレクション」は、付帯工事の費用が込みのプランとなっています。
基本的には、見積金額より少し上乗せした金額が、最終支払い金額だと思っておくといいです。
大体が払う時には見積りより高くなります。ですので、こちらが用意する予算も、少し余裕を持って考えなければなりません。
見積もりが安いからといって、あれもこれも希望を足していくと、あっという間に予算オーバーになってしまうこともありますので注意が必要です。
ヤマダホームズの坪単価は高い?安い?競合3社と比較!
ヤマダホームズと、その他3社の競合について調べてみました。
比較すると、坪単価の違いや、コンセプトの違いが分かるかと思います。どちらかというと、ヤマダホームズのプラン内容には、他社より厚みがある印象を受けました。
選択の余地が多いので、お客さんもプランを選びやすいでしょう。
R+house 坪60~80万円
出典:R+house
デザイン性と機能性の両立をコンセプトに、プロの建築家がオーダーメイドでデザインを手掛ける本格派のハウスメーカーです。
坪単価的に見ても、オーダーメイドでこの価格帯はお値打ち。目に見えないコストを少なくして、コストパフォーマンスの高い家づくりを提案しています。
打ち合わせでは、プロの建築家と相談しながら仕様を決めていきます。
フジ住宅 坪50~90万円
出典:フジ住宅
フジ住宅は2015年度大阪府で住宅着工棟数総合ランキングでNO1になった、ハウスメーカーです。
地震に強い家として評判が高く、耐震強度3を実現しています。軸組み工法に2×4工法の壁面強度を加えた独自工法を採用していて、ダブルの強度が地震の衝撃を緩和して、倒壊を防ぎます。
地盤調査も徹底していて、非破壊探査法と呼ばれる精度の高い方法で調べます。地盤工事や基礎工事がしっかりしている信頼のハウスメーカーです。
ベツダイホーム 坪35~80万円
出典:ベツダイホーム
ローコスト住宅として好評のハウスメーカーです。
1000万円からはじまる家づくりがコンセプトで、シンプルな間取りながらも住みやすい空間を提供しています。
外壁や屋根には、耐久性、耐熱性に優れたガルバリウム鋼板を使用し、外観のフォルムは今流行りの四角い形状の設計が提案されています。
価格が非常に安いので、「大丈夫?」と不安になるかもしれませんが、規格化された注文住宅だからできるコストカットなので、価格以上の価値のある住宅に仕上がっています。
まとめ
今回は、ヤマダホームズの坪単価やプランなどを紹介しました。
坪単価は、注文内容によって大幅に変動する可能性がありますので、一概に「この金額!」という風に断定しにくいです。
ですが、大体、このメーカーに住宅建築をお願いしたら「これぐらいかかるのかな?」という目安にはなるかと思います。
あと、住宅を注文する時には、事前にこちら側の予算を決めてから相談をすることが肝心です。
例えば、「3000万円以内で家を建てたい」というように、具体的な金額を提示してあげた方が、メーカーもマッチするプランを提案しやすいです。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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