注文住宅を計画する時に、相談先としハウスメーカー地元の工務店かなど、信頼性や金額などで迷うことがあるのは当然です。
建築としての信頼やライフスタイルに合わせた相談内容、見積金額や建築期間、またアフターサービス等いろいろ検討しなければなりません。
ここでは三井ホームの評判や口コミ、坪単価などについてご紹介します。
三井ホームの評判、特徴は？
三井ホームは家族の人生というかけがえのないものをあずかる場所として40年以上家をつくり続けてきました。
そこから住む人の幸福を追い求め家はただの生きる場所でなく生きる喜び・生きる楽しさを感じられるホームであることを目指し進化し続け、全国展開しています。
三井ホームは美しさ、強さ、健やかさの三拍子が大きな特徴です。
美しいデザイン性
三井ホームは住む人の感性や暮らし方、に寄り添うデザインで建物の外観の美しさを表現しています。また、外観も新築当初だけでなく、住み続けることで味わい深くなる美しさも増してきます。
さらに家の美しさは外観と同時に、住み心地の良い内部空間や動線を考えながら家の中で暮らす人も、来客者からも外観の美しさと共に家の中の美しさが感じられるようなデザインになるような提案をしています。
圧倒的な耐震性能
三井ホームの特徴である強さは、圧倒的な耐震性能を有する、進化した木造壁工法でオリジナル構法となる「プレミアム・モノコック構法」です。
「プレミアム・モノコック構法」は、従来のツーバイフォー工法と言われる床・壁・屋根の6面体を1単位として空間をつくる枠組壁工法に、三井ホームの長年の研究から屋根・壁・基礎に集約したテクノロジーの粋を活かしたオリジナルな最新構法です。
この構法により、それぞれの強い面構造を更に緊結して一体化させることで、高い耐震性能を発揮することができ、三井ホームの強さを示す耐震技術はこれまでの常識を超える震度7の耐震実験に連続60回にも耐え抜き、強い揺れにも耐えられるかを検証し、強さを示しています。
室内空間の快適性
建物の外観は違っても、自分の感性にあった室内空間、自由に過ごせる空間など新しい暮らしに合わせた、新しいスタイルの室内空間がある住まいづくりを提案しています。
三井ホームは、新築戸建てに転居した全国2万人への調査では健康状態の改善率が、断熱グレードに比例して高くなることが示されたことから、住む人の健やかさを考えています。
健康に良い影響を与えるのは断熱性が高い住宅として家中の温度差が少なく、ヒートショックや熱中症の危険を減らし超高断熱・高気密性を活かした健康住宅として配慮しています。
またこの健康住宅には健康空調システムとして建物のすみずみまで換気し、快適な温度と湿度を24時間キープする「スマートブリーズ」を採用し、健康被害が心配されているPM2.5にも標準で対応しているのが特徴の一つになっています。
三井ホームの口コミ
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三井ホームの過去3年の坪単価の推移（2014・2015・2016）
| 年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 |
| 坪単価 | 91.6万円 | 93.9万円 | 96.1万円 |
三井ホームの商品シリーズから見る坪単価
ヴァンス 約95万円
出典：ヴァンス
エレガントな印象を与えるフレンチスタイルの外観を持ち、内部に高さ5メートルのタペストリーの大空間は映画にも出てきそうな美しさがあり、お客さんを招いてパーティーを開くこともできます。
また、普段はそれぞれの部屋から出てきて家族がゆっくりくつろげる場所として利用でき、その他ダイニングやキッチンなどにもエレガントな雰囲気を味わうことができる仕上げになっています。
ソノマ 約60万円
出典：そのま
三井ホームの建物は高級感もあるが価格が高いと言われる中で、ソノマと呼ばれるシリーズは親世帯と子世帯の2世帯や30代向けでこれから働いてローンでも無理なく返済できる価格のプランになっています。
働き盛りの30代の人たちが三井ホームの良さを残しながらも外観や設備、デザイン性で選ぶのではなく、自分たちの年齢に合わせ無理なく建てられるようにと考えられています。
ソノマは家の中心家族や友人たちとくつろげるコミュニケーションスペースとして大きなテーブルを配置したアクティブダイニングを設定し、ひとりになれる空間も確保することで、家族のつながりとプライベートな時間の両方をバランスよく楽しめるよう工夫されています。
ウエストウッド 約75～85万円
出典：ウエストウッド
ウエストウッドは少子化や高齢者世帯の増加の影響もあり、高まりつつある平屋建ての需要に合わせながらも、平屋建てには見えない大きな三角屋根のアーリーアメリカンなスタイルの外観で2016年グッドデザイン賞を受賞した建物です。
平屋建てなので家の中に階段がなく、三角屋根の傾斜を活かし解放感もあり、また部屋数が少ないので掃除もしやすく高齢者世帯には快適に過ごせる住宅です。
また機能性とデザイン性を兼ね備えているだけでなく、ウエストウッド最大のセールスポイントとなるリビングからポーチへと大開口部を持つ窓で続けることにより、縦方向にも横方向にも広がる広々としたリビングがあります。
さらに三角屋根の傾斜を利用した屋根裏部屋も造ることができ多目的に利用することができます。
三井ホームの住宅タイプから見る坪単価
2階建て 約60～90万円
2階建てのソノマは団塊ジュニア世代を中心とする30歳代から40歳代前半の人達が無理なく建てられる住宅として開発された新しいタイプです。
3階建て 約75～100万円
3階建ての「トロワ」は親、子、孫の三世代が一緒に、快適に暮らせる住宅です。
平屋建て 約60万円
平屋建てのモアストーリーはほどよい広さのバリアフリーで、どの部屋も庭とのつながりが楽しめ、階段もなく掃除がしやすく幅広のドアで快適に過ごせる住宅です。
二世帯住宅 約93万円
「ツインファミリートロワ」は二世帯がそれぞれの生活を楽しみながら、十分にコミュケーションが図られるように工夫された住宅です。オプションとしてオール電化と全館空調の採用した住宅です。
三井ホームの施工面積から見る坪単価
30～35坪 約94万円
「ソノマ」はポスト団塊ジュニア世代を中心とする30歳代から40歳代前半で、無理をせず等身大で生活しながら自分の好きなことにはとことんこだわった人を意識したオーダーメイド住宅です。
デザインは木をモチーフに取り入れたデザインの外観や室内インテリアにも木の質感漂うパーケットの床など自然素材を組み合わせています。
また新世代にも受け入れやすいライフスタイルに合わせた広いダイニングやスキップフロアなどがあり楽しくくつろげる住宅です。32坪で二階建て、ロフトが10畳近くあり建築見積もりは3,000万円ほどです。
40～45坪 約83万円
「グリーンズ」のモデルで標準プランにオプションとして全館空調やトイレタンクレス、照明やカーテン、湿気を吸収したり放出したりして湿度を変化させる働きのエコカラット造作や防犯ガラス6か所、1.25坪のユニットバスや1階を無垢床のひき板フローリングに変更、その他のオプションや追加工事を含め45坪で3,700万円。
50坪以上 約73万円
「ツインファミリートロワ」はライフスタイルが違う二世帯で親・子・孫の三世代家族が自分たちのライフスタイルを気兼ねせず、快適に暮らせることを基本にしながら、三世代の暮らしをつなぐ「コネクティング・ルーム」など、住まいの限られた空間を有効に活かしながら共用スペースを上手に活かす建築です。
施工延べ床面積が82.21坪、標準仕様に太陽光発電システム2.98kWと家庭用蓄電システム5.53kWh、ECOシステム/EVコンセントなどのオプションを追加して建築費用約6000万円。
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三井ホームの坪単価の内訳は？
三井ホームの坪単価は標準仕様で完成させても三井ホームとしての商品シリーズがシンプルナチュラルな家やフレンチスタイルの家などたくさんあり、同じ坪数でも選ぶシリーズによって違ってきます。
また坪単価の計算方法は、本体価格を玄関ポーチやベランダなどを除いた1階や2階の床面積を合計した延床面積で割った数値が坪単価になります。
坪単価の内訳に含まれる標準仕様
建築外回り仕様
外壁は継ぎ目のない美しい仕上がりとなる吹き付け塗装のSBフィニッシュ。屋根は高温で焼き上げた陶器瓦。壁の断熱はロックウール90 mmで天井断熱はオリジナルパネル。
窓はアルミクラッド樹脂サッシに太陽の日射熱を50％以上カットし、夏は涼しく冬は暖房熱を外へ逃がさず、紫外線も大幅にカットする高遮熱LOW-E複層ガラス。
建築内部仕様
床は木質フローリングで壁・天井は難燃加工された紙に塩ビを塗布し、熱をかけて発泡させ、色つけした塩ビクロス。
設備機器
システムキッチンはキッチンメーカーの製品に、三井ホーム仕様にアレンジしているオリジナルシステムキッチン。
ユニットバスはバスメーカー製品の一坪サイズのデザインバス。洗面化粧台はメーカー製品をアレンジしたオリジナル洗面化粧。トイレはメーカー製品をアレンジした多機能でハイシルエット便器。
三井ホームの坪単価が上がるオプションは？
坪単価が上がる原因となるのは選んだモデルシリーズに違うモデルの中から部分的に気に入った部分を取り入れたりした場合、標準装備のグレードアップや標準装備に入っていない主照明やカーテン、空調や小屋裏、床下収納などオプションがあります。
標準装備でグレードアップやオプションとして考えられること。
システムキッチン
システムキッチンも指定されているメーカーにグレードがたくさんあり標準品と比較しグレードアップや奥行き・高さ変更することにより金額がアップします。またビルトインしている燃焼器具の変更やビルトイン食器洗浄機の追加、浄水機能を持っている蛇口に変更などがあります。
ユニットバス
標準としている一坪タイプからもっと大きいタイプに変更、また標準よりバスタブが大きく天井が高い、床の仕上げやシャワー機能、マッサージ機能や浴室乾燥機の暖房機能付きなどのグレードアップや機能のオプション追加などがあります。
洗面化粧台
標準サイズから幅の広いサイズやミラーも一面鏡から三面鏡タイプに変更、収納方法の追加や足元温風器の追加などがあります。
小屋裏収納
小屋裏収納としても折りたたみ式階段の幅や、収納スペースの広さや仕上げの方法で価格が違います。
太陽光発電
太陽光発電は高効率タイプや北側屋根搭載タイプなどさまざまなバリエーションがあり、
設置スペースなどによるパネルの枚数などにより違います。
電動シャッター
窓の大きさや、取り付ける数により違います。
その他坪単価が上がる要因
土地の形に合わせ一部変形した部屋や屋根の形の変形などがあります。
本来坪単価に入れるべきでない、外構工事として道路から玄関までのアプローチやガレージ、門扉やフェンスなどのエクステリア工事や植栽工事などを契約金額に含めてしまうことで建築全体の金額が上がる要因となり、結果として坪単価が上がることになってしまいます。
三井ホームの坪単価に地域差はあるの？
輸送コストによる地域差
三井ホームの建築資材を生産する工場が千葉・埼玉・大阪にありトラック数台で、現場の進捗に合わせ数回に分けて出荷されます。
建設現場によっては高速代や場合によっては途中宿泊費用なども含まれコストアップになりますので、工場に近い地域と、遠い地域では輸送コストの違いから坪単価に地域差がでてきます。
施工会社による地域差は少ない
三井ホームは全国に販売施工会社を持っており、代理店制度の住宅と違い代理店ごとに見積もりが変わることなく、施工会社のエリア内における坪単価の地域差はありません。
また現場の大工も三井ホームが採用し、研修や実習を重ね必要な資格を取得させ販売施工会社に配属していますので技術的な地域差も少ないです。
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三井ホームの坪単価は高い？安い？競合3社と比較！
三井ホームと同じように木造住宅で建設する競合ハウスメーカー3社の特徴と坪単価を比較します。
三菱地所ホーム 約70～80万円
三菱地所ホームは、ツーバイフォー住宅を基本に独自に開発した全館強制換気システム「エアロテック」が「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリック2007」の優秀賞を受賞しています。
また、引き渡し後10年ごとに建物診断を実施し、有償メンテナンス工事を行えば最長50年間保証するシステムなどがあります。展示場は首都圏と関西地区にあり営業地域は限定されています。
積水ハウス 約66～75万円
積水ハウスの「シャーウッド」は耐震性に関して高い技術力により施工され、木造住宅でも地震への対策は万全です。
また外壁材は全て防火構造認定を受け、また木造住宅の弱点でもある湿気への対策や温熱環境など工夫された建築で、展示場は北海道から九州まであり全国展開しています。
大和ハウス 約84万円
大和ハウスでは「高耐震・高耐久・省エネ」の3点が揃い、外張り断熱仕様の「ジーヴォ」の1階の窓ガラスは、標準で全て防犯ガラスになっている木造住宅を提供しています。
また建物ごとに邸別構造解析や熱の移動に関してもシミュレーションを行っており、最適な構造や断熱で建物を建てることができます。
以上のハウスメーカー3社と坪単価を比較すると、三井ホームのタイプによりますが大体同程度となります。
三井ホームの契約前見積もりと最終支払額の差は？
三井ホームで注文住宅を建築する際に、金銭的なトラブルをなくすためにも注意しなければならない事があります。
注文住宅の契約前見積もりは、たくさんあるモデルシリーズの中からタイプを決め、希望の大きさや外観標準仕様を基に打合せを何度も重ね、最終プランが決まりそれに基づき見積金額がでます。その見積もり金額から値引き金額などが入り契約前見積金額となります。
しかし、建築工事中に施主側からのグレードの変更とかエアコン工事や外構工事など追加工事がでてくる場合や、施工側の三井ホーム側から当初分からなかった土地に対するアクシデントなどが発生し追加工事代が発生するなどした場合に、その分が金額アップとなり契約前見積もりと最終支払い額の差が出ることになります。
見積書を見るポイント
見積書を見る大事なポイントは、金額だけを見るのではなく打合せしている内容がすべて見積書に入っているか、プランの変更があった時に見積書も変更されているか、設備商品などカタログなどから確認できる商品が打合せした内容の商品に間違いがないか、金額は定価表示か値引きの入った金額かなど、口約束や口頭だけでの確認ではなく、見積書でしっかり内容を確認することが大事なポイントです。
工事請負契約書を見るポイント
建築着工前に工事請負契約書が交わされますが、後でトラブルをなくすためにも着工前の最終確認として工事請負契約書をチェックすることが大事です。
工事請負契約書を見るポイントで大事なことは、工事の見積書と仕様書や図面を比較しながら、カタログだけでなく壁紙やクロスなど見本があるものは見本も提出してもらい確認することです。その中で不明なことがあればすぐ確認し、双方納得してから着工することです。
引き渡し時のポイント
建築が終わって引き渡しの時に天井裏や壁の中は確認できませんが、確認するポイントとして、仕様書や図面と比較しその通りであるかどうかを確認する時、確実に確認しなければならない大事なポイントがあります。
カタログなどでキッチンやユニットバス、洗面化粧台やトイレなど大きいものの確認は比較的簡単にできますが、壁や天井・床・カーテンなどは事前に見本が渡されていれば見本と色や素材を確認することです。
また窓の高さが床から打合せの高さになっているか、コンセントの位置や照明のシーリングの位置などが図面通りか、キッチンの水栓やドアなどの取手が打合せ通りか、またオプションとして追加した小屋裏や床下収納などの確認などが引き渡しの時の大事なチェックポイントになります。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠（HOUSING by suumoより）。
新築を検討中の方に役立つ、あわせて読みたい記事も公開中！
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