「クレヨンしんちゃん」のCMでおなじみの「レオハウス」について見ていきましょう。「レオハウスは2006年創業の比較的新しいハウスメーカーですが、その実績は2016年3月末で20,000棟の引き渡し実績があり、年間平均2,000棟以上を建築していることになります。
2016年・2017年とオリコン「日本顧客満足度ランキング」において2年連続ハウスメーカー「金額の納得感」No1を獲得していることを見ても同社のスローガンである「品質も価格もあきらめない」「安さ」「値ごろ感」は健在のようです。
レオハウスの特徴は?
同社は東証一部上場企業のナックグループの一員で、「ナック」は「ダスキン」事業からスタートし、工務店のコンサル業務を中心に「レオハウス」以外に「ジェイウッド」・「ケイディアイ」のハウスビルダー事業、「クリクラ」等の飲料水の事業など多「角経営の企業グループです。
かつてはローコスト重視の戦略だった
「レオハウス」は当初坪単価25.8万円を売りにセールスをかけていました。この坪単価、ローコスト住宅を検討なさった方なら一度は聞き覚えのある数字かと思います。
そうです「タマホーム」が同じ価格でセールスをかけていますね。実は「タマホーム」は当初「ナック」のコンサルを受けており、「ナック」が九州・四国地区の「タマホーム」のフランチャイズを「タマキューホーム」として営業販売していた関係があるのです。
その後フランチャイズ契約が解約され「レオハウス」として全国展開を始めたので、営業戦略的にはローコスト住宅路線で似ているのかもしれません。
ローコスト住宅からの脱却を狙う?
「レオハウス」は木軸構造とツーバイフォー工法の2種類の商品を持っており、設計と予算に応じて選ぶことが可能となっています。
当初の坪単価25.8万円という安さの秘密は、パッケージ商品化することで資材の大量仕入れを可能にし仕入れ原価を下げる企業努力や、プレカット木材などの導入による現場でのコスト削減などでそれを可能にしてきました。
最近では坪単価を前面に押し出したセールスはかけてはいないようで、環境や省エネルギー対応への関心が高まってきていることも影響があるかと思われます。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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レオハウスの過去3年の坪単価の推移(2015・2016・2017)
年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
坪単価 | 27.8万円 | 43.5万円 | 45万円 |
「レオハウス」からの公式発表ではなく、ユーザー様の口コミから推定しておりますので、ご参考程度に御考え下さい。
レオハウスの坪単価の内訳は?
以前は坪単価について記載がありましたが、最近の見積書には坪単価の記載がないようです。基本的に建物本体工事が該当します。
坪単価25.8万円を売りにしていた当初は、延べ床面積ではなく施工面積で算出されており、坪単価を安く見せる方法としてそのような見積もりを出していたようです。
レオハウスのラインナップから見る坪単価
大人気の家COCO 45万円~
出典:レオハウス CoCo
構造は木造軸組構造を基本にプランによってはツーバイフォーで建てられる商品で同社の主力商品と言っても良いでしょう。
平屋と2階建てに対応し基本は自由設計でありますが、テーマ別セレクトパックも用意されており、より求めている家の実現を簡単に可能にしています。テーマは以下の10種類から選ぶことが可能。
2.家族を守るホームセーフティ
3.趣味を楽しむ
4.ガレージに楽しさをプラス
5.便利&充実の収納をつくる
6.和テイストを取り入れる
7.自然素材にこだわる
8.子どもの5感をはぐくむ
9.ペットと快適に暮らす
10.青空を手に入れる
また、ZHE対応プランも用意されており太陽光発電が標準装備となっています。こちらのプランは、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2016」において優秀賞と優秀企業賞を受賞しています。
耐震性については木造軸組・耐力面材・構造用金物による六面体構造と同社オリジナル制震システム「L-SAV」が耐震性を強化しています。
大人気の家COCO life 41万円~
設計プランをパッケージングすることで、さらにローコストを実現する商品です。平屋と2階建2対応、標準仕様とGプランから仕様を決め、広さと間取りは48種類から選びます。
外装は平屋建て・2階建それぞれに8種類から選択(Gプランも同様)して行き内装は壁紙6種類・床材5種類から選択(Gプランは壁紙6種類・床材10種類)できます。
標準仕様で必要なせつ日は整いますが、さらに9種のオプション選択が可能になっています。
大人気の家COCO W 44万円~
ツーバイフォー構造で内断熱に外断熱をプラスした断熱性の高い商品でHEAT20にも対応している商品です。
ツーバイフォー工法で耐震性耐火性の高さとダブル断熱で光熱費の削減が可能となっています。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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レオハウスの住宅タイプから見る坪単価(2階建て・平屋)
住宅タイプ | 2階建て | 平屋 |
坪単価 | 41万円~ | 46万円~ |
レオハウスの施工面積から見る坪単価(30~50坪)
坪数 | 30~35坪 | 40~45坪 | 50坪以上 |
坪単価 | 41万円~ | 41万円~ | 40万円~ |
レオハウスの契約前見積もりと最終支払額の差は?
レオハウスは2016年に「見積りの正確さ」でオリコン「日本顧客満足度ランキング」1位を獲得しており、その透明さが証明されています。
契約前見積もりと最終支払額の差異が発生するとすれば、契約後の大幅なプラン・設備・オプションなどの変更をした場合、並びに事前調査では判明しなかった土地の改良等の工事が発生した場合以外は考えられないようです。
レオハウスの坪単価が上がるオプションは?
スペシャルパッケージ
フル装備で約50万円~の総工事費の増額が考えられます。
断熱材の変更
吹きつけ断熱材「アイネシン」に変更した場合、坪あたり約18,000円~総工事費の増額が考えられます。
システムキッチン
選択する商品にもよりますが、5万円から20万円程度の総工事費の増額が考えられます。
サニタリー
こちらも選択する商品にもよりますが、5万円から20万円程度の総工事費の増額が考えられます。
太陽光発電
パネル枚数などにもよりますが、1Kwあたり30万円程度の総工事費の増額が考えられます。
屋根材の変更
材質によって異なりますが、坪あたり5,000位から総工事費の増額が考えられます。
レオハウスの坪単価に地域差はあるの?
メーカーの正式な表示はありませんが、寒冷地仕様などによる地域価格差が3万円から5万円程度の差があると考えられます。
レオハウスの坪単価は高い?安い?競合3社と比較!
タマホーム 45万円~
レオハウスは、大体45万円ぐらいの坪単価だと思うべきです。タマホームは元はレオハウスと一緒の業者であったため、以前は坪単価が安かったのですが、現在では50万円前後まで上がっています。
どちらの業者もオール電化に力を入れているという点では一緒ですが、より頑丈な家にするのであれば、若干レオハウスの方がおすすめです。
アイフルホーム 45万円~
アイフルホームも坪単価の安さが売りになっているのですが、レオハウスも同様だと言えるでしょう。
商品の方で比較をしてみると、アイフルホームとレオハウスでは力を入れている点に違いがあることがわかります。レオハウスはオール電化で骨太の丈夫な住宅という点に力を入れているのですが、アイフルホームは家族が生活しやすい環境にすることを重要視しているのです。
クレバリーホーム 45万円~
クレバリーホームの坪単価は、大体45万円から60万円と、他の業者に比べて幅が大きくなっています。坪単価自体は平均的ですが、品質の高さを重要視しているのが特徴です。
商品もいろいろなバリエーションが設けられており、レオハウスと同様にオール電化にも力を入れていますし、主婦の目線に立った間取りを重要視している傾向にあります。商品自体はレオハウスと似ている部分も多いのですが、営業マンの育成にも力を入れているのがクレバリーホームです。
高付加価値商品に各社移行してきていますので、今後は坪単価が上がることが予想されます。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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