出典:はなまるハウス
はなまるハウスは群馬県を中心に栃木、千葉、福岡にも展開する住宅メーカーです。 親会社はやはり群馬県に展開するケイアイスター不動産で、建売りを中心に近年急成長をしています。
はなまるハウスの住宅の最大の特徴は、企画住宅のみを扱い100プラン強の中から選ぶ住宅である点です。
坪数の区分けも数種類に限定し坪数ごとの金額が決まっていて、建物とその値段が非常に明確になっています。
またオプションの選択肢も人気のものに絞ってある上に、金額がサイトでも公表されており、こちらもはっきりとしています。それでは同社の価格の推移や内容を見ていきましょう。
はなまるハウスの過去3年の坪単価の推移(2015・2016・2017)
建物ごとに金額が決まっているので、同社の建物には坪単価という考え方がありません。そこで今回は一番前面に打ち出している「870万円で建てられる家」の建物価格を坪数で割り、その推移を調査しました。
年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
坪単価 | 32.2万円 | 32.2万円 | 32.2万円 |
このモデルは27坪の建坪なのですがここ数年は金額が変わっていません。
他社で坪単価アップの要因となっているZEHも対応しておらず、その割り切りと北関東という比較的人件費の上昇の影響を受けていない地域であることが、価格の平準化を生んでいると思われます。
今後は東京での建築関係の人件費高騰がどこまで影響してくるかが、キーになりそうです。実際には35坪前後のプランが需要が高いと思われますが、こちらも年による変化は無いようです。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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はなまるハウスの坪単価の内訳は?
同社の価格の内訳には含まれないものを挙げておきましょう。
②仮設工事(工事用の電気、水道、トイレ、足場)
③設計料
④外部給排水工事
⑤浄化槽
⑥各種申請料
⑦登記関係
⑧銀行諸費用(ローンを組む場合)
これらが別途必要になりますが、他の多くのメーカーでも坪単価には含まれていない費用です。逆に最近増える傾向にあるコミコミ価格のメーカーは、①?④が価格に含まれているのが特徴です。
またいずれのメーカーも地盤改良費や盛土など、建てる土地によって必要な場合にかかる費用もあります。
どのメーカーを比較するにせよどこまでが含まれるのかを確認し、必要なものを全て合計した総額で検討することが重要です。
はなまるハウスのラインナップから見る坪単価
はなまるハウスには他メーカーのモデルに当たるものはありません。企画住宅オンリーで注文住宅は扱っていないので、この建物なら○○○○万円と決まってるからです。
そこでここでは主な坪数ごとに建物金額から割り出した坪当たりの金額を示しておきます。
坪数 | 坪単価 |
19坪 | 37.5万円 |
24坪 | 36.3万円 |
25坪 | 34万円 |
27坪 | 32.2万円 |
29坪 | 32.1万円 |
32坪 | 31.2万円 |
35坪 | 32.1万円 |
40坪 | 30.1万円 |
40坪 | 30.2万円 |
19坪は夫婦2人向け平屋なので子供のいる家庭向けは24坪からになりますが、この24坪プランも平屋です。
坪単価でみると高めですが、他社の平屋よりは安めなので敷地が許せば子育て世代でも検討してみる価値はありそうです。
平屋は階段やホールが不要な分同じ坪数の2階建てより間取りにゆとりが持てたり、寝室が1階なので老後が楽、子供部屋が同じフロアなのでコミュニケーションが取りやすいなどメリットは多くあり、決してお年寄りだけのものではありません。近年見直される傾向にありますから、提案を受けてみると参考になります。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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はなまるハウスの契約前見積もりと最終支払額の差は?
同社はプランが決まっている上にオプションも選択肢が限られているので、契約前と最終支払い額に大きな差はないようです。
強いて言えば地盤補強費用くらいで確かに100万円前後かかることもあるので高額ですが、これは一部のメーカーを除いて多くのメーカーに共通のことです。企画住宅に絞り、オプションの少ない同社は金額にブレが無いのが最大の特徴と言えます。
はなまるハウスの坪単価が上がるオプションは?
同社の金額を押し上げる比較的高額なオプションは以下の通りです。
プレミアムパッケージ 500,000円(32坪プランの場合)
断熱材やサッシが高性能なものになり、キッチンがグレードアップするなど人気があるオプションをパッケージにしたものです。
住宅のオプションにしては価格が手が伸ばしやすい設定で、内容も関心度の高いものがまとめてあるので、追加する方は多いようです。
外観変更(シンプルモダン)50,000円~200,000円(坪数により変動)
標準の外観がナチュラルな洋風を基本とした4パターンだけですが、オプションで変更できます。ただこちらも自由にという訳ではなく、変更の場合も用意された外観になります。
はなまるハウスの坪単価に地域差はあるの?
展開地域が限られている上に金額自体がサイトで一律公表してあるので、建物自体の地域による価格差は無いようです、
あるとすれば付帯工事や外部給排水工事など本体以外の部分で、資材置き場や駐車場で費用がかかるエリアで若干のプラスがあるかもしれせんが、東京と地方の差ほどは無いでしょうし資金計画に大きく影響するほどではないでしょう。
はなまるハウスの坪単価は高い?安い?競合3社と比較!
タマホーム 坪40万円~
タマホームはローコストメーカーとはどこでも競合をするようになっています。その知名度と安さは競合相手にとっては大きな脅威です。
若干はなまるハウスよりは高めですが、およそ150万前後の価格差で自由設計が手に入ると考えると十分候補になるでしょう。
パパまるハウス 坪32.6万円~
名前も似ている上に880万円でできる家とコンセプトまで被っている桧家グループのローコストメーカーです。
企画住宅がメインであるところも同じですが、桧家でも採用されているアクアフォームや高性能サッシが標準仕様となっていて、住み心地やランニングコストを重視するユーザーにとっては魅力的に映るでしょう。
アイダ設計 坪33万円~
アイダ設計もローコストを前面に掲げているメーカーで、若干はなまるハウスより高めですが注文住宅も考えたい方には候補となるようです。
しかしタマホームほどネームバリューがある訳でもなく、パパまるハウスの断熱性能のような特徴がある家ではないので、コスト重視かプランの自由度かのピンポイントの比較になるでしょう。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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