マイホームを購入しようと考えている人は、果たしてどこに相談に行くのでしょうか?マイホームの建築関係の企業は、工務店であったりハウスメーカーです。
今回は、その中のハウスメーカーについて大手各社の特徴と、ハウスメーカーに依頼をする、メリットやデメリットについて紹介しています。
大手ハウスメーカー10社の坪単価を比較!
ここでは、大手ハウスメーカーとして有名な、10社の各特徴と坪単価を紹介します。
どこも基本的には、プレキャスト(工場生産)工法による効率化で、住宅建材の品質が安定しているのが特徴です。
大手ならではの信用性もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
業者名 | 坪単価 | 特徴 |
三井ホーム | 60~100万円 | シャープなデザインからモダンなデザインまで、幅広いニーズに答えた住宅プランが特長的です。例えば、三井ホームの「シュシュ」では、チャーム、クール、ドレッシー、キュートの4つのパターンのモダンなデザインから好きな物を選べます。 |
へーベルハウス | 70~90万円 | 建物内に柱の無い広々とした空間を確保した住宅が、ヘーベルハウスの「テラクラフト」です。建物の坪数が少なくても空間を有効活用できる設計で、高層ビル向けの耐震設備も兼ね備えています。 |
住友林業 | 72.5~85万円 | 住友林業のMy Forestは、木材を使った温かみのあるデザインが特長。特殊な耐震性の高い設計と、地震エネルギーパネルにより、揺れによる建物の歪みが生じにくい設計なのが安心できます。 |
積水ハウス | 70~100万円 | 創業以来200万戸以上の実績がある、信頼と実績の建築会社です。住まい環境や家族構成、ライフスタイルに合わせてプランを組み合わせることができます。厳しい施工基準を満たす責任施工体制で、安全で快適な住宅を建築している会社です。 |
セキスイハイム | 50~90万円 | セキスイハイムは、住宅をユニット単位で分割して工場生産する工法を開発した、大手ハウスメーカーです。これによりコストの圧縮、品質の安定化が行われ、快適で暮らしやすい住宅の提供を可能にしました。住宅商品のバリエーションも豊富です。 |
大和ハウス | 49.2~101.8万円 | 大和ハウスのジーヴォシグマが人気です。天井を高くして、空間にゆとりを持たせた設計が特長的です。繰り返しの揺れに強い持続型耐震設計と、一年中快適な室内を保つ外張り断熱が人気の秘密となっています。 |
パナソニックホームズ(パナホーム) | 50~100万円 | パナホームからパナソニックホームズに社名を変更。総合マネジメントシステムを導入して、開発から仕入れ、物流施工、アフターサービスまで、統一して品質管理が行われています。ライフスタイルに応じた多彩な設計プランの提案が魅力です。 |
ミサワホーム | 50~90万円 | ミサワホームで注目したいのは、GENIUS GATEという2世帯住宅プランです。家族がさりげなく触れ合える空間を演出した設計が特長となっていて、「つながる空間」がコンセプトになっています。 |
ヤマダ・エスバイエルホーム | 50~65万円 | ミサワホームで注目したいのは、GENIUS GATEという2世帯住宅プランです。家族がさりげなく触れ合える空間を演出した設計が特長となっていて、「つながる空間」がコンセプトになっています。 |
トヨタホーム | 60~90万円 | トヨタホームは、錆や劣化のしにくいカチオン電着塗装を用いた、鉄骨ラーメン構造が特長的です。自動車づくりから編み出された「鉄」に関する技術が、他社より優れています。また、トヨタの60年間長期保証も、マイホーム購入者にとっては安心感のある要素のひとつでしょう。 |
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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大手ハウスメーカーで家を建てるメリット・デメリット
大手のハウスメーカーで家を建てる際の強みと弱みを説明していきます。
基本的には、工務店と比較しての視点となっていますので、工務店と大手のハウスメーカーのどちらに依頼をしようか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
デメリット
住宅のタイプがワンパターンになりがち
施工が規格化されているため、住宅のデザインやタイプがワンパターンになりがちなのが、ハウスメーカーに依頼する時の難点です。
外食のフランチャイズを思い浮かべればわかるかもしれません。
外食のフランチャイズが、どの店に行っても同じ味で同じ盛り付けを提供しているのは、材料の仕入れルートやマニュアルなどが規格化されているからです。
ハウスメーカーにも、これと同じことが言えるので、価格に優位性があり、工期は短くなりますが、他の住宅と似ている家になりやすい傾向にあります。
融通が利かない
ハウスメーカーに注文する住宅は、先ほどの項目にも書きましたが、使われる資材やデザインなどがすべて規格化されたものです。
工務店のようにオーダーメイドで施工計画を立てるわけではないため、どうしても同じハウスメーカー同士の住宅の様子は似てしまいます。
ですから、自分たちだけのオリジナルデザイン住宅が欲しいという人には、ハウスメーカーは適していません。
メリット
施工期間が短い
施工内容が規格化されているため、資材の仕入れルート、デザイン、施工計画、工事までが全て効率化されているため、施工期間が短いのが、ハウスメーカーが建てる住宅の、大きな特徴です。
基本的には自社で全ての建築設備を有しているため、コストも安く抑えられます。
ただしオプションをつけると値段が跳ね上がりますので、その辺りの相談が必要になるでしょう。
耐震性・耐久性に信頼が置ける
国が定める耐震性、耐久性を満たしているということに、信頼が置けます。
一時期、耐震偽装の問題が取りざたされましたが、そういった場合の時にも立て替えの補償が行われましたので、大手ならではの体力の大きさに安心感があります。
企業の財務基盤が強い
大きな企業がハウスメーカーを運営しているため、財務基盤が強く倒産リスクが少ないのに安心感があります。
価格がオーダーメイドより安い
オーダーメイドになると、資材の仕入れからデザインまで、全てその時その時の発注になりますので、価格が高くなる傾向があります。
一方、ハウスメーカーが建てる住宅は、仕入れや施工手順が効率化されていますので、オーダーメイドに比べて価格が安くなるのが普通です。
後悔しない大手ハウスメーカーの選び方
ハウスメーカーに住宅の建築を依頼する前に、以下の点に注意して会社を選ぶようにしましょう。
一生に一度といってもいい高い買い物になりますので、まずは慎重に下調べから行うのが肝心です。
住宅展示会にこまめに足を運ぶ
定期的に開催されている住宅展示会に、こまめに参加することが肝心です。
住宅展示会でそのメーカーの物件を内覧しておくと、大体どのような感じの住宅が出来上がるのかが分かります。
建ててもらおうとしている住宅のコンセプトにもよりますが、施工規格が統一されていますので、展示住宅を見ておけば大体、そのメーカーが立てる住宅のイメージが分かります。
メーカー独自の強みを調べる
ハウスメーカーそれぞれに強みや特性がありますので、それを理解した上でハウスメーカー選びや購入を考えた方がいいでしょう。
例えば、そのハウスメーカーが得意としている独自の工法や、得意とする住宅のタイプなどです。
また、ハウスメーカーの創業年月日も確認しておいた方がいいでしょう。創業年月日から今までの期間が長い会社はやはり、それだけ体力がありお客からの信用もあるということです。
各社で見積りを出してもらう
どのハウスメーカーで建ててもらうのかというのは、各社に相談して見積もりを出してもらうことから始めた方がいいでしょう。
1社の住宅にこだわる必要はありませんので、たくさんの企業にあたってみて、各住宅展示場への内覧や、資料請求を行い、各ハウスメーカーを比較して選んで行った方が間違いがありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どのハウスメーカーも工場化生産を行い品質を安定させていますので、欠陥が少ないのが特長です。
色々な企業の資料を比較して、一番安心できるハウスメーカーを利用するのが、住宅を建てる時に失敗しないコツでしょう。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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