出典：ユニバーサルホーム
ユニバーサルホームはアイフルホームの創業者が、アイフルホームを離れた後に設立した会社です。
ローコスト住宅をフランチャイズ方式で運営する方針はアイフルホームと同じですが、ユニバーサルホームはアイフルホーム以上にシステムを合理化することで、低価格で高性能な住宅を実現しようとしています。そんなユニバーサルホームの坪単価についてみていきましょう。
ユニバーサルホームの特徴、評判は？
床下に空間を作らないことで外気が入り込まず、室内の温度変化が少なくなる「地熱床システム」を採用しています。
床下に空間を作らない事で耐震性も向上しています。もう1つの特徴として「高性能ALC外壁材」を使用している事が上げられます。
これは、原材料に石炭やセメントを使用しているので、火災に強く、断熱性や遮音性に優れた外壁材です。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠（HOUSING by suumoより）。
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ユニバーサルホームの過去3年の坪単価の推移（2014・2015・2016）
| 年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 |
| 坪単価 | 50万円 | 50万円 | 50万円 |
ユニバーサルホームはあまり表に坪単価を公表していませんが、営業万の話や口コミから、坪単価は50万円程度で安定しているようです。
ユニバーサルホームの坪単価の内訳は？
坪単価50万円のうち、建物本体価格の相場は坪30万円です。以下、主な内訳です。
・断熱材費用
・断熱サッシ費用
・外壁塗装費用
・屋根瓦費用
建物本体価格以外の相場は坪20万程度です。以下、主な内訳です。
・建物オプション工事費用
・仮設工事・運搬費用
・建物確認申請費用
・長期優良住宅登録費用
・屋外給排水工事
・地盤改良費
・照明器具工
・カーテン工事
・土地整備工事代
・エクステリア
ユニバーサルホームのラインナップから見る坪単価
ユニバーサルホームのラインナップは以下のようなっています。
木造平屋建『フラットワン』 約40万円～50万円
出典：ユニバーサルホーム
ユニバーサルホームの「地熱床システム」が最大限に生かせる平屋の商品です。
木造平屋建『アルファヴィータ』 45万円～55万円
プラスαをモットーにした商品です。平屋でもスキップフロアにして広がりをもたせるプランが可能です。
リビングを中心に寝室や和室の配置計画を行うプランですので、平屋でも広々と使う事ができます。
木造2階建『1000のひらめき』 45万円～55万円
10通りの外観と、100通りの間取りが用意された商品です。間取りが100通りあるので、あるのであらゆる生活スタイルに対応しています。
木造2階建『Kiduki（きづき）』 45万円～55万円
子育て世代向けに親子でコミュニケーションが取りやすい間取りとなっています。
木造3階建『Tsu・do・i（つどい）』 45万円～60万円
名前にもあるように、家族が自然と集えるプランが用意されています。狭小地で3階建てになってしまうけれども、家族バラバラの階に居る生活スタイルを避けたい方にお勧めです。
柱・針を特殊な金物で接合する「ハイパーフレーム工法」や、地震の揺れを大幅に軽減する「制震装置MGEO-N63を採用しているので、3階建てでも耐震性能が充実しています。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠（HOUSING by suumoより）。
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ユニバーサルホームの坪単価が上がるオプションは？
ユニバーサルホームのオプションは非常に高いです。標準設備は充実しているのでオプションを付けない事がローコスト住宅を販売しているユニバーサルホームで家を建てるメリットとなります。
ただし、ユニバーサルホームの購入者は割とオプションを付ける傾向にあります。「地熱床システム」をどうしても採用したい人が、大手メーカーで注文するより、ユニバーサルホームでオプションを付けて良い家に住みたいと判断しているようです。
ユニバーサルホームは「高性能ALC外壁材」が標準で、それを変えるオプションは非常に高くなります。
以下、主なオプションです。
2階リビング：約30万円
簡易洗面：約30万円
シャッターを通風タイプに変更 約30万円
ユニバーサルホームの坪単価に地域差はあるの？
主要ハウスメーカーの住宅建築費は地域によって下記の通り差があります。ユニバーサルホームは公開されていませんが、おおよそ同じ様な傾向があると推測されます。
全国平均
敷地面積239.3㎡、住宅面積39.0坪、建築費3,186万円、坪単価81.6万円
首都圏
敷地面積173.2㎡、住宅面積38.5㎡、建築費3,460万円、坪単価89.8万円
近畿圏
敷地面積199.6㎡、住宅面積38.8㎡、建築費3,276万円、坪単価84.4万円
東海圏
敷地面積236.1㎡、住宅面積40.1㎡、建築費3,345万円、坪単価83.4万円
その他
敷地面積283.6㎡、住宅面積38.9㎡、建築費2,976万円、坪単価76.5万円
ユニバーサルホームの契約前見積もりと最終支払額の差は？
ユニバーサルホームはフランチャイズで展開しているので、他のフランチャイズで運営しているハウスメーカーと同様に、運営会社や営業マンによって契約前見積もりと最終支払額に差が出るようです。
前述のとおりユニバーサルホームはオプション費用が高いので、如何に追加でオプションを付けないかが、契約前見積もりと最終見積もりの差を大きくしない秘訣になりそうです。
ユニバーサルホームで契約する場合は事前に追加するオプションを決めてから契約前見積もりを出してもらう事をお勧めします。
ユニバーサルホームの坪単価は高い？安い？競合3社と比較！
一条工務店 約65万円
坪45～50万円が中心価格帯のユニバーサルホームからすると一条工務店はかなり高目ですが、前でお話ししたようにユニバーサルはオプションが高いので打ち合せをしていく内に金額がアップして一条も視野に入ってくるようです。
またモダン系の商品のデザインがかなり似ているところも比較される一因かもしれません。
アイフルホーム 約50万円
坪単価が40～55万円と完全に被っているため競合しやすいのでしょう。地熱床暖房やALC外壁などユニバーサルの方が特徴がはっきりしていますが、やはりオプションによって価格がアップしてしまったり、アイフルの値引きによって結構金額差が出てしまったりと最後まで競合に残るようです。
タマホーム 約45万円
タマホームは坪30万円代からとさらに安く、ローコストを検討する方に取っては外せないメーカーと言って良いでしょう。
ただしタマホームは坪単価で聞くと安いが見積りを取ってみると予想より高いというユーザーの声が結構多いので、諸費用の中身やそれを含めた総額をしっかり比較することが大切です。
いかがでしたでしょうか。ユニバーサルホームの「地熱床システム」は非常に優れていて、１年を通じて寒くも熱くもなく過ごせます。
家は何といっても性能を一番に重視する必要があるんで、そういった意味で、ローコストかつ性能の良いユニバーサルホームは非常にコスパが優れていると言えます。是非検討してみてはいかがでしょうか。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠（HOUSING by suumoより）。
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