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目隠しフェンスを後付けする場合、隣家に許可や挨拶は必要?

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目隠しフェンスを取り付ける場合、隣家とトラブルになるケースがよくあります。

法的に問題はあるのか、トラブルの例などを参考にして目隠しフェンスの検討を行いましょう!

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境界線に目隠しフェンスの後付けはトラブルになりやすい?

家と家の敷地には必ず境界ラインというものがあります。

自分の敷地がどこまでなのかを明確にするもので、杭や目印が地面に打っていなくても、登記している図面を見ればその位置はわかります。

家を建てるときは敷地の測量を行い建築確認とともに提出しなければ、建築の許可はおりません。

しかし、昔から家がある場所というのは境界が曖昧だったり、うやむやにされているケースも少なくありません。

また法的に問題はなくても隣家の生活に支障をきたすようなエクステリア工事はトラブルに発展しがちです。

ケース1:境界線上に目隠しフェンスを許可なく取り付けた

境界線上にはたいていブロックで塀をたてていることがあります。隣家との境目にブロックがある場合、それは共用ブロックであるケースが多く、所有権は両方の家にあります。

境界上のブロックに一方が費用を出し、勝手に目隠しフェンスを取りつけてしまい、もう一方は無断で工事をしたことで怒るというトラブルです。

共用ブロックの場合、権利はどちらにも存在しますので、双方の話し合いのもと工事をしなければなりません。

費用を出したからと言って無断で行ってしまうと裁判にもなり兼ねませんので注意が必要です。費用を折半して話し合って取り付けることが重要です。

ケース2:話し合って取り付けた共用ブロック上の目隠しフェンスが間仕切り用ではなかった

共用ブロックにフェンスをつけることは隣家の承諾を得ているのですが、通常のフェンスには表裏があり、表が自分の方に来るように取り付けたため、隣家からはフェンスの裏側になってしまい見栄えが悪くなったとトラブルに発展してしまうのです。

境界線上にフェンスを付ける場合は共用用、間仕切り用の両方が表仕上げになっている製品を選ばなければどちらかが裏面をみることになります。

境界線にフェンスをするということはそれほど慎重に検討にしなければならないことなのです。

ケース3:隣家の許可を得てもなお、トラブルになった

フェンスの高さや長さを口頭で説明し承諾を得たが、実物ができあがると想像以上の圧迫感、閉塞感で怒りだしてしまうというケースがあります。

建築上なんの問題がなくても実際フェンスが立ってしまって初めて日当たりが悪くなったり、風の通りが悪くなった、高すぎる、うっとおしいなどのクレームをつけられることがあります。

許可を得る際はどのくらいの高さになって、どの程度日あたりが変わるのかなど細かく説明をしておくことで、後々のトラブルを避けることができます。

それほど目隠しフェンスは隣家の心情を左右することもありうるので出来る限りの準備をしておきましょう。

隣家との境界に目隠しフェンス設置は問題ない?

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建築法では建物は境界から50㎝以上離して建設しなければならないという規定がありますが、目隠しフェンスは建物に当たりませんので境界に立てることは、法律上問題はありません。

境界ラインでもフェンスを自分の敷地内に立てるのであれば、隣家に許可を得る必要もないのですが、日あたりの問題、防犯、通風などの影響が考えられる場合はきっちりとどのような仕様のフェンスを立てるのか事前に説明をし、話し合っておくことが賢明です。

フェンスの高さは地域にもよりますが、2m以下のものであれば大抵問題のない範囲です。

隣の窓や庭からの目線の遮断のための目隠しであれば2m以上も高くする必要はありませんので、十分な範囲だと考えられます。

目隠しフェンスの高さ選びはどれぐらいがベスト?おすすめは2m?
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トラブルを防ぐために・・・工事前に挨拶を!

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外構の工事というのは土やコンクリートの埃や大きなトラックや重機の騒音や振動など、工事中に近所に与える影響は少なからずあります。

そして目隠しフェンスというのは立てる側は何も思ってなくても、立てられた側は心情的にマイナスになるケースが多いのが実情です。

トラブルなく円満にお互い気持ちよく居られるように、事前に報告と挨拶をしておきましょう。

丁寧な業者は業者サイドからも近隣挨拶をしてくれます。そのような場合は同行して挨拶に行き、工事の内容説明と迷惑をかける旨を承諾してもらうことが大切です。

建築中にトラブルになり、工事を中断するようなことになれば近所関係にも亀裂が生じます。それぞれが安全で快適に住まえるよう気配り、心配りが大切なのです。

まとめ

目隠しフェンスは自分の家の中や庭を除かれたくなくて設置することがありますが、隣が住居であったり、平屋建ての場合はお隣の生活にも影響を及ぼすことがあります。

自分さえよければ良いではなく、ご互い様精神でいることが大切なのではないでしょうか。

そして事前に顔を合わせて話し合うことで、後々のトラブルを未然に防ぐことができることを知っておきましょう。

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