ここでは、パナソニックホームズが企画するIoT住宅「カサートアーバン」の特徴や坪単価についての情報を紹介しています。
都市部でも開放的な間取り設計が可能な構造の住宅に、パナソニックホームズ独自のOSシステム「HomeX」を導入したIOT住宅になっています。
大手電機メーカーだからこそできる、ハイテク設備と高品質の住宅が融合したプランです。
パナソニックホームズから都市型IoT住宅「カサートアーバン」が登場！
ここでは、パナソニックホームズのカサートアーバンについて詳しく説明したいと思います。
カサートアーバンは、敷地の狭い都心部でもゆとりを持った間取りを確保できるよう建物自体の耐震強度が高くし、間仕切り壁を減らして間取りをゆったりと設計した住宅になっています。
そこにIOT設備を導入することで、最先端の設備を搭載したロボティクス住宅が誕生しました。
カサートアーバンとは？
パナソニックホームズ独自のプラットフォーム「HomeX」を搭載したIoT住宅です。
各部屋に設置されたディスプレイを通じて、住宅設備や家電のコントロール、家族間のコミュニケーション、音楽の視聴や映像を楽しめるパナソニック独自のコンテンツが、高品質の都市型住宅に盛り込まれています。
IoT住宅で何ができる？
IoT住宅とは、住宅にパソコンのようなOSを導入し、ネットを通じて各設備を端末と繋げた最先端の住宅です。
スマホや音声認識デバイスによって、設備の機能をコントロールすることができます。
これにより、例えば、音楽が聴きたくなったら「●●の曲かけて」と一言いうだけで、自動でプレイヤーが作動し、心地よい空間を演出してくれます。
また、省エネ設備と連携を行い、消費エネルギーと創造エネルギーを調節し、ゼロエネルギーになるよう住宅に装備したOSが、最適化してしてくれる機能も導入することができます。
創エネルギー設備で光熱費ゼロ住宅に
太陽光発電設備などの創エネルギーと省エネ最新設備の組み合わせで差し引きゼロ消費エネルギーを実現します。
エネルギー消費量と創ったエネルギーの量は、HomeXのディスプレイで確認することができます。
ZEHの補助金制度も利用できる対象住宅ですので、設備費用を抑えて建てることが可能です。
ZEH補助金とは？
省エネ創エネ性能に優れたZEH住宅には、国からの補助金を受給することができます。
2018年度のZEH住宅の補助金支給金額は、70万円になっており、ZEH低炭素住宅になるとそれに20万円が追加されて、90万円が支給されることになります。
こちらの補助金は、ハウスメーカーに相談することで、申請書などの作成をサポートしてくれる場合もありますので、問い合わせてみるといいでしょう。
空間演出を設定して自動化ができる
パナソニックホームズの IoT 住宅は、空間演出をあらかじめ設定しておくことで、シーンに応じた演出を自動化することができます。
例えば、朝起きる時間が来たらカーテンが開き、目覚めの音楽が掛かる。コーヒーを沸かしてすぐに飲めるようにセッティングされる。
映画が見たくなったら照明が消えてスクリーンが降りてくる。見たい映画や動画を音声認識でセッティングできる。
このように、自分が「そうして欲しい」空間に設定しておけば、自動で各設備が作動するようになります。
カサートアーバンの価格や坪単価はいくら？
カサートアーバンの延床面積と建物参考価格から坪単価を計算してみます。
北海道と一部地域を除く全国で販売されたこの企画の住宅は、参考価格が4000万円で、延べ床面積が約152平方メートル。（※延べ床面積とは、建物の床面積の合計のこと）
この場合の参考の坪単価は1平方メートルあたりで約26万円となっています。
一坪は3.3平方メートルですので、大体坪単価は79万円～80万円が相場となっています。
一般的なローコスト注文住宅に比べると、坪単価は高くなっていますが、IOTの各設備込みの値段ですので致し方ないでしょう。
坪単価の計算方法
これから住宅を建てようと考えている人は、坪単価の計算方法について知っておいた方がいいです。
坪単価とは、床面積1坪に対して、建物の価格がいくらなのかを算出したものになります。
メーカーによって坪単価の出し方が違いますが、自分で計算が出来ると、ある程度の目安相場を把握できるようになります
計算式は、
「建物の本体価格÷延べ床面積＝坪単価」
こちらで算出することができます。ちなみに延床面積とは、建物の床面積を足したものです。
坪単価は、メーカーによっては、付属している設備が違いますので、判断する時には、プランの内容と坪単価をセットで、各プランを比較することが肝心です。
カサートアーバンとカサートプレミアムの違い
基本的なIOT機能をベースとして、全館空調のエアロハスシステムや、エアイーXという空気清浄機能などを装備したカサートアーバンのアップグレードプランが、カサートプレミアムです。
ちなみにカサートプレミアムの坪単価は、約98万円とのこと。当然オーソドックスなプランと比べると、機能性が高い分坪単価も高く設定されます。
カサートシリーズの評判はこちら↓
機能性が高い分坪単価は少し高め
カサートアーバンは、一般的な住宅プランと比較すると、坪単価が高めになっています。
一般的な注文住宅は、建物とキッチンやバス、トイレなどの住宅設備の値段なのに対して、カサートアーバンは、IOT設備、省エネ設備、全館空調設備などの、本来オプションで付けると高額になる設備をセットにしているからです。
通常の住宅にオプションでこれだけの設備を組み込むと、かなり見積りが高くなるかと思います。
それと比べればカサートアーバン（プレミアム）は、コミコミ価格で安価に設定されたプランではないでしょうか？
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠（HOUSING by suumoより）。
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カサートアーバンの住宅性能は？
ここでは、パナソニックホームズ「カサートアーバン」の住宅性能についてまとめました。
IOTの機能だけではなく、パナソニックホームズ独自の建物構造や空調システムにも定評があります。
特に耐震性能には高い評価があり、鉄骨軸組み構造という注文住宅では珍しい強度のある建築工法を用いています。
ハイグレードグレードプランの、カサートプレミアムに付属した全館空調システム「エアロハス」は特に評判が高い設備です。
アタックフレームを搭載した強い耐震性
最先端のIoT住宅設備だけではく、カサートアーバンは、建物そのものの性能や間取りにも高い評価があります。
例えば、過去日本が経験した大地震の数倍の揺れにも耐えられるアタックフレーム構造は、パナソニック独自の構法です。
また、間取りについては、生活動線の無駄をなくしてスムーズに移動ができるよう設計が施されるため、家事の負担を減らして余裕をもって毎日を過ごすことができます。
エアイーXを採用した最適な空気環境
PM2.5や花粉、ほこりなどの汚れた空気を「HEPAフィルター」と呼ばれる高性能除去で浄化して、綺麗な空気を室内に循環させるシステムで、花粉症や健康予防対策におすすめの機能となっています。
また、空気洗浄だけではなくペットやたばこ、食事の生活臭を脱臭する「エアイーX」の効果も評判が高い機能の一つです。
（※こちらはカサートプレミアムにアップグレードした場合の機能です。）
一年中快適な空間をコントロールする「エアロハス」
エアロハスは、住宅室内温度をムラなく一定に保つことが出来る、全館空調システムです。
エアコンの効きにくい吹き抜け天井、お風呂やトイレなどを設定した温度に満遍なく保ちます。
冬場に、急激に気温が低くなるお風呂場でのヒートショック現象の予防や、真夏の暑いトイレでの熱中症の心配がありません。
ご高齢の家族と同居される場合でも、安心して住める住宅空間の維持を、このエアロハスで実現できます。
（※こちらはカサートプレミアムにアップグレードした場合の機能です。）
エアロハスの評判はこちら↓
調湿性能が優れた壁材
パナソニックホームズの住宅は、調湿効果の高い珪藻土を調合した壁材を下地や仕上げに使っています。
天然の壁材は、湿度の吸収と放出を自然にコントロールしてくれますので、カビやダニの発生を防いでくれるのが特徴です。
アレルギーに気を付けたい子供がいる家庭にも、優しい住宅になっています。
大容量の収納スペースを適所に設置できる
室内のスペースを有効活用して十分な量の収納ができる、余裕を確保した設計が可能です。
衣服や家財、靴の収納に使用するスペースは、家の中を整頓するためには欠かせない空間となるため、必ず十分な余裕を確保したいところです。
注文住宅なので、基本的には収納スペースについても設計の相談をすることになるのですが、間仕切り壁を少なくして建物内部の空間を広くとれるプランなので、設計次第で収納スペースも十分確保することができます。
建物は制震鉄骨軸組み構造
注文住宅は本来施工がしやすい木造軸組み構造が主流ですが、パナソニックホームズのカサートアーバンは鉄骨を使った軸組み構造で住宅を建てます。
鉄骨を使うことで木造よりも強度が上がり、高層ビルに採用している高耐力制震フレームを設置することで、地震にとても強い作りになっています。
あと、柱と梁で骨組みを組立てる軸組み工法では、間仕切り壁を極力減らして広い空間で間取りを設計することができます。
まとめ
今回は、パナソニックホームズの「カサートアーバン」および「カサートプレミアム」の紹介でした。
定期的にアップデートが行われるIOT住宅のシステムは、常に新しいものとして追加された機能を楽しむことができます。
IOT自体はまだまだ発展の途中なので、今後どのようなサービスが追加されていくのかが非常に楽しみで気になるところです。
この先、マイホームの購入を考えている人は、IOT住宅についても検討してみるといいでしょう。
IoT住宅のハウスメーカーやシステムをまとめました↓
