出典:アイ工務店
アイ工務店は、大阪中央区に本社を構えるハウスメーカーです。
まだ新しい会社ですが、ハウスメーカーの中では3年連続売り上げ成長率第1位の企業となるなど急成長を遂げている会社です。
そんなアイ工務店の評判や坪単価についてみていきましょう。
アイ工務店の評判は?
出典:アイ工務店
自由設計
アイ工務店では一部の商品を除いて自由設計が可能となっています。基本的には尺モジュールとメーターモジュールが採用されていますが、1ミリ単位の細かい設計も可能です。
設計事務所には敷地形状に合わせて1ミリ単位で設計を依頼することができますが、ハウスメーカーでも細かい設計が依頼できることはアイ工務店の強みと言えます。
また、スキップフロアやハーフ収納、半地下収納など、デッドスペースを有効に活用する手法を積極的に提案して貰える点が特徴として挙げられます。
高い住宅性能
アイ工務店の商品は長期優良住宅が取得できたり住宅性能表示制度で最高評価を得れたりできる程の高い性能が魅力です。
特に耐震性能は非常に高く、地震が起こっても被害は少ないと考えられます。住宅性能表示制度に表れない性能においても「セントラル換気システム」を採用することで空調ロスを防ぐ工夫さされているなど、随所に工夫が凝らされた家づくりが魅力です。
営業担当の知識
アイ工務店の急成長の裏には、他のハウスメーカーから優秀な人材をヘッドハンティングすることで質の高い営業を可能にしている点が挙げられます。
住宅に非常に詳しく、ローンについても相談できる営業マンばかりですから安心して依頼することができます。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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アイ工務店の過去3年の坪単価の推移(2015・2016・2017)
年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 |
坪単価 | 55万円 | 55万円 | 55万円 |
アイ工務店は坪単価を公表していませんが、営業マンの話や口コミから、坪単価は55万円程度と想定されます。
アイ工務店は幅広い価格帯のラインナップを揃えていますが、主力商品の『Ees』が非常に人気で坪単価も安定していることから、会社全体の坪単価もそれに寄り添う形で安定して推移しているようです。
アイ工務店のラインナップから見る坪単価
アイ工務店のラインナップは以下のようなっています。
木造2階建『Ees』 約50~60万円
出典:アイ工務店 事例集
アイ工務店の看板商品です。次世代住宅基準「長期優良住宅」が標準対応していると共に「住宅性能表示制度」においても7項目で最高等級相当の品質を確保した高い住宅性能が特徴の商品です。
自由設計ですから自分のライフスタイルに合わせた住宅の計画が可能です。アイ工務店の特徴であるロフトやスキップフロア、吹き抜けにも対応しています。
木造2階建『Wis』 約55~70万円
出典:アイ工務店 Wis
『Ees』と同じく、長期優良住宅に標準対応し、住宅性能評価7項目で最高等級に相当する性能を確保しています。
塗り壁や無垢材、タイル等を使用することで『Ees』に比べてオリジナリティーが表現しやすくなった商品です。
スタイルの違いで「Wis Natural」「Wis Classical modern」の2つのラインナップが用意されています。
木造3階建『AILITH』 約50~60万円
都市部の限られた敷地を最大限活用できるように配慮された3階建ての商品です。構造にはハイブリッド工法を使用することで3階建てでも安心して暮らすことができます。
木造2階建『Praie』 約40~50万円
プランや仕様を統一することで最大限にコストを抑えた商品です。基本となる8プランと、素地や機能に拘った4プランが用意されています。
木造2階建『HILLUS』 約55~70万円
出典:アイ工務店 HILLUS
アイ工務店の最上級モデルです。高級住宅街に漂う気品溢れる雰囲気に対応することを目指した商品です。周囲に溶け込みながらも、オリジナリティーが出せる特徴があります。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
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アイ工務店の坪単価の内訳は?
アイ工務店は、坪単価55万円のうち建物本体価格の相場は坪40万円です。以下、主な内訳です。
・断熱材費用
・断熱サッシ費用
・外壁塗装費用
・屋根瓦費用
建物本体価格以外の相場は坪15万程度です。以下、主な内訳です。
・建物オプション工事費用
・仮設工事・運搬費用
・建物確認申請費用
・長期優良住宅登録費用
・屋外給排水工事
・地盤改良費
・照明器具工
・カーテン工事
・土地整備工事代
・エクステリア
アイ工務店の坪単価が上がるオプションは?
アイ工務店は標準設備が非常に充実しています。水廻り設備は複数のメーカーから選択することができるので追加でオプション料金を払う人は少ないようです。
2階にトイレを計画する場合に30万円程の費用が発生するので注意が必要ですが、オプションを使っても坪単価が1、2万円程度上がるだけで十分満足いく住宅が計画できると言えます。値下げが5%を目安に行われるので、オプション追加分と相殺消去できそうです。
アイ工務店の標準仕様やオプションなどは以下の記事にまとめました。
アイ工務店の坪単価に地域差はあるの?
主要ハウスメーカーの住宅建築費は地域によって下記の通り差があります。アイ工務店は公開されていませんが、おおよそ同じ様な傾向があると推測されます。
全国平均
敷地面積239.3㎡、住宅面積39.0坪、建築費3,186万円、坪単価81.6万円
首都圏
敷地面積173.2㎡、住宅面積38.5㎡、建築費3,460万円、坪単価89.8万円
近畿圏
敷地面積199.6㎡、住宅面積38.8㎡、建築費3,276万円、坪単価84.4万円
東海圏
敷地面積236.1㎡、住宅面積40.1㎡、建築費3,345万円、坪単価83.4万円
その他
敷地面積283.6㎡、住宅面積38.9㎡、建築費2,976万円、坪単価76.5万円
アイ工務店の契約前見積もりと最終支払額の差は?
前述のとおりアイ工務店は標準設備が充実しているので追加で費用が発生する事が少ない傾向にあります。その為、契約前見積もりと最終支払額の差もほとんど出ないようです。
営業マンも他のハウスメーカーからヘッドハンティングされた優秀な人が揃っているので金額面では安心して依頼することができます。
アイ工務店の坪単価は高い?安い?競合3社と比較!
ミサワホーム 約75万円
ミサワホームはアイ工務店の『HILLUS』(坪単価約55万円~70万円)よりも少し高い坪単価となっています。
28年連続でグットデザイン賞を受賞したデザイン性の高さと余剰空間をうまく活用した「蔵」についてアイ工務店と共通点のある企業と言えます。
ミサワホーム等の大手ハウスメーカーに比べて20~30%低い価格で同じ仕様の家を建てる事ができるアイ工務店は非常に魅力的ですが、新しい会社という点でアフターサービスや安心感といった観点ではやはりミサワホームに軍配が上がりそうです。
一条工務店 約65万円
アイ工務店はCMなど大規模な広告を行わない分、経費を削減して安価に住宅を提供することを可能にしていますが、一条工務店も同じような方針で営業を行っています。
耐震性や断熱性は一条工務店の方が優れていると言えますが、その他の住宅性能はアイ工務店と同程度と言うことができます。
デザインについては、アイ工務店の方が洗練された印象で、若い人には取っつきやすいと言えます。一方で一条工務店は重厚感のあるデザインが特徴ですからデザインの違いも両者を比較する上で重要なポイントとなりそうです。
タマホーム 約45万円
タマホームはアイ工務店と同じく「適正価格」をモットーにしています。タマホームの坪単価は45万円が相場ですから、アイ工務店の『Praie』(坪単価40万円~50万円)を検討されている方にとっては比較対象の企業となりそうです。
タマホームでは大手ハウスメーカーに比べて営業マン一人当たりの担当物件を多くすることで坪単価を安く保っていますが、CMを大規模に行う分、住宅の費用に跳ね返ってきている側面があります。
アイ工務店は大規模な営業を行っていないので、より住宅そのものにお金が掛けられるという事情があるので同じ仕様の家ですとアイ工務店の方がコストパフォーマンスが優れていると言えそうです。
まとめ
アイ工務店はまだ新しい会社ですが、その弱点を補いお釣りが出るほどの高い住宅性能が魅力の会社です。
全国的にまだ知名度が低いですが、これから有名になるにつれて坪単価も上がってくるでしょうから今が買い時のハウスメーカーと言うことができます。
約7割が10社以上の住宅カタログを請求し比較、検討してるのがその証拠(HOUSING by suumoより)。
新築を検討中の方に役立つ、あわせて読みたい記事も公開中!
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