積水ハウスと一条工務店の5項目を比較!どっちが良い?

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出典:一条工務店|建築実例「バリのリゾートのような平屋。9.8kW太陽光搭載。」

ハウスメーカーと聞いたら、まず思い浮かぶ名前は何でしょうか。CMで有名なタマホーム、キャッチコピーがわかりやすい富士住建、外観が特徴的なヘーベルハウスなど、色々な名前が挙げられるかと思います。

しかし、なんといっても全国の累計建築棟数がナンバーワンである積水ハウスの名が挙がらないはずはありません。

知名度抜群、みんなに選ばれるハウスメーカーということです。それに対して、同じく累計建築棟数ナンバー2はどこかというと、一条工務店というハウスメーカーです。

それだけ選ばれているにも関わらず、広告を一切打たないため、業界に詳しくない方には全く無名の一条工務店。積水ハウスとは対象的です。

では、なぜその2社が選ばれるのでしょうか。ここからは、積水ハウスと一条工務、異なる魅力を持つ2社を比較しながら、人気の秘密を探っていきたいと思います。

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積水ハウスと一条工務店の特徴

積水ハウス

積水ハウス

出典:積水ハウス

通常、ハウスメーカーは木造なら木造、鉄骨造なら鉄骨造、いずれかの造りに絞った商品を展開しています。

しかし、積水ハウスは軽量鉄骨造、重量鉄骨造、木造と、幅広いラインナップを取り揃えており、そこが一つの大きな特徴と言えるでしょう。

また、その内のいずれも主力商品となりうるハイスペックな商品が目白押しです。逆に言うと甲乙つけがたく、迷ってしまうのは難点と言えるでしょうか。今回は一条工務店との比較ということで、同じ木造の商品「シャーウッド」に焦点を当てて取り上げていくこととしましょう。

一条工務店

一条工務店

出典:一条工務店

一条工務店は、累計建築棟数2位という実績がありながら、一般的な知名度は低いため、知る人ぞ知るハウスメーカーと言えます。

しかし、住宅展示場を訪れて一目惚れしてしまう人が絶えないのは、その性能の高さとコストパフォーマンスの良さが大きな理由でしょう。

一条工務店のセールスポイントである、高気密高断熱、一種換気、全館床暖房、超ZEHなどを兼ね備えたハイスペックな住宅は、見る者の心をとらえてやみません。

積水ハウスと一条工務店の5項目を比較してみた!

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①工法

積水ハウスのシャーウッドは、シャーウッド工法と呼ばれる独自工法で造られています。通常、木造住宅の工法は木造軸組工法、ラーメン工法、2×4、ユニット工法などのうち、いずれかに分類されますが、そのどれとも違います。

シャーウッド工法は、木造軸組工法の利点を生かした独自工法であり、木造住宅で唯一、型式認定と呼ばれる住宅を作る際の最も厳しい認定を取得している工法でもあります。

木造軸組み工法の間取り自由度を活かしつつ、ラーメン工法の強さを取り入れて大開口を実現できるため、幅広いニーズに応えることができる優れた工法と言えます。

一条工務店の工法は、商品により異なります。ここでは、主力商品であるiシリーズの工法、2×6工法について触れていきましょう。一般的に、2×6工法は軸組工法よりも断熱性が優れていると言われます。

しかし北米で生まれた工法のため、日本の風土には適さないのではという声もあります。ポイントはその建築方法にあり、床→柱→二階の床→柱→天井の順に家が作られていきます。

北米では雨が少ないため問題になりませんが、この方法によると、雨の多い日本では屋根がかかるまでの間に床などが雨ざらしになってしまうリスクが避けられません。

しかし、一条工務店の2×6工法は、その最大の難点である上棟(屋根がかかる)までの期間を3日に短縮し、雨ざらしになるリスクを最小限に減らしています。2×6工法では、通常、上棟まで1?2ヶ月はかかりますから、これは驚異のスピードです。

②坪単価

シャーウッドのおおよその坪単価は、約80万円~90万円ほどです。近年の傾向として、木造の資材が上昇しており、従来であれば、同じ積水ハウスの中でもシャーウッドより鉄骨のほうが高いとされてきましたが、逆転傾向にあります。

積水ハウスは標準仕様という概念がなく、設備や内装のグレードを上げていくとそれに応じてどんどん金額が積み上がってしまいます。

しかしその分、建具やフローリングなどのグレードが選べたり、キッチンやお風呂などの設備は多種多様なメーカー、仕様から選ぶことが出来ます。価格に納得さえすれば、注文住宅ならではのこだわりを存分に叶えてくれるでしょう。

一条工務店の坪単価は、約55万円~70万円ほどです。icube、ismart、の順に値段が高くなります。また、各シリーズ商品名の後にはⅠ、Ⅱとタイプ名が付いていますが、これは何かというと、断熱材のグレードの差です。

Ⅰに使用される断熱材はEPS、Ⅱに使用される断熱材はウレタンフォームとなります。構造等は全く変わりませんが、ⅠよりⅡのほうが、より断熱性能には優れているため、金額は50万円?60万円ほどの差があります。

少しでも価格を抑えたいのであれば、ⅠとⅡそれぞれで見積もりを出してもらうと良いでしょう。標準仕様のグレードが高く、オプション料金をあまりかけずしても、好みの仕上がりにすることが可能です。

ただ、一条条工務店ではあらゆる設備や資材を全て自社生産しているため、キッチンなどに強いこだわりがある場合は、やや物足りないかもしれません。他社製の設備も頼めば入れてもらえますが、標準仕様の中では選べなくなりますので、その分割高になります。

③耐震性能

数ある木造住宅の中でも、シャーウッドの耐震性はピカイチです。特筆すべきは、柱と梁などの構造体を繋ぐ、構造金物にあります。

木造住宅らしからぬ特大の構造金物を用いて接合するその手法は、メタルジョイント接合システムと呼ばれています。鉄骨住宅も手がける積水ハウスならではの特大の構造金物は、ノコギリの刃を二枚合わせたような形をしており、上から見るとコの字のような形をしています。

日曜大工で使用するような、L 字型の金物にネジを入れるのと理屈は同じかもしれませんが、もはや次元が違います。

また、基礎ダイレクトジョイントにより、基礎と柱が直接、繋がれます。通常は基礎の上に土台を回し、その上に柱を立てます。

基礎と柱を直に繋ぐということは、在来工法では考えられないやり方です。それを実現できるのは、綿密な基礎設計と寸分の狂いも無い施工技術のなせる技と言えます。

一条工務店は、軸組工法、2×6工法ともに、ツインモノコック構造を採用しています。従来の木造住宅における、柱と筋交いで支えるのでは無く、柱と壁で支える為、より強度が増すのです。また、構造体を大量に使用することで高い強度が保たれています。オプションで免震住宅にも対応しており、高い評価を得ています。

④断熱、気密性

シャーウッドの断熱材は、グラスウールです。グラスウールをめいっぱいに充填することで、高い断熱性を保っています。

断熱も含めた住宅の性能は、三段階から選択できます。その基準は、一番低いものでも住宅性能表示等級4仕様です。これは品格法に定める最高等級にあたりますので、折り紙つきといえるでしょう。

一条工務店が断熱材として採用しているのは、高性能ウレタンフォームです。シャーウッドも含め、木造メーカーが一般的に使用する断熱材は、グラスウールです。

ウレタンフォームはグラスウールより割高ですが、その性能は業界随一です。 外内ダブル断熱を採用しているため、外気をシャットアウトし、内の空気を逃がさないような構造になっています。

⑤メンテナンス

シャーウッドでは、独自技術を用いた「ベルバーン」という外壁材を選ぶことが出来ます。この外壁は陶製で、30年間メンテナンスフリーと言われています。

陶製ならではの重厚感、質感は、一般的なサイディングとは一線を画し、品格を感じさせる佇まいを与えます。積水ハウスはアフターメンテナンスが充実しており、フローリングの反り、床鳴りなどは無償メンテナンスの範囲です。

築20年目に有償メンテナンスを受けることで、保証が継続されまるため、30年のスパンでメンテナンス費用を考えると、バルコニーの防水、防蟻処理などで200万円以下におさえられるといいます。

外壁に関しては、一条工務店のハイドロテクトタイルもメンテナンスフリーです。TOTOの光触媒技術により、紫外線で汚れが分解されますので汚れ知らずと言えます。メンテナンスに掛かる費用は、おおよそ10年で100万円程度と言われています。

積水ハウスと一条工務店、どっちが良いの?

シャーウッド

出典:積水ハウス|シャーウッド

知名度、耐震性、メンテナンスなど、選ばれるだけのことはあると誰もが納得する、積水ハウス。他を圧倒する高性能住宅を優れたコストパフォーマンスにより叶えてくれる、一条工務店。

どちらが良いか、どのハウスメーカーを選ぶかはその人次第になると思いますが、やはり選ばれるだけのことはあると言えます。大手という安心感、間取りの自由度、大開口などを実現させたいのであれば積水ハウスを選ぶと良いでしょう。

間取りに合わせて、外観のイメージも理想通りのものを作り上げてくれますので、間取りも外観も欲張りたいという方には最適です。

高気密高断熱、第一種機械換気、全館床暖房、超 ZEH などの 高性能住宅を限られたコストの中で手に入れたいとお考えならば、一条工務店を選ぶのがいいでしょう。

一条工務店のコストパフォーマンスの良さは、ほとんどの設備を自社生産しているところにあります。

そのため、キッチンやお風呂も全て一条工務店という制約はありますが、標準仕様の中でもかなりのハイグレードな設備、仕様となっており、オプションなしでも十分に満足のいく仕上がりになること請け合いです。

iシリーズに限った話で言うと、窓の付け方、2色まで選べるハイドロテクトタイルのカラーバリエーションを駆使すれば、好みの外観に近づけていくことは可能です。優れた性能により、冬の寒さとは無縁になること間違いなしです。

注文住宅は夢の結晶です。家族みんなの叶えたい夢を思い描き、どのメーカーが一番理想に近いのか、慎重に検討した上で選択なさることをお勧めします。

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