フロアコーティングを業者に依頼したいけれど、料金はどれくらいかかるのか不安になりますよね。
フロアコーティングを業者に依頼するとかかる料金の相場と特徴など、フロアコーティングを検討する際に知っておくと便利なポイントをご紹介します。
フロアコーティングの料金は?
各コーティングにかかる料金相場と簡単な特徴もあわせて書いてください。
アクリルコーティング 3万円~
フロアコーティングの中では、1番お安い費用で施工が可能です。10畳程度で、3万円くらいで施工ができます。
安い理由は、耐久性が低いことです。2年くらいしか持たないので、頻繁な塗り替えが必要となります。
2年ごとに綺麗な塗膜にできるという考えで、アクリルコーティングを採用するお宅もあります。
ウレタンコーティング 7万円~
ウレタンコーティングは、アクリルコーティングの次に耐久性がないフロアコーティングです。
5年程度しか持たなく、10畳間で7~10万円くらいで施工が可能です摩耗や傷に強いのですが、薬品に対して耐力がありません。
ガラスコーティング 10万円~
10畳間当たり10~15万円と、割と高めなフロアコーティングです。費用が高い理由は、20年の耐用年数の長さです。
ガラスという無機質な材料を使っているので、劣化しにくく耐久性に富んでいます。床材の劣化を防ぐことができるので、紫外線などによる床材の色あせを防ぐことができます。
シリコンコーティング 15万円
10畳間で、15万円くらいで施工ができます。10~20年の耐用年数なので、コスパが高いフロアコーティングといえます。
マットな仕上がりとなり、落ち着いた床を演出してくれます。水や油に強いので、液体をこぼしても床材に余計な影響を与えず済みます。
UVコーティング 20万円~
性能が高いフロアコーティングであり、10畳間で20万円以上かかります。耐用年数が大変長く、20~30年持たせることができます。
ネーミング通りUV効果を発揮するので、床材の紫外線による劣化を防ぐ効果があります。紫外線の影響で固まるので、施工性に富んでいるフロアコーティングといえます。
フロアコーティング業者の工賃の相場はどれぐらい?
フロアコーティングの見積もりの単価は、材料費+人件費です。人件費の割合は、どれくらいあるのでしょうか。
相場費用の5~7割が人件費
フロアコーティングの人件費の割合は、50~70%程度です。割合の幅があるのは、業者により人件費の掛け方に幅があるからです。人件費が少ない方がお得と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
フロアコーティングは、ムラなく均一に所定の厚みに塗布していくことが大事となります。そのため、ある程度の手間がかかって当たり前です。
少ない人件費を主張する業者は、きちんと手間をかけないで施工する可能性があり、精度が乏しいフロアコーティングになってしまうことがあります。そのため、人件費はある程度取っている業者の方が安心できると捉えるべきです。
複数社の見積もり差は人件費
相見積もりを取って金額に差がある場合は、人件費の違いと思うと良いでしょう。
同じ材料で見積もりをしているなら、材料の費用はほぼ同じです。もし、その金額の差が気になる場合は、なぜ差があるのかを質問してみると良いですよ。
フロアコーティングの業者選びは何が重要なの?
フロアコーティングの業者を選ぶ際は、何が重要なのでしょうか?フロアコーティングの業者選びは、金額ばかりを重視してしまう人もいると思います。
しかし、フロアコーティングを適切に完成させるためには、施工する業者の腕が最重視となります。そのため、知識と経験に富んだ業者を選ぶようにしましょう。
口コミをチェック!
口コミなどの評判を調べ、実績もチェックしましょう。評判が良く実績が富んでいる業者であれば、安心してお任せできます。
また、質問をした際に瞬時に答えが出る業者は、フロアコーティングの知識に富んでいる業者といえます。そのため、少しでも疑問に思ったことは積極的に質問してみると良いですよ。
業者の知識を掴むことができるので、お任せできる業者なのかの判断ができます。フロアコーティングは誰でも知っている工事ではないので、詳しく知らずに営業をしている業者も少なくないようです。質問に瞬時に答えることができない業者は、絶対にいい仕事をしません。
見積もり内容の明確さ
さらに、見積書の明確さは、フロアコーティングの知識と共に、業者に対する安心も受けることができます。
業者によっては一式で見積もりを作ってくる場合もあるようですが、フロアコーティングの見積もりを一式で作ることは普通ではありえません。
ある程度の広さがある場合は、施工㎡数を出して単価をかけて見積もりをすることが鉄則です。しかし、中には全てひっくるめて一式で見積もりを作る業者もおり、そのような業者は知識を持たず見積もりをしている可能性があります。
見積もりを見るだけでその会社がわかるほど、見積書の書き方というのは非常に重要となります。一式など詳しく記載していない見積もりを提出するような業者は、絶対に信用して工事を依頼してはいけません。