フロアコーティングとワックスって似ているけれど、どんな風に違うのでしょうか?フロアコーティングとワックスの違いって、わかりそうでわかりにくいですよね。
この2つは、似ているようで全く違う床のメンテナンス方法です。フロアコーティングとワックスにはどのような違いがあるのか、様々な面から比較してみました。
フロアコーティングとワックスの5つの違い
フロアコーティングとワックスは、どのような違いがあるのでしょうか?
床はどっちが綺麗?
ワックスとフロアコーティングのどちらが綺麗に見えるかは、好みによります。しかし、高級感が出るといえば、フロアコーティングの方が綺麗といえるでしょう。
ワックスは、フロア表面の艶出しとなります。そのため、フロアの自然な光沢を発揮して、見栄えの綺麗な床となります。
床の表面に薄い皮膜ができるので、目に目無いような床の凹凸を平らに見せてくれ、床を均一に綺麗に見せてくれます。
フロアコーティングは、フロアの上に1枚の膜でコーティングをするので、床表面に濡れたような美しい艶を出してくれます。
磨きたての床の雰囲気を出してくれ、清潔感溢れる床を演出してくれます。小さな傷もフロアコーティングで隠れるので、年月経った床も綺麗に見せてくれます。
お手入れが楽なのは?
お手入れが楽なのは、フロアコーティングです。ワックスは、定期的に塗らなければいけません。
フロアコーティングの場合、床に1枚硬い膜を作ったような感じになり、1度フロアコーティングをすればお掃除以外のメンテナンスは必要ありません。
しつこい汚れの油汚れも、フロアコーティングをしていればサッと拭くだけでOKです。床を汚してしまうことへのストレスが、なくなりますよ。
汚れ、傷に強いのは?
あらゆる汚れや傷に強いは、フロアコーティングです。ワックスは、傷に対して耐性はほぼ無いに等しいです。
フロアコーティングは、鋭利な物を当てても問題ありません。被膜がピッタリ床表面に密着しているので、水分も薬品も浸透しません。
滑りにくいのは?
ワックスは、ツルツルして滑ってしまうタイプのものもあります。フロアコーティングは表面がツルッと仕上がるので滑るような感じにも見えますが、グリップ性や滑りにくさが非常に高いのが特徴です。
特に、シリコンやUVコーティングのフロアコーティングは、靴下を履いていても素足でも歩きやすく、転倒しにくい床にすることができます。小さいお子さんや高齢者がいるお宅は、フロアコーティングはとても適しているといえます。
費用の差は?
費用は、ワックスの方が安いです。数百円から数千円程度で塗ることができますが、数か月で効力が無くなってしまいます。
フロアコーティングは、10畳程度で10万円ほどかかりますが、短い耐久年数で10年、長いものは20年以上も持ちます。
初期費用はワックスの方が断然安いですが、耐用年数を考えるとフロアコーティングは高くないといえます。
ワックスよりフロアコーティングがおすすめ!
いかがでしたでしょうか。ワックスとフロアコーティングを、様々なポイントで比較してみました。
様々なポイントが、フロアコーティングの方が優れていることがわかりますよね。ワックスにもメリットはありますが、フロアコーティングを比べると気休め程度にしかなりません。
床をしっかり守って大事に安全に使っていきたいなら、断然フロアコーティングの方がオススメとなります。