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激安でもダメ?リゾートマンションを買わないほうがいいワケ…

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バブル当時は数千万円で売られていたリゾートマンション。近年ではこれらのリゾートマンションが激安で売り出されています。

5000万円のマンションが、1/10の500万円で売られていたら、皆さんならどうするでしょうか?

今回は、そんな激安リゾートマンションについての秘密を紹介したいと思います。

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あるあるリゾートマンションの激安物件…

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リゾートマンションの価格を見てみると、びっくりするのではないでしょうか?

東京で5000万円以上するような物件と比較してみると、この条件でこの価格というのは少し信じられない内容です。

次で紹介するリゾートマンションは、80平米以上の物件が300万円~1000万円という破格の値段で売られている物件です。

当然部屋も広く、収納、大浴場、プールなどがついてこのこの価格というのはすごいと感じます。

箱根 1000万円の物件

箱根にある自然の木々に囲まれた、84メートル平米の2LDK物件です。ペットの多頭飼育も可能な物件となっています。

部屋も相当な広さがあるので、インテリアで彩って過ごしやすい空間を作ることができます。

静岡 290万円の物件

24時間入浴できる温泉大浴場が付いた2LDKのマンションです。

専有面積45.5メートル平米で、間取りはダイニングキッチン、6帖和室、4.8帖の洋室の3室となっていて、押し入れなどの収納も完備されています。

徒歩10分のところにスーパーがあるので、便利な立地になるマンションです。

新潟 300万円の物件

2LDKで、16帖の広々としたリビングダイニングキッチンが特徴のマンションです。専有面積は55.70平米で洋室4.7帖と6帖の2部屋があります。

徒歩23分のところに大型ショッピングセンターもあり、利便性の高い立地です。

湯河原 480万円の物件

専有面積80.90メートル平米の2LDKリゾートマンションです。

温泉地の湯河原にあるこの物件は、バルコニーからの眺めも良く、温泉大浴場も完備されています。

部屋の間取りは、16.1帖のLDKと和室6帖、洋室8.7帖と部屋も広いのが特徴で、高速インターネット通信にも対応しています。

静岡県城ケ崎 430万円の物件

専有面積46メートル平米の1LDKのリゾートマンションです。

リビングダイニング15.4帖、和室6帖でプールやサウナ付き大浴場などの共有施設が完備されています。

海までの距離が近く、ハイキングコースもある立地です。

リゾートマンションはなぜ激安なの?

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驚くほど安い価格で売りに出されているリゾートマンションなのですが、なぜ、そのようなたたき売りが行われているのでしょうか?

次の内容を読んでもらうと、その理由が分かるかと思われます。

ブームが終わったから

リゾートマンションが建てられている環境というのは、一般的なマンションとは違って避暑地が多いです。

そのため、景観はいいが、利便性になんがある立地の物件が多いため、ブームが去ると物件の相場というものがどんどん値下がりしてしまいます。

そのため、バブル期に勢いにより数千万で購入された物件が、投げ売りされて数百万にまで下落してしまっていると考えられます。

維持管理費が高いから

リゾートマンションの維持管理費や固定資産税の負担が高いため、その負担を減らすべく価格を下げて売りに出されているケースが多いです。

中には積立金の支払いを滞納している物件もあるため、購入した場合その滞納分を負担しなくてはならなくなる恐れがあります。

そういうことから、買い手が見つからず、どんどん価格が下落していく現状にあるようです。

売りたくても売れない

買い手が見つからない物件を、所有することほど怖いものはありません。

不動産は、車と同じく所有するだけでお金が掛る「金食い虫」の存在でもあります。

もし負担が重くなり、売りたいと思っても、買い手が現れないと、延々に税金や費用を払い続けなくてはならなくなるわけです。

そのため、リゾートマンションを買うのに不安感を持つ人が世の中に多くなったっため、価格がそれに比例して下落をしたのではないかと考えられます。

激安でもリゾートマンションを買わないほうがいい理由

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リゾートマンションを今後購入しようと考えている人は、本当に大丈夫でしょうか?

基本的には、突っ走って買わない方がいいと言ういくつかの理由がありますので、以下でその理由をいくつか紹介したいと思います。

【理由1】共益費・維持管理費が高い

リゾートマンションの物件価格は安いのですが、取得することによって生じる共益費や維持管理費が高い場合があります。

例えば、居住者が共有で使えるプールや大浴場などの施設があった場合、それらの施設を維持するためにお金がかかるため、居住者同士が負担を分け合って維持費を支払います。

通常のマンションと違って、そういう大規模な設備があると当然のことながら支払わなければならない費用も増しますので、毎月の負担が増えるということを覚えておかなければなりません。

【理由2】修繕費が多く掛かる

空室期間が長い物件だと、その分建物の傷みが激しくなるため、修繕費が余計に掛かります。

特に海に近い景観地にあるリゾートマンションでは、潮風によって建物が傷みやすくなりますので、注意が必要です。

【理由3】売りたい時に売れない

値段が格安の物件のうち、将来的に値上がりが期待できない物件は、売りたい時に売れなくなる恐れがあります。

そうなると、固定費をずっと払い続けなくてはならなくなるため、将来的なコスト不安を考えると、リゾートマンションの購入は、ご自身の経済状況を加味して本当によく考える必要があるでしょう。

【理由4】固定資産税の課税

リゾートマンションを保有すると、固定資産税が掛かってきます。

固定資産税は毎年1月1日の時点で、保有している不動産に対して課税されるものです。

個人でリゾートマンションを所有する場合だと、節税する方法はないため、税負担が多くなるリスクがあります。

これが法人でリゾートマンションを所有した場合だと、社員が利用する福利厚生の施設としてマンションの取得費や維持費を必要経費に回すことができますし、毎年かかる固定資産税も経費として計上することができます。

個人でリゾートマンションを所有した場合は、そういう節税メリットがないのがデメリットでしょう。

ですから個人で買うのは税負担の面において、不利益が生じると認識しておいた方がいいです。

Airbnbを利用すればリゾートマンションが儲かる…かも?

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リゾートマンションを民泊施設として解放すれば、利益を出すことができるかもしれません。

リゾートマンションを民泊として利用するのに最適なサービス、Airbnb(エアビーアンドビー)というのをご存知でしょうか?

Airbnbは、民泊施設と民泊で宿泊先を探している人を仲介するサービスのことです。

海外発の仲介サービスであり、 手軽に自分の部屋を走らせることから、世界中から注目されています。

Airbnbは、部屋を丸々レンタルするのと、ルームシェアのように、オーナーが住みながら共有で一部の部屋をレンタルするサービスがあります。

このサービスを利用した場合は、利用者から支払われた料金から仲介業者に手数料を支払い、その差額を利益として受け取ることができます。

こういうサービスを利用することで、 リゾートマンションの維持費や固定資産税の費用を捻出することができます。

さらに効率よく利用者を回転させることができれば、ビジネスとしても儲けが期待できるでしょう。

まとめ

リゾートマンション今後を買おうとしている人は、物件の安さだけに目をとらわれずに、かかる費用を計算して今後支払っていけるかどうかを十分に考えないといけません。

ただ、日本への外国人観光客は年々増えているため、自分がマンションを利用しない時は、民泊サービスを利用して、外国人観光客に使ってもらえれば、維持費を賄うどころか利益も倒せるかもしれません。

リゾートマンションの物件価格が安い今だからこそ、もしかするとここに儲けるチャンスが巡っているかもしれませんので、まずはリゾートマンションについてよく調べて検討してみましょう。

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