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二世帯住宅の坪単価はどれぐらい?費用相場は?

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二世帯住宅には様々なメリットがあるのはご存知でしょうか。

親御さんのそばにいられるのでお互いに安心ですし、にぎやかで明るい家庭になりますよね。

また子供の面倒を見てもらえたり家事を分担できたり、親御さんが現役世代なら生活費にゆとりも生まれたりと、現実的な利点があるのも事実です。

一方で二世帯住宅は金額が高いという話しを聞いた事があるかもしれません。せっかく家を建ててもローンで生活が苦しくなっては意味がありませんよね。

そこで今回は、独自に調べた二世帯住宅のハウスメーカー10社の坪単価一覧を公開したいと思います。

こちらを参考に価格をチェックして頂ければ、しっかりと予算内に収まるメーカーを簡単に見つける事ができます。

またその後には、二世帯住宅の追加金額の相場や、安く建てるテクニック、そして後悔しない二世帯住宅を建てる秘訣などをお伝えしていますので、ぜひ最後まで目を通してみて下さい。

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ハウスメーカー10社の二世帯住宅の坪単価を比較!

業者名 商品 坪単価 特徴
積水ハウス BIENA 70~100万円 風通しがよいリビングと、たっぷりと日差しを取り込むことができるのが特徴です。3階建てや4階建てに対応しており、2世帯住宅として利用することが多くなっています。
ダイワハウス skye(スカイエ) 101.8万円~ 3階建てが一般的ですが、4階建てや5階建ての住宅にも対応しています。2世帯住宅として用いることも可能です。地震エネルギーを熱エネルギーに変える装置が導入されています。
住友林業 イキキ 80万円~ 二世帯住宅でありながら、しっかりとお互いのプライベートな空間を確保できる作りになっています。防音対策もばっちり行われている住宅です。
パナホーム ビューノ3E/S 70~100万円 高い耐震性と自由設計が魅力の住宅です。天井を高くすることも可能ですし、太陽光発電を取り付けるのにも向いている住宅だと言えるでしょう。
ヘーベルハウス キュービック 80万円~ 狭い土地であっても自由度が高くなっており、自分で設計をしたいという人に向いています。木材をたくさん用いており、快適に生活できる平屋です。
住友林業 GRAND LIFE 80万円~ へーベルハウスで二世帯住宅に対応している一般的な商品がキュービックです。他にも新大地という商品が二世帯住宅に対応しています。
アイフルホーム ハッピーハーモニー 40~55万円 ある程度狭いスペースでも建設が可能なので、都心での二世帯住宅にも対応できます。立地条件に合わせていろいろな設計ができるのも魅力です。
ヤマダ・エスバイエルホーム 多世帯住宅 55万円~ 2世帯住宅向けだけではなく、3世帯住宅として使用することも可能です。完全同居と個別同居に分けることもできるので、自由度が高いと言えるでしょう。
セキスイハイム スマートパワーステーション 65~85万円 換気システムの導入により、空気清浄がとてもよい住宅になっています。太陽光発電の導入にも適している商品だと言えるでしょう。
クレバリーホーム LX-series 45万円~60万円 木造で3階建てというのはそれほど多くありませんが、耐震強度も高くて安心できる住宅になっています。階数ごとに住み分けるような生活も可能です。
つくるくん
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二世帯住宅の費用相場は?高い?安い?

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通常の家を建てる場合の1割から2、3割アップするぐらいとされています。通常の家が3000万円だとしたら、一部共用で3300万円、完全分離で3600~3900万円、といったイメージです。

二世帯住宅は若世帯用のキッチンやお風呂も作ればそのコストがかかりますし、面積も増えるのでどうしても高額になります。

しかし逆に若世帯用の水周りを造らない二世帯住宅もありますから、その場合はグッと安くすみます。

ではそういった二世帯ならではの追加金額はどれくらいかかるのでしょうか?

金額の相場とポイントを解説していますのでぜひ見て頂き、自分たちにどれが必要かじっくり考えてみて下さい。

主な追加費用は?

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(以下の金額は設備の金額と、その分増える建物面積の合計金額になっています)

キッチン 150~200万円

グレードによって結構な幅がありますので、共働きで夜食と週末くらいしか使わない場合はお手頃なグレードを選ぶのも手です。

親の年齢を考えると10年前後で下の階のキッチンへ移るかも、というご家族も高級ではなくて良いかもしれません。

キッチンは値段に応じて使い勝手が良くなるので、逆に毎日使うから良い物を付けたいという考えでも良いでしょう。

お風呂 100~150万円

こちらもグレードによって金額の幅がありますが、キッチンと違いほとんどデザインで金額が上がるので、手頃なものを選んでもそれほど使い勝手は変わりません。

お風呂が1カ所なら確かに安くすなりますが、家族が多いと最後に入る人は深夜になることもあるので注意が必要です。

洗面所+洗濯機置き場 50~100万円

洗面所はお風呂への脱衣場も兼ねるので意外とスペースを取ります。

特にお子さんが女の子の場合は洗面台の収納を充実した方が良いのですが、少し高くなりがちです。

また洗濯機置き場を兼ねるかも、広さ=金額に繋がるのでしっかり考えておきましょう。

トイレ 15~30万円

トイレ自体はそれほど高くはないのですが、そのスペースも必要なので意外に金額はかかります。

また玄関が別の二世帯の場合は、朝のトイレ渋滞を防ぐために若世帯側のトイレを2つにしても良いでしょう。

玄関とホールとシューズボックス 100~200万円

玄関を別にするとそれだけ建物を広く造らなければいけないので、皆さんが予想されているよりはずっと金額がアップします。

(本当は廊下も増えるのでもっと金額がアップするのですが・・・)

しかも若世帯がお子さんが小さかったり趣味のものがあると、玄関内の収納も造りたくなるので金額も増えがちです。

逆に玄関は共用で広めに造りシューズボックスを大きくするだけなら、およそ50万円以内で済むでしょうから予算としっかり相談しましょう。

ただプライバシーを確保するには最も有効な手段ですし、お友達を呼びやすいという奥様もいます。

また仕事などで遅く帰っても気兼ねが少なくて済むなど精神的なメリットが多いですね。しかし一方で親世帯には根強く拒否反応を持つ方もいるので慎重にお話ししましょう。

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同居か分離か…メリット、デメリット

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ここで水周りや玄関をどう造るかの、二世帯住宅の建築スタイルごとのメリット、デメリットを整理してみましょう。

1.水周り共用の同居型

玄関はもちろんキッチンやお風呂など、ほぼ全てを1階のみで共用するスタイルです。

メリット

建築費が抑えられる
コンパクトな二世帯住宅なので水道代、電気代などが安い
固定資産税も安くなる
家事が分担できる
よりコミュニケーションが取れる
共働きなら子供を親に任せやすい

デメリット

精神的に気疲れする
プライバシーが確保しにくい

2.玄関も別の完全分離型

玄関も水周りもそれぞれの世帯別に造るスタイルです。

メリット

プライバシーが保たれる
精神的な負担が少ない
食事を自分たちの好みで作れる
生活の時間帯が遅くても気兼ねがない
奥様の友達などを呼びやすい

デメリット

家事はそれぞれでこなす事になる
建築費が高くなる
コミュニケーションが取りにくい

3.玄関共用で水周り分離型

ここまでの2つのスタイルのいいとこ取りが、玄関だけ一緒で水周りは別というスタイルです。

精神的な気軽さは完全分離型に一歩譲りますが、その他のメリットは同居型とほぼ同じですし、玄関分の建築費アップを抑えることができます。

プライバシーの問題は玄関からすぐに階段へ上がれるようにするなど、プラン次第で意外と確保できます。

また親世帯とのコミュニケーションが取りやすいのも大きなメリットです。

現実的には全く顔を合わせないのも子供のことや地域のことなど意外と不便ですし、体調が悪い時などは行き来がしやすい方が便利です。

一昔前は同居型、少し前の好景気時代は完全分離型でしたが、近頃は合理的でコストも抑えられる玄関共用で水周り分離型が増えているようです。

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二世帯住宅を安く建てるポイントは?

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若世帯の設備をどう考えるか

金額のところでも触れましたが、若世帯の水周りをグレードの高いものにするか、セカンドと考え手頃なグレードにするかで大きく変わります。

共働きで使う頻度が少なかったり親が既に高齢の場合は、割り切って考えるのもコストダウンには有効です。

2階に若夫婦のセカンドリビングをしっかり取ったら、水周りは1階だけで十分だったというケースもあります。

また玄関を共用にすることでもコストダウンできますが、その場合はプライバシーの確保も大切です。

例えば靴を買うのが好きな奥様であれば、シューズボックスを別にしたりシューズクロークを造るなど、きめ細やかなプラン上の配慮が必要になります。

1階と2階のボリュームに配慮する

プランニングをしてみるとわかりますが2階が若世帯の場合、子供部屋や収納が必要なのでどうしても面積が必要です。

すると親世帯の1階を2階の大きさに合わせるために不必要に大きくなり、結果的に無駄に広い高額な二世帯住宅になってしまいます。

そこで若世帯のウォークインクローゼットなどをなるべく1階に振り分け、2階をなるべくコンパクトにするとトータルでも無駄のない間取りになります。

将来的には若世帯の夫婦も下へ降りてくることになるので、その時の為にも有効な方法です。

また子供部屋は勉強と着替えと寝る為のスペースと割り切り、コンパクトにするのも同様の効果があります。

そうすることでお子さんが部屋に籠りがちにならないというメリットも生まれます。

後悔しない二世帯住宅を建てるには?

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二世帯住宅で後悔しないようにするにはプランに尽きると言って良いでしょう。

このプランで失敗をしてしまうと、お互いにストレスを溜めて取り返しのつかないトラブルになるかもしれません。

単に若世帯のキッチンやお風呂を付ければそれで良いものではなく、違う世帯が一緒に住む訳ですからプランで出来るだけの配慮をしなければならないのです。

例えば親世帯の方が寝るのが早いので、2Fのリビングや子供部屋の下に親の寝室は避けたり、帰宅が遅い方は玄関と離れたところへ親の寝室を配置するなど、お互いに気持ちよく住む為のプラン上での配慮はいくらでもあります。

こういったプランのノウハウをどれだけ多く持っているかが、二世帯住宅で後悔しないための重要なカギになってきます。

そのためには各社から提案プランをなるべく多く集めることが大切です。

候補の住宅メーカーがどれくらい二世帯住宅のノウハウを持っているかがわかりますし、さらには各社のいいとこ取りもできますから一石二鳥です。

しかし気になる住宅メーカー全てに希望を伝えてプラン作成を依頼するのは、実際には大変な労力と時間が必要になります。

そこでオススメなのが「タウンライフ家づくり」というサイトです。

ここは全国約600社の住宅メーカーの見積りと間取りプランを一括でネット申込が出来るようになっている便利なサイトです。

予算や間取りの希望なども伝えられるようになっているので、時間のない人はこういったサイトを上手に使って効率よく検討材料を集めましょう。

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二世帯は早めのスタートがカギ

いずれにせよ二世帯住宅は価値観の違う別世帯が一緒に住むわけですから、思い描く住宅も違ってきます。

そこをスムーズにまとめていくには早めに準備を進めることです。

分離型の二世帯を考えていたのに、親世帯に知り合いの大工で同居型で先に話しを進められてしまった、などは非常に良くある後悔のパターンです。

この点でも希望のスタイルの二世帯住宅で参考プランをたくさん集めておけば「今はこういう時代らしいですよ」とさりげなくリードできます。

後悔しない二世帯住宅を建てるためにぜひ早めにスタートを切りましょう。

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