フロアコーティングは、床暖房の床でも施工は可能なのでしょうか?
フロアコーティングは素晴らしいですが、熱に弱いようではあらゆる弊害が起きてしまいますよね。
ここでは
- フロアコーティングしたけど床暖房は使えるのか
- 耐熱温度の高いフロアコーティングの種類は?
- こたつやストーブは問題ないのか
など、フロアコーティングの床暖房などの熱への影響を、まとめてみました。
フロアコーティングしたけど床暖房は使える?
床暖房を使用するのであれば、耐熱効果の高いフロアコーティングを塗布することで問題なく使うことができますよ。床暖房のフローリングの温度は25~30度程度です。
この温度よりも高い耐熱効果があるフロアコーティングであれば、問題なく使えるということになります。
しかし、多少の耐熱温度の高さでは不安ですので、万が一のために耐熱温度が高いフロアコーティングを施すことをオススメします。
フロアコーティングの種類と耐熱性
フロアコーティングの種類は主に次の4つになります。
- ウレタンコーティング
- シリコンコーティング
- ガラスコーティング
- UVコーティング
です。
それぞれの特徴や費用などは「フロアコーティングの種類」にまとめてますのでご覧ください。
耐熱温度を表にまとめました。
種類 | 耐熱温度 |
ウレタンコーティング | 70度 |
シリコンコーティング | 400度 |
ガラスコーティング | 1200度 |
UVコーティング | 200度 |
200度以上ある場合は、基本的にどこの部屋でも施工可能と考えられます。200度未満の場合は、キッチンには不向きといえます。
ガラスコーティングが熱に強い
床暖房に1番安心なフロアコーティングは、ガラスコーティングです。ガラスコーティングの耐熱温度は1200度で、フロアコーティングの中では最高の耐熱温度です。
そのため、床暖房の温度を高くして使っても、全く影響はありません。熱に非常に強く日常的な熱に対しては全く問題がないので、オススメのフロアコーティングですよ。
こたつ、ストーブはどうなの?
こたつは、カーペットやマットを敷いて使用する場合が大半なので、床暖房の用に直接床に熱を伝えることはありません。
そのため、フロアコーティングへの影響は気にすることはありません。どのタイプのフロアコーティングでも、問題なく使うことができます。
しかしストーブは温度の影響を床に与えやすいので、ストーブの近くの床は温度が高くなってしまう傾向があります。
耐熱性が低いウレタンコーティングは避け、UVコーティングやガラスコーティングなどの耐熱性が高いフロアコーティングがオススメです。
熱に弱いフロアコーティングは避けるが吉
床への熱の影響が心配な場合は、熱に弱いフロアコーティングは避けるようにしましょう。1番安心なのは、耐熱性が1番のガラスコーティングです。
1200度まで耐えることができるので、熱に対しては全く心配はありません。
床暖房で発生してしまうフロアの収縮を防ぐ効果もあるほど、熱に対しては優れた効果を発揮してくれます。熱に対して心配であれば、ガラスコーティングの採用で解決できますよ。