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新築キッチンによくある8つの失敗例と後悔しない3つの対策!

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家づくりの中で、キッチンは住んでみてから不満が出やすい場所です。もっとよく考えればよかった!という声もよくきかれます。

反対に、モデルルームやカタログのキッチンを見て「こんな素敵でおしゃれなキッチンにしたい!!」と思ってこだわって作ったのに、後悔するパターンも。

見栄えや憧れでキッチン周りを考えると、とても使い勝手が悪く、ストレスフルなキッチンになってしまうこともあるようです。

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新築のキッチンによくある8つの失敗例!

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収納編

もっとも不満が出やすいのが、収納問題。

・壁面全面スライド収納で、憧れの見えないキッチン収納にしたけど、何もかもいちいち扉を開け閉めしなくては使えないのが大変!

・開放感のあるオープンカウンターキッチンにしたかったので、吊り戸棚を無くしたけど、収納が足りない!

・少しでも収納力アップ!と思ってつけた床下収納だけど、普段物を取り出すには面倒くさくて使わなくなった。

照明

・電球色のダウンライト、部屋は落ち着いた雰囲気だけど、食材の色が見えにくい、焼けたかどうかもわかりにくかった!

・素敵に見えたペンダントライト。簡単に拭けない高さなのに、油やほこりの汚れが思ったよりも付きやすくて、掃除が大変だった!

パントリー

・憧れて作ったウォークインのパントリーだけど、大容量すぎて、在庫の把握ができず、賞味期限切れの物であふれる。

・2階のキッチンの奥に作ったパントリーだけど、1階から水など重い荷物を運んで入れるには遠すぎた。結局1階の納戸がパントリーに代わりに…。

・ゴミ置き場も兼ねているので、匂いがこもる。窓か換気扇をつければよかった!

広さ

・夫と2人で並んで料理するのに憧れて、広めの作業台と広々キッチンにしたけど、普段は1人で料理するし、広くて無駄な行動が増えた。

・キッチンを広くするより、リビングダイニングを少しでも広くすべきだった。

反対に、狭くて不満も…。

・カップボードとキッチンの間は85cmもあれば十分と言われたけど、すれ違うには狭かった。

配置と間取り

・冷蔵庫はリビングから目立たないようにキッチンの奥に配置したけど、冷蔵庫まで地味に遠くて、取りにいくのが面倒くさかった。特に料理していると、毎回すれ違うのが大変。

・インターホン、給湯器のスイッチの位置、調理中に出やすいようにキッチン側につけたけど、リビングからは反対に遠くて不便…。

・コンロそばに設けた窓。光が入っていいんだけど、カーテンがとにかく汚れやすい!ブラインドにしたいんだけど、オープンキッチンだからリビングダイニングのカーテンと変えると見栄えが悪い

シンクの高さ

・何も考えずに一般的な高さで注文したけど、使ってみたら若干低い感じ。毎回皿を洗う時に、ほんの少しかがまなくてはいけなくて、疲れる。

・モデルルームでかかとのある靴を履いて選んだ時はちょうど良かったのに、実際に使ってみたら高すぎちゃった!

・部屋になじむようにと選んだホワイトカラーのキッチン。白ならなんでも良いだろうと思って安いランクの素材にしたら、日焼けで黄ばんできた。

・掃除が楽かと思って選んだ鏡面仕上げの扉なのに、手の油や油汚れが目立ちやすく、こまめな掃除が必要だった。

・ショールームでサンプルを見たときはステキ!!と思って選んだ色なのに、キッチン全体になったらイメージが違う!

・落ち着く色が気に入ったのに、いざ住んでみたら落ち着きすぎて部屋全体が暗い色に。

ゴミ箱

最近は、カップボードに収まる3連のゴミ箱タイプが多くなっています。

普段使わない時は、カップボードに隠せるので、キッチン周りがスッキリ見えます。

そんな便利そうなゴミ箱ですが、意外と不満の種に…。

・いざ使うとなると、引き出してゴミ箱のフタを開けて…とほんのひと手間がとても煩わしい!そして、3個がくっついているので、引き出すととても邪魔!1つずつ引き出せると良かった!

・こまめに捨てられない地域なのに、ゴミ箱の容量が小さすぎて、溢れる。

反対に、大きすぎるゴミ箱も不満の原因に。

・ゴミ箱自体がかさばる。

・ついついゴミをため込んでしまい、キッチンに嫌な臭いがこもる。もっと小さければ小まめに捨てるのに。

ゴミ箱の位置と大きさはとても難しい問題なのです。

失敗談から学ぶ!新築キッチンに失敗しない対策

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収納

シンク下の収納に、シンク上の吊り戸棚、カウンターキッチンの下、カップボードなど収納。まずは、収納の容量が足りているかどうか確認が必要です。さらに、どこで使うものかよく考えて収納を確保することがとても重要です。

まずは、カップボード。使いたいキッチン家電(炊飯器、レンジ、フードプロセッサー、ポットなど)をリストアップし、どの高さで使いたいかも考えましょう。
蒸気が出る家電は、蒸気の抜け道や、その対応も考えて。

オープンキッチンの場合は特に、鍋を出しっぱなしにしておくと台無しになるので、鍋やフライパンの収納場所も決めましょう。

照明

見栄えも大事ですが、とにかく作業のしやすさが優先!

影ができると調理がしにくくなってしまうので、食べ物の色がはっきり見える光量と、光色を考える必要があります。

また、ペンダントライトやシーリングライトにする場合は、収納扉がぶつからないかどうか確認が必要です。

パントリー

奥行をつけると大きなものがしまえて良いのですが、奥行の浅いものの方が、物の管理はしやすい!ウォークインにするなら、奥行きのある棚と浅い棚を配置すると良いでしょう。

また、棚は可動棚にすると、整理がしやすいです。

そして、キッチンからのアクセスだけではなく、玄関からのアクセスも考えましょう。

できれば、部屋の奥に配置するよりも、2方向からのアクセスができると格段に使い勝手がアップします。

空気がこもりやすいので、風の抜け道は考えておく必要があります。

広さ

アイランドキッチンや、カウンターキッチンにするとどうしても、幅をとるので、4.5畳から6畳くらいの広さが必要です。

リビングダイニングとの取り合いで、キッチンとどちらを優先させるかよく考えて!キッチンとカップボードの間は、100cmは確保すると良いです。

配置と間取り

アイランドキッチンや、カウンターキッチンなど、家族と過ごしながら料理をするのに、キッチンを家の真ん中に配置するのが最近のトレンドです。

しかし、その配置はよく考えないと匂いや音など不満だらけのキッチンに。

キッチンを家の真ん中に配置すると、キッチンへの人の出入りが多くなるので、料理に集中したい人ならば、むしろ独立型のキッチンの方が良いでしょう。

北側にキッチンを配置する場合には、冬の寒さ対策もよく考えて。

シンクの高さ

カウンターの高さ=身長÷2+5cmが一般的に良いと言われている高さです。

最近のショールームではキッチンの高さを変えて、ぴったりくる高さを体験してみることもできます。

せっかくのシステムなのですが、靴を履きながら試すと、普段の使い勝手と異なることに…。靴ではなく、スリッパに履き替えて、あるいは靴下で試してみると良いでしょう。

ゴミ箱

地域差のあるゴミの出し方。まずは自分の家のゴミの量を把握して!

決められたスペースに当てはまる使い勝手の良いゴミ箱を探すのは本当に大変。個人的には、むしろゴミ箱から必要なスペースを考えた方が良いと思っています。

同じ色でも、素材によってイメージが変わります。

カタログだけではなく、サンプルで色の確認をするのはもちろんですが、全体にその色が来た時には印象が大きく異なることも…。できれば、その色のキッチンを展示しているショールームがあれば、見に行った方が良いでしょう。

ショールームでも、照明によって見え方がかなり変わるので注意が必要です。キッチンに使う予定の照明の色を把握してから、選ぶと良いでしょう。

後悔しない新築キッチン選びのポイントは?

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オプションは慎重に決める

ビルトインの食洗機やオーブン、浄水器。あったら便利そうなオプションですが、今は使っていないものならば、本当に使うかどうか冷静に考えてみて。

お金がもったいないというのはもちろんですが、ビルトインタイプは、貴重なキッチン周りの収納をかなりつぶしてしまうので、使わなかったらスペースももったいない!!

反対に後から増やしづらいのは、コンセント。キッチン周りのコンセントは2~3個余裕を見てつけてください。

キッチンの配置はよく考える

荷物を運び入れて、しまう、調理する。その動線をイメージしてから冷蔵庫、コンロ、キッチン、パントリーの配置を考えましょう。

特に冷蔵庫の配置は重要で、一般的に、コンロとシンクと冷蔵庫の3点を結ぶ三角形の辺の合計が510cmだと快適な作業が出来ると言われています。

また、ゴミ箱の位置も重要です。使いやすさと匂いの問題をよく考えて置き場所を決めましょう。

家事動線を考慮する

調理をしながら、子どもの世話をしたり、洗濯をしたり、調べ物をしたり…。効率の良い家事を行うためには、家の動線はとても重要。

そのための工夫として、回遊型の廊下を設けたり、キッチン傍に家事スペースを設けたりするのが流行っていますね。

家事動線が他の家族の生活動線と重なりそうなポイントは、通路の幅を広めにとっておくだけで、ストレスが激減しますよ!

まとめ

使い勝手の良いキッチンにするには、普段使っている人の意見を取り入れることが重要です。

モデルルームやショールームを見るだけでは、便利そうだけど、わからないことがたくさん!

キッチン選びには、友人のお宅訪問がとても役に立ちます。

また、注文住宅の場合は、ハウスメーカーに頼めばお宅訪問させてくれることも多いですから、実際に使っている人の意見を聞くと良いでしょう。

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