出典:エネリート
クレバリーホームの「エネリート」で、マイホームを建てようと考えている人向けの情報をまとめています。
クレバリーホームの「エネリート」とは、高品質の断熱性能を有した省エネ住宅のことです。
一般住宅の3倍の断熱性能を示すUA値0.28を実現した住宅であり、実際に建てた人からの口コミでは、一年を通して住み心地の良い空間を維持してくれると評判があります。
ここでは、そんなクレバリーホームの「エネリート」について、坪単価、特徴、メリットを詳しく説明しています。
エネリートとは?UA値0.28を達成した断熱性能が魅力!
エネリートの特徴を、まずここでざっくりと説明したいと思います。
エネリートとは、ハウスメーカーのクレバリーホームが提供する注文住宅のプランです。
高い断熱性、気密性があり、一般の住宅で示されるUA値(断熱性能を示す値)の3倍の性能があるので、北海道のような寒冷地でも建てられる住宅として宣伝されています。
エネリートクラスの高断熱・高気密の住宅では、クーラーや暖房に掛かる光熱費を大幅に節約でき、室内を均一の温度に保てるので、お風呂場やトイレも室内と同じ快適な温度にしておくことが可能です。
また、冬場の温度差によるヒートショック現象の予防にも繋がりますので、健康住宅としても人気があります。
エネリートの坪単価は40万円から!
エネリートの坪単価は、施工事例や口コミを調べてみると、大体40万円後半あたりが坪単価の目安となっています。
単純計算をすると、30坪の場合だと1200万円~1500万円。
40坪になると1600万円~2000万円が、建物価格ということになります。
これは注文住宅の価格の相場としては安い方で、高断熱仕様の住宅で1000万円台で建てられる家はなかなか無いでしょう。
建物費用以外に掛かるお金
新築住宅を建てる時に掛かるのが建物費用以外に、付帯工事費というものがあります。
これは、地盤調査費、地盤補強費、給排水管工事などの建物部分以外に掛かる工事費用のことで、これが大体200万円~300万円ほど掛かります。
他には、液状化リスクのある地域の場合だと、別途費用を支払って液状化調査をする場合もあります。
また、自由設計なので、希望する間取りや住宅設備の注文内容によって、坪単価が変わってきます。
そう考えていくと、あくまでケースバイケースですが、費用総額2000万円~2500万円ぐらいは掛かる、ということを考慮しておいた方がいいでしょう。
デザイン性・機能性・耐久性を考えると安い!?
デザインは、今風なデザイナーズ住宅系のスタイリッシュな外装と内装。
それに、大容量のウォークインクローゼットやシューズクローゼットを設けた設計。
プレミアム・ハイブリッド構法で地震や台風からの外圧にも耐えられる強さ。
この3つの要素を兼ね備えた性能を考えると、今回説明した費用総額なら安いと思います。
エネリートの快適な暮らし心地を支える仕様、設備
エネリートは、天井、壁、基礎の3点に、高性能な断熱材を設置しています。
以下ではそれぞれの部分で施工されている断熱材について詳しく説明していますので、エネリートで住宅を建てようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
天井…ブローイング断熱材
エネリートの天井には、ブローイング断熱材というものが施工されます。
これは、厚みが300mmある無機質繊維系の断熱材で、充填式となっています。
断熱材には、この繊維系のもの以外に、天然素材系、発泡プラスチック系があり、繊維系の断熱材には、エネリートで使うような無機質繊維系と木質繊維系の断熱材があります。
あと、充填式の断熱材を使う利点は、隙間なく施工できるということで、断熱効果が非常に高いという点です。
天井にこのようなしっかりとした断熱材を設置することで、太陽光からの熱が室内に侵入せず、夏場のクーラーの効果を高めてくれます。
窓…樹脂サッシ+Low-E トリプルガラス
窓には、結露が発生しない樹脂サッシ+Low-E トリプルガラスを設置します。
これは、複層ガラスの中に断熱効果のある「アルゴンガス」を注入しているもので、窓から伝わる熱を遮断してくれます。
ガラスにコーティングしている特殊金属膜にも遮熱効果があり、とても性能の良い窓ガラスです。
窓から熱を通さないようにすることで、冷暖房の効率が大幅に高まります。
また、熱を遮断することで、外気との寒暖差によって生じる「結露」を防ぐ効果もあります。
外壁…2重の断熱構造
エネリートの壁には、2重の断熱材が設置されるのが特徴です。
ひとつは、高密度の無機質繊維系断熱材で、これを隙間なく充填します。
さらに、その外側にフェノールフォーム1種2号CⅡという断熱材を設置し、二重の構造を造り、高い断熱性と気密性を実現します。
また、室内側の壁の内側には、気密シートや透湿・防水・遮熱シートが設置され、断熱材の性能を補助的に強化します。
寒冷地や湿度の多い地域でも性能を発揮できる高いレベルです。
基礎…ポリスチレンフォーム
床下から入ってくる冷気を遮断するボリスチレンフォーム3種という断熱材を、基礎部分に施工します。
厚みが50mmある断熱材を基礎の内側と外側、立ち上がり部分にも設置することで、床下全体で高い断熱効果が期待されます。
床下を断熱することで真冬の冷たい空気が床材を冷やさないため、床暖房を使わなくても床面の温かさが保たれるのが魅力です。
ここで説明したように、屋根、壁、床下(基礎)の3点で家をすっぽり包むように断熱材を施工することで、より高い断熱性と気密性を実現することができます。
エネリートは、まさに、それに特化した注文住宅プランです。
エネリートはコスパの良いローコスト住宅!
ここでは、エネリートでマイホームを建てるメリットについて詳しく説明しています。
エネリートは、ずばり「UA値」の小ささが抜群のコスパを生んでおり、一般的な戸建て住宅と比べて生活に掛かるコストが少ないのが特徴です。
夏涼しく冬温かい
エネリートの強みは、「夏涼しく冬暖かい」という点です。
空調コントロールがしやすく、吹き抜け天井や広い間取りでも一年を通して快適な室内空間を維持することができます。
なぜ快適な空間を一年中維持できるのか?その秘密はエネリートのUA値にあります。
UA値というのは、外皮平均熱貫流率という住宅の断熱性能をあらわす数値のことです。
この値は小さいほど、断熱性能が高い住宅であることを意味しています。
エネリートは、このUA値が0.28という数値を実現していて、これは一般的な住宅と比べると3倍以上の性能を有していることになります。
光熱費の節約になる
UA値の小さいエネリートで家を建てると、毎月の光熱費の節約になります。
なぜUA値が小さいと光熱費の節約になるのか?というと、最小限の消費エネルギーで家を温めたり冷やしできるからです。
UA値は小さければ小さいほど、外から入ってくる温度を遮断する性能が高く、家の中から外に逃げる温度を遮断する性能が高いです。
そのため、一度エアコンで温度をコントロールした状態が長時間保たれやすいというメリットがあります。
一般的な住宅と比べると、電気代の差は普通に使って年間で数万円の差が出るといわれています。
結露は発生しにくく家が傷まない
エネリートでは、外壁にべーパーバリアシートという気密性を向上させる建材を装着します。
また、窓には、結露が発生しない樹脂サッシ+Low-Eトリプルガラスを設置しますので、壁の中や建物内部に湿気が侵入しない造りになっています。
建物は、「水」が壁や室内に侵入することで、段々と劣化していきます。
雨水の侵入や結露の発生を防止することで、建物の劣化を防ぐ効果があり、湿気対策を行っていない住宅と比べてはるかに寿命が長くなるというのが強みです。
総評
年中快適に暮らせて、光熱費を節約でき、家の寿命も長いという3つの利点がエネリートにはあります。
さらに補足として付け足すと、外壁に使うタイルは、20年~30年以上も綺麗な状態を保つメンテナンス性に優れた建材を使用します。
エネリートは総合的に見て、コスパに優れた注文住宅だといえるでしょう。
まとめ
エネリートは、寒冷地にも適用できる断熱性がありますが、寒冷地じゃない地域でもこの断熱性能はメリットが大きいです。
省エネ住宅は、月々のローン支払いから節約できた光熱費を相殺できるので家計にも優しいです。
今回紹介したクレバリーホームのエネリートを、色々なプランと比較しながら検討してみるといいでしょう。
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