近年、トイレの性能は目まぐるしく進化をしており、とにかく手入れが楽なものの需要が伸びていますね。
しかし、最新型のトイレが●●円から~!、地域最安値!など、魅力的なチラシや広告などに惹かれ、安易にリフォーム業者を決めることは控えましょう!
トイレのリフォームは、思った以上に様々な工事が絡むため、結果的に工事費用が高くなりやすい傾向がありますので、
・業者選びのポイント
・トイレリフォームの相場
・助成金、補助金
などについて把握しておき、納得のいく快適なリフォームを成功させましょう!
激安広告に騙されるな!トイレリフォームの気を付けたいこと!
トイレのリフォームをどのような形で行うにしても、相見積りは取るようにしましょう。
トイレ室内全体のリフォームは、トイレの機器代だけでなく、給排水工事、電気工事、大工工事、内装工事などが絡んできます。
たとえば、、
トイレ内がタイル式でローカと段差がある場合は段差の解消をし、床を嵩上げしなければなりません。そして新しい便器にあわせて給排水の位置を移動します。
以前の便器が和式や、便座の暖房がないタイプの洋式の場合は、電気のコンセントがないケースが多いです。
新しい便器には暖房便座やお尻洗浄機能がついているでしょうからコンセントを増設しなければなりません。
タイル壁を取り払い手入れのしやすい壁紙を貼ったり、トイレットペーパーなどの予備を入れるために収納を設置したりする場合もあるでしょう。
このようにトイレ室内のリフォームをする場合はいくつかの工程がありますので、相見積りをとり商品代だけでなく工事費用も見比べるようにしましょう。
広告なので安売りをしている業者は工事費用を高く設定している場合があります。結果的に決して安いわけではなかった。なんてこともありますので、商品が何パーセントオフかだけで判断しないようにしましょう。
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1社だけで話を進めると損すること
常に工事を依頼する業者があれば良いのですが、そうでない場合は1社だけに見積りを依頼し工事を頼んでしますと、高い金額になっていてもわかりません。
また、トイレ工事には介護保険や浄化槽の設置補助、時期によっては節水トイレの補助金などが利用でき、お得にリフォーム出来る場合もあります。
相見積りを取らないとそういった情報も知ることなく工事をしてしまうことにもなりかねませんので、何社か見積りをとり、金額だけでなく、いろいろなことに対応してくれる業者を選ぶようにしましょう。
そして、トイレの工事中はトイレが使えなくなる日があります。トイレが2箇所ある家はいいのですが、1つしかない場合は仮設トイレを設置してもらうよう業者に依頼をしましょう。通常仮設トイレは施主負担ですが、業者によってはサービスで付けてくれるところもあるかもしれません。
トイレリフォーム業者選びのポイント
便器の交換だけなら、水道設備屋さんに直接依頼をしてもいいと思います。
しかし、トイレ室内をリフォームする場合は、設備業者の他に大工や電気、内装屋などの他業種が絡みますので、一括で管理してくれる工務店やリフォーム会社に依頼をするほうが、見積りも工事もスムーズに進む場合もあり、臨機応変な提案もしてくれます。
トイレのリフォームと言っても、機器や内装をキレイにするだけではなく、少しの工夫でオシャレでより快適な空間に成りうる場所です。そういった提案もしてくれる業者に依頼をすることも良いかもしれません。
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知っておきたいトイレリフォームの費用相場は?
トイレのリフォームは現況がどのような状態かでとても金額に幅があります。
汲み取り式のトイレから公共下水に繋ぎこんだり、浄化槽を設置したりすることろから工事をするのか。
それともトイレ室内だけをリフォームするのか、また便器の交換のみ行うのか。様々なパターンが考えられます。
便器の交換:7万円~20万円程度
トイレリフォームの費用は便器の交換だけなら70,000~200,000円ぐらいでしょう。この内訳はほぼトイレの機器代です。
交換工事は10,000~15,000円くらいですのでどんな機種を選ぶかで金額は決まります。
トイレ全体のリフォーム:20~40万円程度
トイレ室内を全体にリフォームする場合は200,000~400,000円くらいが目安です。金額の幅が大きいのはこれも選択する機器によって金額が異なります。
工事費の内訳は、段差解消に30,000~50,000円、給排水の移設・新設に40,000~60,000円、電気工事に10,000~15,000円、内装工事に30,000~50,000円、仮設トイレに10,000~30,000円となります。
あくまでも概算ですので、その家の状況や工事内容によって金額の増減はあると考えましょう。
浄化槽の設置:100万円程度
浄化槽を設置にはそれだけで100万円ほどかかります、公共下水に繋ぎこみをする場合の費用は150,000円~200,000万円ぐらいが目安になり、トイレ内の費用とは別に必要になります。
変動しやすい費用は?
機器代
トイレのリフォームで変動しやすい項目は、まずはやはり機器代です。高性能のトイレになると定価が300,000万円を超えるものもあります。
同じメーカーの同じシリーズのトイレでも機能がシンプルになれば価格はグッと下がります。どんな機能が最低限必要かを良く考え、各メーカーのそれぞれの特色を見比べて自分に合うものを選択しましょう。
また工事項目が増えればそれだけ金額も増加します。少しでも安く抑えたいのであれば、壁や床など工事をする部分を減らし、トイレも手洗い付きのシンプルな機種を選択しましょう。
手洗い器の取り付け
トイレ室内をリフォームする場合、一般的には壁紙や床材の取替え、便器、手洗い器の設置、換気扇工事などが考えられます。
昔の便器はタンクのところに手洗いが付いているタイプが多かったのですが、今はタンクレスが普及しています。そうすると手を洗う場所がなくなりますので、別途手洗い器を付ける必要があります。
給排水の工事
手洗い器を新たに設置する場合、手洗い器の来る位置に給排水の工事が必要になります。床材や壁紙を取り替える場合は、床や壁の下地をめくり給排水の工事をすることができますが、床や壁は既存のままで便器のみを変える場合は新たに給排水を設置するのが困難です。
そのような場合は、リフォームタイプの便器や手洗い器を選択すれば簡単に工事ができることを知っておくと、業者に言われるがまま、工事をして余分な費用がかかった!なんてことは避けることができます。
補助金、助成金などが出るトイレリフォームのケース
住宅改修補助制度
高齢者がいるトイレの場合、段差の解消、手すりの設置、ドアは引き戸が使いやすいなどが求められます。
介護保険の住宅改修補助制度を利用すれば、トイレのリフォームのうち段差の解消、手すりの設置などは補助金が適応されるケースもありますのでリフォームの費用がお得になります。
助成金
浄化槽の導入は公共下水が通っていない地域によっては助成金があります。見積りの際には管轄の自治体、リフォーム業者に確認をするようにしましょう。浄化槽の設置にはそれだけで100万円ほどかかりますので、少しでも助成金などを活用したいものです。
まとめ
トイレが清潔で使いやすいものになると家族はみんな喜ぶ場所です。失敗しないリフォームをするためには相見積りをとり、トイレの機器選びから工事の内容までしっかりと見比べて信頼できる業者に工事を依頼することが大切です。
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