エコカラットは、部屋のアクセントとしてはもちろん、調湿性や脱臭効果など快適な生活へと導く効果が魅力ですね。
おしゃれで華やかな土壁のような見た目が特徴ですが、寿命や耐用年数はどのくらいなのでしょうか。
気になるエコカラットの寿命と長く使うための注意点について紹介していきます。一緒に見ていきましょう。
エコカラットに寿命はない。効果は半永久的に持続する!
エコカラットは、土壁を元にした壁材で調湿性に優れていることが魅力です。同時に脱臭効果も兼ねているので、ペットがいる家庭や臭いの強い料理をする場合でも快適に過ごすことができます。
気になる寿命はどうなのかというと、耐用年数は定められていないんです。消費するものではなく多孔質セラミック素材であることから半永久的に使えると解釈できます。
調湿の仕組み
エコカラットは室内の湿度が高いときは吸湿して、湿度が低いときは放湿してくれるものです。
吸湿した湿気はエコカラット内に貯め込むのではなく、一時的に保管し室内が乾燥したときは湿気を放出する仕組みのため、エコカラットを貼った部分の壁が傷むようなことはありません。
紫外線による劣化・色褪せなし
エコカラットは、素材の劣化がほとんどないほか紫外線による変色もほとんどありません。
エコカラット自体にホコリなどの汚れが付いたときは掃除もできるので、より一層美しい状態をキープできるでしょう。
破損や汚れがつかない限り効果は半永久的
エコカラットは、強い力が加わると擦れや破損することがあります。また、ホコリ以外に塗料などの汚れが付いた場合は実力を発揮できなくなってしまいます。
ただ、破損や汚れがない限りは半永久的に使用できると考えていて良いでしょう。
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エコカラットの使い方の注意点
エコカラットに寿命はありませんが、使い方を間違えると効果がなくなることもあります。
普段のお手入れをはじめ気を付ける点をチェックしていきます。
換気する
エコカラットが調湿性に優れているとしても、部屋の換気は絶対に行いましょう。換気をすることによりエコカラットに貯まっている余分な湿気を放出することができます。
また、エコカラットに付着した有害物質なども屋外に放出できるので、半永久的に利用するためにも換気しましょう。
拭き掃除をする
エコカラットにはホコリなどの汚れにより、多孔質セラミックの穴が塞がれてしまうことがあります。
穴が塞がれてしまうと本来の実力を発揮できなくなるため、定期的に拭き掃除をするなどして穴は塞がないよう気をつけましょう。
過度な加湿や有害物質を出す場所に設置しない
エコカラットが吸収してくれるからといって、加湿器を積極的に使ったり、直接水蒸気を当てたりすることは避けてください。
また、塗料やシンナーなどを保管する場所への使用も避ける方が良く、揮発量がエコカラットの吸着能力を超えてしまうと実力を発揮できなくなります。
適切な使い方をすることで、半永久的な寿命をキープできますよ。
エコカラットの寿命と関係する施工者の「腕」
エコカラットは製品そのものに傷、接着剤で穴を塞ぐなどすると寿命・機能が無駄になってしまいます。
だからこそ施工者のスキルが重要で、経験豊富な施工者を選ぶことが必要です。DIYキットもありますが、自信のない方は業者に依頼する方が安心でしょう。
まとめ
今回は、エコカラットの寿命や長く使うための注意点を紹介しました。エコカラットは見た目がおしゃれで、組み合わせ次第では華やかにもシックにも魅せてくれる壁材です。
優れた調湿性と脱臭が期待できるので、なるべくなら長く使いたいものです。普段の生活の中で換気や掃除に気を付けて、半永久的な効果をキープしていきましょう。
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