狭小住宅の間取りのポイントと8~19坪の参考になる間取り図10選!

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出典:BLISS

近年は不景気による影響もあって、20坪未満の狭小住宅を建てる方も増えてきました。

坪数1桁台からの家づくりというのは、通常の住宅よりはコンパクトな家です。そのため、ポイントをしっかりと掴んで作らないと理想の家を作ることができません。

狭小住宅つくりの際には、どのようなポイントを把握して計画していくべきなのでしょうか。

狭小住宅計画の際に把握すべきポイントや8~19坪のオススメ間取りを、ご紹介していきます。

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超狭い!狭小住宅の間取りのポイント

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出典:BLISS

5~15坪の狭小住宅を計画する際は、このようなポイントを考えて進めるようにしましょう。

狭小住宅の坪数は5~15坪程度であり、帖に換算すると10帖~30帖となります。一般的に、15坪以下の建物を狭小住宅といいます。

5坪の家は夫婦2人が理想か

5坪で10帖の家となり、LDKの他に水まわりを計算すると、1LDKの間取りしか作ることができません。そのため、LDKを寝室と兼用する、夫婦2人の家族構成が適した家族構成となります。

15坪の家なら子ども1人の3人家族

15坪で、30帖の家となります。LDKで10帖で計算をし、浴室、洗面脱衣室、トイレ、玄関ホールで7帖で計算すると、残り13帖となります。

居室は、6帖以上が望ましいと言われています。個室6帖を確保するとなると、6畳間2部屋と収納を2つ確保する程度しかなりません。

夫婦2人と子供1人の部屋、若しくは子供2人を1つの部屋として夫婦の寝室とする間取りと家族構成となります。

そのため、家族3人か4人の家族構成に適した間取りとなります。もちろん、寝室12帖ほどにして、夫婦2人の家族構成にも適しています。

狭小住宅を多く扱っている業者にお願いする

5~15坪の狭小住宅というのは、住宅の中でも特殊な住宅となります。そのため、間違いのない納得できる狭小住宅とするためには、狭小住宅の建設に慣れている業者にお願いするようにしましょう。

狭小住宅を多く扱っている業者は、狭小住宅に欠かせないノウハウを良く知っています。アドバイスもたくさんもらえて、とても頼りになります。

狭小住宅の建設に慣れていない業者は、どこかミスが出てしまいがちです。狭小住宅は非常に狭い空間の中で間取りを考えないといけないので、ミスが発生してしまうと台無しとなってしまいます。

余計なスペースを作らない

5坪から15坪の住宅は通常の住宅よりも狭いので、極力余計なスペースを作らないことが大事となります。玄関や廊下、ホールなどは、最低限のスペースとすることが大事となります。

収納を豊富に確保する

狭小住宅の場合、部屋などの居住スペースを取ることを優先的に考えてしまうので、収納スペースを後回しに考えてしまう場合も少なくありません。

収納スペースは快適に暮らしていくために大事なスペースとなるので、必要な大きさを必ず確保するようにしましょう。

通常のクローゼットや押し入れを確保しにくい場合は、床下収納や小屋裏収納、階段下収納など、確保できるスペースは全て収納スペースにするようにしましょう。

家族のプライバシーを確保できる間取りにする

5~15坪の狭小住宅は狭いので、できるだけ要約した間取りにしようと考えます。その際盲点になってしまうのが、家族のプライバシーの確保です。

互いの部屋同士があまりにも近すぎてしまい、音の問題などが発生してしまうことがあります。

狭小住宅だからこそ、お互いの生活音が気にならない間取りとするようにしましょう。部屋を対角線状に設けたり、隣同士の場合は収納などを間に挟んで防音効果を発揮させるなど、工夫をするようにしましょう。

駐車スペースを考える

狭小住宅は狭小な土地に建てることが大半ですので、目を向けるべきポイントとは室外にもあります。

それは、駐車スペースの問題です。有意義な間取りばかりを考えてしまうことにより駐車スペースがなくなってしまい、結果的に車を他の駐車場に停めないといけないことになってしまうケースも少なくありません。

まずは、敷地のどの部分に車を停めるのかを考えて、それから間取りを考えるようにしましょう。

左右の横方向ではなく上下の縦方向スペースに目を向けて間取りを決める

狭小住宅は狭小な土地に建てることが大半なので、狭い土地に対して建てることを考えないといけません。

そのため、左右の横方向にスペースを確保する考えではなく、縦方向の上下のスペースに目を向けてスペースを確保するように考えましょう。

住宅の階数の制限は、用途地域によって異なります。ほとんどの用途地域の場合最高高10m以下であればOKですので、3階以下なら可能となります。

そのため、どの土地であっても3階建てくらいまでなら建てることができると考えるのが無難といえます。

2階建てなら物凄く狭いスペースしか取れなくても、もう1つ階数を増やすことにより広い間取りとすることができます。

風や光がたくさん入る住まいを考える

狭小住宅は狭くゴチャゴチャとなってしまうこともあり、暗い雰囲気になってしまうこともあります。

そのため、風や光がたっぷり入るつくりを考えるようにしましょう。風や光が入りやすい窓の位置とし、明るく快適な空間作りを考えましょう。

1つ気にするべきポイントといえば、お隣とのの近さです。狭小住宅の場合狭い土地に建てることが多いので、互いの家の窓の位置が重なってしまうことがあります。

そのため、お隣の窓の位置を十分に把握した上で位置が重ならないようにしましょう。大きな窓が取れない場合は、窓を上部に設置することを考えてみると良いでしょう。

窓は位置が高くなればなるほど光の入り方が強くなるので、小さくて高い位置でも明るい光を取り入れることができます。

生活動線を意識して間取りを考える

狭い住宅は、生活動線が良くないと住み心地が悪くなってしまいます。そのため、生活動線を叶えた間取りのレイアウトを意識して考えるようにしましょう。

住み心地が良い間取りと動線であれば、多少狭くても気にせず快適に住み続けることができます。

【8~19坪まで】狭小住宅の参考にしたい間取り図10選

狭小住宅の参考にしてほしい間取り図10選を、ご紹介いたします。

8.9坪・3LDK×光がたくさん差し込む明るい3階建ての間取り

BLISS用簡易間取図

出典:BLISS

狭小住宅でも明るく広い空間とするように、大きな窓を配置しました。

玄関ドアにも大きなガラスを使っている物を採用し、暗くなりがちな玄関が明るく清潔な雰囲気を発揮しています。

様々な工夫あされている間取りであり、階段下のデッドスペースを洗濯機置き場にしたり、ルーフバルコニーを設けたことで、狭いながらも広く感じる住まいとしました。

キッチンは壁付けとすることで、リビングのスペースを広く確保しています。

12.15坪・2LDK×開放感あふれる大きな窓の3階建ての間取り

BLISS用簡易間取図

出典:BLISS

大胆に吹き抜けを設けたり大きな窓を設けたことで、開放感にあふれた狭小住宅です。
採光や通風にあふれている住まいであり、とても気持ちよく狭さを感じません。

2階にはリビングを設け、家事動線にもこだわった間取りとなっています。2階で選択をして洗濯物を干すことができるので、階数を行き来する負担がありません。

家でのお仕事が多いご夫婦ということで、3階にご夫婦それぞれの作業スペースを設けました。トイレや洗面脱衣室、浴室はワンルームとし、ホテルのような解放感と高級感が素敵な空間となりました。

15.96坪・2LDK×L字型のユニークなロフト付きの間取り

BLISS用簡易間取図

出典:BLISS

L字型の敷地に建てた狭小住宅であり、L字という厄介な形状の土地に様々な工夫が凝らされた間取りです。

玄関から入ってまっすぐ進むとキッチンであり、真っすぐを右に曲がるとLDがあります。

2階の床にはグレーチングを採用し、1階には2階からの日差しが入ってくる快適さです。2階には天窓を設けているので、タップリの日差しが入ってきます。

2階の寝室の上部にはロフトを設け、収納などに便利に使うことができます。各居室にはたっぷりの収納を設けており、収納力も豊富です。

14坪・2LDK×コンパクトにまとめた合理的なゾーニングの間取り

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出典:https://madori.misawa.co.jp/plan/madori.html?id=387

玄関から入ってすぐにLDKを配置したことで、廊下やホールなど余計な空間を造らない1階の間取りとしました。

1階に8.75帖のLDKを設け、水まわりをコンパクトにまとめました。対面キッチンにしたのは便利ですが、LDKが8.75帖しかないのでリビングにしわ寄せが行ってしまっているのが難点です。

2階には居室を2つ設け、収納も十分に確保しています。2階にはバルコニーを設けているので、洗濯物干しや趣味の時間などに有効的に使うことができます。

19坪・2LDK×最大限の居住性を取り入れた2階建ての間取り

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出典:https://madori.misawa.co.jp/plan/madori.html?id=403

1階の手前には水まわりを設け、奥にはLDKを設けました。壁付きのキッチンとしたことで、8.75帖ならがスッキリとした広さを実現しています。

1階のトイレは一本引き戸にしたことで、扉が開いた際の余計なスペースを取らずに済みます。

2階には、階段を挟んで2室の居室を設けました。8.75帖の個室は将来的にまん中で仕切って2室にできるよう、入口を2か所設けました。

2階建ての狭い建物なので、2階にトイレを設置するのであれば収納にした方がより使いやすい間取りとなるといえます。

10坪・3LDK×コンパクトながらバルコニーも確保した3階建ての間取り

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出典:http://www.madori.tokyo/madori/66

1階には洋室1室と水まわりを設け、2階のLDK、3階に洋室2室を設けました。2階と3階にはバルコニーを設け、洗濯物干しなど様々な便利な空間として使うことができます。

しかし、2階も3階も狭いので、バルコニーのスペースを居室スペースに加えた方がより快適な住まいといえます。

2階の1室は稼働間仕切りとなっているので、将来的に2室必要じゃなくなった場合は仕切りを取り除いて1室として使うこともできます。3LDKは確保できているのですが、収納が少ないのが難点となっています。

8坪・1LDK×屋上を設けた収納力抜群の3階建ての間取り

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出典:http://www.madori.tokyo/madori/92

1階に水まわりを設け、大きな納戸も設けました。2階にはLDKを設け、壁付けキッチンとしたので広く使うことができます。

3階には寝室を設け、広いバルコニーも設けました。屋上も設け、趣味の時間などに使うことができます。

1階にしかトイレがないので、3階の部屋から利用するには不便な状態となっています。

また、1階の廊下が長すぎてデッドスペースになっているので、廊下が短い間取りとするともっと道理的な間取りとなります。

30坪×厳しい変形地に4LDKを確保した間取り

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出典:http://www.madori.tokyo/madori/83

凹凸のある奥行きが長い土地に、隙間なく配置した間取りとなっています。

1階にはビルトインガレージを設け、狭い敷地ながら駐車スペースを確保しました。1階の奥には洋室を設け、3階の居室とのプライバシー分離としています。

2階にはLDKと水まわりをコンパクトに設け、狭いながらも対面キッチンとしました。3階には3つの居室を設け、バルコニーも設けました。

部屋数に対して収納スペースが少ないので、もう少し収納スペースを叶えた間取りとするべきといえます。

11坪・2LDK×スロープとエレベーター付きの間取り

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出典:http://www.madori.tokyo/madori/25

玄関前にはスロープを設け、足腰が悪くてもスムーズに行き来できるエントランスとしました。

1階に主寝室を設け、水まわりも集約しました。エレベーター付きですので、2階にも3階にもスムーズに行き来ができます。

2階には洋室を1室設け、1階の寝室とのプライバシー分離としました。トイレは2階1か所ですが、1階や3階からエレベーターで便利に行き来ができるので、十分な個数といえます。

2階と3階にはバルコニーを設けており、様々な活用で便利に使うことができます。3階の居室の収納がコンパクト過ぎるので、もう少し大きめの収納を作るべきといえます。

8坪・2LDK×ルーフバルコニーのある間取り

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出典:http://www.madori.tokyo/madori/19

たった8坪の非常に狭い敷地に、最大限建てた狭小住宅です。

1階にはLDKを設け、水まわりも全て集約してしまったので、LDKは5.3帖しか確保することができませんでした。

5.3帖のLDKでは狭すぎるので、2階に水まわりを持っていった方がLDKのスペースを広げることができます。

トイレも2階にあった方が、2階と3階の居室で便利に使うことができます。2階と3階には居室を設け、3階にはルーフバルコニーを設けました。

3階の居室は約4帖しかなくスペースが狭いのですが、斜線制限のために仕方のないスペースといえるでしょう。

8坪・1LDK×3階建て屋上付きの間取り

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出典:http://www.madori.tokyo/madori/92

狭い敷地ながらも正確な長方形なので、無駄のないスペースの狭小住宅を作ることができました。

斜線制限を上手く交わして、最大限に間取りを取った内容となっています。1階には納戸と水まわりを設け、2階にはLDKを設けました。

3階に寝室を設けていますが、トイレが1階にしかないので3階からのご利用は不便となってしまいます。

また、階段下を上手く利用しきれていなく、2階の階段下スペースにトイレや収納を設けることで、もっと合理的な間取りになったといえます。

12坪×事務所兼3LDKの間取り

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出典:http://www.madori.tokyo/madori/1

1階には作業場と水まわり、収納を設け、2階には水まわりと各個室とLDKを設けました。3階には個室1室を設け、トイレとシャワー室も設けています。

トイレを各階に設けていますが、広さから考えると1つは不要といえます。その分、収納などの別のスペースとして使うと良いでしょう。

3階の個室の横には大きめのバルコニーを設け、趣味の時間や家事などの便利に使うことあできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

5~15坪の狭小住宅となると、一般的な住宅の大きさで作るよりも難しい計画となってしまいます。

そのため、時間をかけてじっくり計画をして、家族全員が暮らしやすい理想の間取りとするようにしましょう。

狭小でも、家族が理想とする要素をしっかり取り入れることで、住みやすい我が家とすることができます。

また、狭小住宅の建設は、狭小住宅の取り扱いに慣れている業者にお願いしましょう。理想の狭小住宅を作って、狭いとは思えない快適な住まいを手に入れましょう。