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三井ホームと住友不動産の5項目を比較!どっちが良い?2×4工法メーカーを比べてみた

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出典:三井ホーム|建築実例「水平ラインを強調した重厚感のある家」

街中を見渡すと、様々な家が立ち並んでいます。和風の家、三階建の家、真っ白な家、屋根の無い家…。一つとして、同じ家はありません。

その外観からはわかりませんが、家の造り方には色々な方法があります。また、工務店やハウスメーカーごとにも、それぞれ特徴があるのです。

ここでは、気密性の高さで人気の2×4工法を得意とするメーカー2社をご紹介致します。両社とも、外観に力を注いでいるため「誰もが振り返るステキな家にしたい!」という強いこだわりをお持ちの方に、おすすめです。

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三井ホームと住友不動産の特徴

ご紹介するのは、三井ホームと住友不動産です。ともに2×4工法を採用しているメーカーであり、多彩な外観を持ち合わせているという点が共通しています。

三井ホーム

三井ホーム

出典:三井ホーム

三井ホームは、自他共に認める2×4工法のリーディングカンパニーです。外部の設計士、インテリアコーディネーターが加わって作り上げるエレガントな洋館風の外観、さりげない中にもセンスが光る内装、一流のデザイン性は、他のメーカーを圧倒しています。

また、三井ホームが誇る健康空調システム「スマートブリーズ」は、家一軒分の温度、湿度、空気をコントロールする、次世代型設備です。

これがあれば、フイルターを通して届けられる清浄な空気環境、エアコンいらずの温熱環境の中、オールシーズン快適に過ごす事ができます。

外観や内装はハイセンスに、設備や性能はよりすぐりの中から希望通りに、住まいという名の理想の空間を作り上げることが可能です。

三井ホームを選んだ先には、上質で快適な暮らしが待っているということは、疑いようもありません。

住友不動産

住友不動産

出典:住友不動産|注文住宅

一方の住友不動産です。「住友不動産」の名は有名ですが、注文住宅のイメージを持っている方は少ないかもしれません。住友不動産といえば、なんと言ってもマンションのイメージが強いでしょう。

次いで「新築そっくりさん」の商品名で、 リフォーム業界でも有名です。マンションを供給している強みを活かし、注文住宅では「マンションで採用される高級仕様を戸建てに」というコンセプトを打ちだしており、内装や設備のグレードは申し分ないと言えます。

住友不動産のすごいところは、外観、内装、設備、性能、どこを取っても欠点と呼べる点が無く、安定した品質を誇っているところでしょう。

フィックス窓を多様した近未来的な外観から和モダンな邸宅まで、外観のバリエーションにも定評があります。一定の品質、性能に満足した上で外観の夢を叶えたいなら、是非おすすめしたいメーカーです。

三井ホームと住友不動産の5項目を比較してみた

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①工法

三井ホームと住友不動産が採用しているのは、2×4工法、または2×6工法です。住友不動産は、近年「ウッドパネル工法」と呼ばれる木造軸組工法も採用していますが、もともとは2×4工法、または2×6工法を採用していました。

2×4、2×6工法とは?

今回は、比較のため2×4工法、2×6工法についてお話することとします。

日本古来の建築が、「木造軸組工法」と呼ばれるのに対して、2×4工法、2×6工法は、「木造枠組壁工法」と呼ばれます。

木造軸組工法は柱や梁、筋交いといった「線」で作り上げていくのに対し、2×4工法は壁を箱状に組み上げて作り上げるという特徴があります。

もともとはイギリスの工法がアメリカに伝わり、改良が加えられて今の2×4工法として広まっていきました。

壁で作り上げるため、気密性、断熱性が高く、近年注目されています。しかし、日本の高温多湿な気候には適していないのではという声も上がっています。

2×4工法のメリット

メリットとしては、使用する木材が2インチ×4インチという規定の大きさによる物を使用するところから、軸組工法よりも容易に施工が出来、安定した品質を確保できることが可能です。また、軸組工法より工期が短いのも大きな魅力です。

2×4工法のデメリット

デメリットは、2×4工法の特性上、着工~上棟(屋根がかかる)までの間に雨が降った場合、床などが濡れてしまう可能性があるということです。

断熱材に関しては、一度濡れてしまったら、断熱性能が保てませんし、床や柱はよく乾燥させないと腐蝕やカビの原因になります。

着工から上棟までに、梅雨や台風の時期を挟む場合は、雨対策がされているか、営業担当や現場監督に確認し、注意を払ったほうが良さそうです。

②価格

2×4工法のトップメーカーと言われている、三井ホーム。それだけに、価格設定も少々お高めです。

しかし、坪単価55~80万円の価格帯であっても、優美な外観、洗練された内装に魅せられて三井ホームを建てたいと望む人は、後を絶ちません。

内装や設備などは、価格帯により「E(エコノミー)」「S(スタンダード)」「D(デラックス)」から選択することが出来ます。選択肢は幅広く、予算と相談しながら、納得の行く家作りが可能です。

住友不動産の魅力は、コストパフォーマンスの高さにもあります。マンション建設のノウハウを活かした家づくりは、設備や内装にも活かされています。

坪単価50万円から60万円という、比較的抑えめの価格帯から考えると、そのグレードは非常に高いものです。

同じ価格帯のメーカーから比べると、サイディングの種類、設備や内装の選択肢は幅広く、好みを反映させることが出来るでしょう。

③耐震

地震大国日本において、地震の揺れによる全・半壊ゼロの実績を持つ、三井ホーム。耐震、耐久性には定評があります。

プレミアム・モノコック構法により、地震の力がバランス良く分散、吸収されるため、揺れが伝わりにくい構造となっています。

それにより、地震による住宅の倒壊を防ぐばかりか、家具の転倒も大幅に低減さるのです。住宅性能表示における耐震等級は、最高等級の3等級が標準となっています。

住友不動産の住宅は、耐震性を高める為に、建物の四隅に柱(コラム)を設置する、ニューパワーコラムを採用しています。

住宅一階のコーナーに、木材と鉄を組み合わせたL字型の柱が設置されることにより、従来比30%も、建物の耐震性能を高めています。

耐力壁には、壁材を貼り合わせて強化した「スーパーパワーウォール」を用いたり、制震ダンパーを標準装備するなど、安心の体制です。耐震等級は2階建てで3等級、3階建2等級を標準としています。

④断熱、気密性

三井ホームが断熱に使用しているのは、ロックウールです。 これは一般的な住宅に使用されるグラスウールよりも、より性能の高い断熱材になります。

三井ホームでは、屋根断熱にダブルシールドパネルを採用しています。これにより、一般的には熱くなってしまうと言われる小屋裏スペースも、快適に使用することが出来ます。

住友不動産の断熱材は、高性能グラスウールです。建売等の一般的な住宅に使用されるグラスウールよりは、高い効果が期待できます。

2×4の気密性、断熱性能と相まって、省エネルギー対策等級は4等級が標準仕様となっており、性能は充分です。

⑤メンテナンス

三井ホームが提唱するのは、長期優良メンテナンスプログラムと呼ばれる60年間分の保証を盛り込んだメンテナンスプログラムです。

一般的に価格が高いと言われる、三井ホーム。しかし住んでいる間のメンテナンス費用、光熱費、建設費も含めたライフサイクルコストで見れば、三井ホームを選ぶのが断然お得、というのです。

一流メーカー、高めの価格設定ですから、検討の際には二の足を踏んでしまいそうですが、将来的なことまで考えていくと決して高い買い物ではないと言えそうです。

三井ホームの外壁は、吹付です。吹付は20年で塗替えが必要になります 屋根材は、瓦にすればメンテナンスフリーですが、スレート葺の場合には屋根の葺き替えが必要になります。

30年でかかる費用は、およそ200万円~250万円ほど。住宅の仕様や規模にもよりますので、見積もりの際にメンテナンスコストも算出してもらうことをおすすめします。

住友不動産の場合、外壁はサイディングです。サイディングは、 塗装の塗り替えが必要になりますが、サイディングの種類により塗替えの年数にも差が生じます。

屋根材は、瓦とスレートから選択出来ますが、瓦にする場合、オプションとなり、その分の費用が上乗せされることになります。

サイディングの種類、屋根材の種類により費用が大幅に変わってきますので、見積もりの際にメンテナンスコストについて詳しく聞いたほうが良いでしょう。

三井ホームと住友不動産、どっちが良いの?

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出典:住友不動産の注文住宅|2017年度グッドデザイン賞受賞

今の住宅は、外壁にサイディングを使用する家が、圧倒的大多数です。その中で三井ホームは、吹き付けを採用する数少ないハウスメーカーです。

吹き付けの弱点は、メンテナンスの難しさにあります。しかし、その一方で外観に与える効果…清楚な佇まい、シンプルだからこそ装飾が映える美しさは、あらためて吹き付けの良さを再認識させられるものです。

全館空調などの設備、内装含め、もはや文句のつけどころがありません。惚れたが最後、予算と相談しながら、理想の住まいをとことん追求するのか良いでしょう。

一般的な戸建てとは一線を画す、近代的な住宅を望むなら、住友不動産が良いでしょう。バルコニーを全面ガラスで仕上げる「ガラスマリオン」を採用することで、アートでリゾート感あふれる邸宅が手に入ります。

ただし、標準仕様ではありませんので、ご注意を。外観や内装を凝ったものにすればするほど、オプションが増えてしまうのは事実ですが、標準仕様で選べる幅が広いのも、大きな魅力。叶えたい希望は、概ね実現出来るでしょう。

住宅を検討していくと、予算との兼ね合いでどうしても後回しにされがちな、外観の夢。しかし、誰もが「ステキな家に住みたい」というのが本音です。

設備、性能を確保しながら、外観にもこだわりたいと言う方におすすめの、三井ホームと住友不動産。

いずれかのメーカーを選ぶことで、あなたの家が街のシンボルマークになるかも知れません。最高の安らぎを与えてくれる住まいに、理想の外観が加わったら、それはあなたの生涯の宝となるでしょう。

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