記事内にプロモーションを含む場合があります。

外構工事の費用の相場は?予算内にする、費用を抑える3つのポイントを解説!

5f6e23271ce6e42f6d35c3e7308a023a_s (1)

建築の世界では土を触る工事は意外と値がはると言われています。

家の外構工事は地面をコンクリートにしたり、フェンスや門扉をつけたり、ウッドデッキや庭木など土にまつわる工事を行います。

思っていたより費用がかかり、予算がとれないため家にはこだわったけれど、外構はとりあえずの残念な感じになってしまったというケースが実はとても多いのです。

新築工事には基本的に外構工事は含まれていませんので、家を建てて1年経っても外構は手つかずという方もいるほどです。

そんな失敗をしないために、家づくりを考え始めたら、外構工事のこともしっかりと計画をしておきましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

外構工事の費用の相場は?

7b239a9bc9f37d540da84ab717fad89f_s

外構工事にかける費用は建物にかけた費用の約1割程度がバランスよいと言われています。

2000万円の家を建てたら外構工事には200万、3000万円の家を建てたら300万円。という風に建物とのバランスや調和を考え、ゆとりをもった金額が費用相場になります。

しかし、新築の場合外構工事は新築工事の費用に含まれていないうえ、ハウスメーカーや工務店では外構工事を請けていないところもあるため費用を考えないで計画しがちです。

ハウスメーカーの営業マンに外構工事にかかる費用を尋ねても100万円くらいが相場ですというアバウトな回答になることもあり、実際に100万円で出来る工事は最低限のシンプルな外構になってしまったということになります。

新築の場合は初期にかかる費用は建物プラス外構工事ということを念頭においておきましょう。

住宅ローンを組む場合、外構工事を計上したうえでローンを組める場合もありますので、建物の計画と並行して業者探しや見積りやプランニングを進めておくことが大切です。

リフォームで外構工事をする場合、既存状態やどの程度のリフォームを行うかで費用はさまざまです。

門扉だけをリフォームするのか、カーポートやテラス屋根をリフォームするのかによっても費用に差があります。

しかし、新築の場合のように何もない状態から外構を作るわけではありませんので、50万円でも門扉やポスト、ウッドデッキなども夢ではありません。どのような工事にどの程度の費用がかかるのか目安を次の章で紹介します。

工事別の費用の例

9fcc21d37f2da722c17594b8e9d676e6_s

外構工事といっても様々な工事の種類があります。工事別に費用の例をみてみましょう。

門柱

門柱の工事にはブロックを積んで、左官で仕上げる場合は7万円~15万円が目安です。既製のアルミ製の門柱などを利用する場は5万円~10万円程度で、既存の門柱撤去に2~3万円ほどかかります。

玄関アプローチ

門から玄関ドアに向かう通路を玄関アプローチといい、コンクリートの上にタイルを敷いたり、枕木を埋めたり、大きめの敷石で作ったりします。

費用は面積にもよります10~30万円が目安でしょう。タイルの場合コンクリートで土台になる部分を作りその上に外部用のタイルを貼ります。

枕木を使用する場合は土を掘り枕木の表面だけが地上に出るように埋め込み、その上を歩けるように敷いていきます。

枕木は本物の木を使う場合シロアリが発生する恐れがあるため、定期的な防蟻処理を施すことが長持ちさせるポイントです。敷石も同様土に埋め込みバランスを見ながら敷いていきます。

カーポート

外構工事の費用で大きな割合を占めるのがアルミ工事です。カーポートも大きさや仕様によって30万円~100万円を超えるものもありますので、選択するものによっては費用がかなり嵩みます。

独立させるため4本の柱を使って建てるのか、片側を建物に固定をするのかによっても使用する部材の量が変わるため費用にも差が出てしまいます。

ホームセンターのカーポートの設置費用を比較してみた!
カーポート設置をお考えの場合、結局どこで購入するのが良いの?と悩まれる方が多いですよね。 これから新築で建てる予定の方は工務店やハウスメーカーに依頼される方が多いでしょう。 しかし、現在あるカーポートを交換する場合どこで頼めば良いか悩みどこ...

ウッドデッキ

ウッドデッキは朽ちる恐れのない樹脂製が一般的になっていますが、天然木を炭化させた木製のものもあり、樹脂製のように長寿命のものもあります。

ただの木材を使って作る場合費用は一番安く済み、10万円程度で出来る場合もありますが、毎年塗装のメンテナンスをしなければ5年ほどで傷んでしまうこともあります。

樹脂製や炭化のウッドデッキは30万~80万円ほどかかりますが、長い目でみれば良いのではないでしょうか。

サンルーム

サンルームは1面を室内と繋ぎ、残る3方をガラスや透明のパネルで囲った部屋のことを言います。

使い方によっては部屋の延長として利用できるため、洗濯ものを干したりリビングの延長にしたり人気があります。費用は50万円~高いものになれば300万円もする製品もあります。

サンルームの後付けの費用は?設置後に固定資産税はかかるの?
サンルームは憧れだけれど、一体どれくらいの費用がかかるのか、どのような工事になるのか、そして設置後は固定資産税がアップするのかなど疑問が多いと思います。 そこでサンルーム設置の費用や後々の税金について解説していきます。 サンルームの後付けに...

物置

外用の道具やアウトドアグッズなどの収納は物置を利用します。物置は完成されたものを組み立てる場合地面にブロックを敷いたりコンクリードで土間を作って設置したりします。

費用は小さいものであれば10万円~、バイクを置けるくらいの大きさになれば100万円ほどするものもあります。

目隠しフェンス

隣家との境界のブロックに目隠しフェンスをする工事も外構工事にはよく含まれます。

もっともシンプルなフェンスになれば数万円で済む場合もありますが、フェンスの見栄えや機能性を優先すると30万~50万円ほどかかることもあります。

目隠しフェンスの外構工事の費用は?設置にいくらぐらいかかる?
隣家との境界や道路からの視界を遮るために、外構工事で目隠しフェンスを設置することがよくあります。 設置の方法やフェンスに使用する素材など疑問点を解消しておきましょう。 目隠しフェンスの外構工事費用はいくらが目安? 目隠しフェンスは設置方法や...

庭づくり

庭に植樹をしたり、花壇を作ったり、バーゴラやBBQスペースなど庭づくりはどのようにでも広げられます。

工事の工程が増えれば費用もそれだけ嵩み、1本木を植えるのにも数万円かかります。大きな木になれば重機を使わなければ植えられませんので、重機回送の費用もかかります。

予算別に見てみる

d35f9a538272c8f930e139e4ed9d6ea2_s

工事予算別にどのような工事ができるのかまとめてみましょう。

50万円未満

門扉を新しくし、カメラ付きインターホンの設置、ポストを宅配ポスト、センサー付きの外灯を導入するような門周りのリフォームができます。

またガレージの間口の門扉を新しくすることも単独であればできるでしょう。そのほかテラスの設置のみ、ウッドデッキの設置などもそれだけであれば50万円未満で行えます。

50~100万円未満

玄関アプローチを新しくし、門周りやカーポートを新しくすることができます。またサンルームの設置も2~3坪ほどのものであれば設置可能です。

大きくないウッドデッキにテラスをつけて照明でオシャレに演出することも100万円未満で可能です。

100~150万円未満

庭の木を植え替え、カーポート、門周り、ウッドデッキなどの工事も行うことができます。

150万円をかけてサンルームやテラスを作ると使い勝手もよく見栄えもオシャレなものを設置することができます。

ただのコンクリートだった駐車場に乱貼りなどの敷石をしいて高機能なポリカのカーポートの設置もできるでしょう。

150万円以上

200万円、300万円と費用をかければかえるほど、広範囲、多項目にわたって外構工事が出来る上、高級な素材のものを使用したり、機能的でオシャレな庭づくりをすることができます。

外構工事は費用をかければかけるほど立派な作りにできるということです。

外構工事の費用を抑えるコツは?

46b03236f30ba7c4ab7436233ceb0227_s

アプローチを作るだけでも土のスキトリや不陸の調整、残土処分や重機の回送、下地コンクリート工事、敷石工事などの項目があります。費用を抑えるにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。

仕上げ材を考える

土台づくりや下地の工事などはどうしても省くことができませんので、大きく費用を変えるには仕上げに使う材料の素材を安価なものにすることです。

タイルや敷石、アルミ材、ブロックなどそれぞれの材料にはたくさんの種類がありますので、なるべく高級なものを選ばないことがポイントです。

自分で材料を揃える

今の時代、インターネットでなんでも買えますので、材料を施主支給にして自分で用意をすれば、施工業者の上乗せ分は省くことができるかもしれません。

しかし、なんでもかんでも自分で揃えるのはかえって高くなるかもしれないので注意が必要です。

工事業者は定価ではなく卸値で仕入れる反面、少ない数量で一般の人が買う小売販売は決して安くないこともあるのです。工事業者によく相談の上材料の手配は検討をしましょう。

相見積もりをとる

外構工事の業者にはエクステリア業者の場合と、工務店などの元請け業者が下請けの外構業者に工事を依頼をして請け負ってる場合があります。

自社で外構工事の職人を抱えていない工務店などに依頼をすると高くなるケースがあり、またエクステリア業者に依頼をすると設計料を高くとられる場合もあります。

数社に相見積りを依頼し、金額だけではなく、プランニング力やコミュニケーション力も見たうえで総合的に判断をすることが大切です。

ハウスメーカーが紹介する業者は高い?

housebuilding-3102324_640

ハウスメーカーで家を建てた場合、外構業者を紹介してくれるサービスがあります。

金額は地場の工務店やエクステリア店と比べるとどうしても高くなることが多いと言われています。

しかし、普段からハウスメーカーと協力しているため、その家にあったエクステリアを提案してくれたり、家のつくりをよく理解しているためにスムーズに進めることがありメリットがあることも確かです。

価格についてはデメリットになり得ますが、見ず知らずの業者に依頼をして家に合わない外構ができあがることを考えれば、少々高くても良いという考え方もできます。

外構工事が得意な業者を自分で探すが最適解!

890a560b7699c38e6622deba60b334ff_s

外構というのは家の顔でもある玄関まわりや、外から見た家の雰囲気や印象を決める大事な部分です。せっかく素敵な家を建てても、外構が貧相だと残念な感じがしてしまいます。

外構工事を任せる業者は決められた予算で素晴らしいプランニングや提案力があり、キッチリとした施工をしてくれる業者選びが最重要です。

しかし、自分の力でいろんな業者をあたって希望を伝え、こちらの意図を汲み取り見積もりやプランをしてもらうのは相当な手間と時間がかかります。

そんな時に活用できるのが複数社に一括見積もりが可能のサイト「タウンライフリフォーム」です。

タウンライフリフォームでは専門家が的確なアドバイスをし、信頼できる登録業者への一括見積もりが可能ですので、リフォーム計画をひとつ作るだけで複数の見積もりをとることができ、その中から気に入ったプランや業者を選択することができます。

見積もりも無料なうえ、親身になって相談を受けてくれるため、どこに頼めばいいか予算内で納まるプランを作ってもらえるかなどの不安がありません。

タウンライフリフォームに相談をすると、外構工事を得意とする業者に出会うことができ理想の外構工事を実現することができるのではないでしょうか。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
外構・エクステリア
フォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました