お風呂のリフォームを考え始めたとき、色んなメーカーのユニットバスや費用の相場、予算を考えますが、それと同じぐらい考えないといけないことが工事と業者選びです。
・風呂リフォームの費用相場
・安く抑える方法
・業者選びのポイント
などを頭に入れておき、業者に言われるがままを避け、納得のいくお風呂リフォームを実現させましょう。費用を抑えたい、信頼できる業者を見つけたい、という方の参考になれば幸いです。
風呂リフォームは工事内容の「明確化」が重要！
さきにも述べたようにお風呂のリフォームはどのような工事をするかによって、金額が大きく変わります。
1社だけに見積りを依頼してはその工事内容が的確か、商品の値引きが正当かなどわかりづらくなりますので、必ず何社かに見積りを依頼しましょう。
とくに、工事の部分は工事会社によって、手間がかかる工事をしてしまったり、余分な経費が上乗せされている場合がありますので、見積りの項目別にしっかり見比べましょう。
見積りの内容が工事1式○○円というざっくりした表記の業者は工事もざっくりしている場合がありますので、内容の説明を催促するようにしましょう。
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知っておきたい風呂リフォームの費用相場
お風呂のリフォームは、
壁を壊して隣の部屋を取り込んでお風呂を広げるのか
など、工事の内容によって費用は異なります。
既存サイズのまま：商品定価が相場か
タイル壁の在来浴室にタイルをとらないで入る大きさのシステムバスを導入する場合、お風呂の商品代とシステムバス設置工事、付随する機器の給排水の位置だし、電気配線工事が含まれます。
費用の目安は商品代の値引き率にもよりますが、商品の定価価格ぐらいが工事費込みの値段の目安になります。システムバスの定価が800,000円の場合、工事費込みで800,000円ほどになるでしょう。
サイズの変更の場合：商品定価＋10～20万円
壁をこわして大きいシステムバスを導入する場合ですと、解体の費用や壁の造作、下地、壊した壁の隣の部屋の内装クロスや床の補修なども加算されますので、プラス10万円～20万円ほどになります。
定価800,000円のシステムバスを選び商品の値引きが入って工事費込みの価格は900,000～1,000,000円ほどと少し高くなります。
風呂リフォーム費用を安く抑える3つの方法
ここでは、できるだけ費用は抑えたい、という人のために3つに絞って解説しています。どうぞ参考にしてください。
グレードの低い商品を選び高い値引き率を！
工事費用は内容によって変動しますが、システムバスをどのメーカーで、どのグレードを選ぶかによっても商品にかかる費用は変動します。グレードが高いものは値引き率も悪く、別のグレードでオプションを付ける方がトータル的に安くなる場合もあるほどです。
商品は定価販売ではありませんので、定価も重要ですが値引き率がとてもトータルの費用に影響してきますので、相見積りをとった時に商品の値引き率も見比べるようにしましょう。
あえて2流、3流メーカーを選ぶ
安ければいいのであれば、2流、3流のメーカーを選ぶことも価格を抑えるポイントです。
しかし、機能性や掃除のしやすさなどを優先したい場合は大手メーカーのシステムバスを選ぶことが結果的に長持ちする場合もあります。
業者間の工事内容・費用を比較！
お風呂のリフォームには現在のお風呂をどのようにリフォームをするかによって、注意すべき点や価格も異なってきます。
特に工事内容は分かりにくい部分もありますので、相見積りをとり、金額や工事工程をしっかり見比べ間違いのない業者選びをすることが大切です。
また、お風呂のリフォームをする時はどうしても入浴できない日があります。生活に不便がでることは仕方のないことですが、お風呂に入れない日を少しでも短くする配慮をしてくれる業者もあります。
金額だけでなく住みながらのリフォームにしっかりした対応をしてくれる業者選びをしたいものですね。
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失敗しない風呂リフォームの業者選び！
お風呂に限らず、リフォームの際に相見積もりをとることは不可欠です。それは、お金のことだけでなく、信頼できる業者かどうかを判断する材料にもなります。
工事内容、料金が適正かチェック
いつも工事を依頼するような信頼関係ができている業者だったり、身内が施工をするような場合を除き、相見積りは数社からとることが重要です。相見積りをとらなければ工事内容や商品の価格が適正かどうか判断することが難しいです。
また見積りを依頼する際は面倒でもそれぞれの業者に現地調査を依頼したうえで見積りを提出してもらうようにしましょう。
リフォーム後のフォローはどうか
システムバスの設置は各メーカーの指定業者が行う場合が多いです。ですから地元でメーカーと連係している工務店や設備業者に依頼をし、付随工事も含めしっかりとしたシステムバスの設置工事をしてもらうことが大切です。
また、リフォーム後なにかトラブルがあった場合でもすぐに対応してくれるような、親切な業者を見つけると安心です。お湯や水のトラブルは生活に直結していますので、なにか合った時に迅速に対応してもらいたいものです。
後悔しない風呂リフォームの5つのポイント
スムーズな風呂リフォームを進めるため、また、リフォーム後に後悔しないために、おさえておきたい5つのことを挙げてみました。
現在のサイズと同じにするか
既存のお風呂がタイルなどの在来浴室なのか、システムバスなのかによって金額や注意すべき点は大きく異なります。一般的に多いのが在来浴室からシステムバスにリフォームをするパターンです。
システムバスというのは規格が決まっていますので通常は今のお風呂のサイズに合うタイプを選び、現在建っているタイル壁の内側にシステムバスのパネル壁を建てる方法です。ですから、既存の浴室寸法より少し小さくなってしまいます。
今より大きなサイズにするか
それが嫌だったり広いお風呂にしたい場合は、タイル壁を壊し、家の構造部分の柱内で入る寸法のシステムバスを導入したり、洗面所側の壁を壊し浴室を広げる方法もあります。
また、増築して浴室や洗面所を広くすることもできます。それぞれの方法によって工事にかかる費用はさまざまですので、予算と希望を検討してどのようにリフォームを行うか決めましょう。
ユニットバスの候補を決めておく
またシステムバスには各メーカーともグレードがあり、付随している機能も様々です。
近年では床暖房や浴室暖房、湯が冷めにくい保温浴槽や節水シャワーなどとても多機能になっています。それらの機能がついているかどうかでも価格に差がでてきます。
ショールームに行き体感する
またメーカーのショウルームには必ず足を運び、細かく説明をしてもらいましょう。
壁や浴槽の色柄を選ぶこともショウルームの方が、イメージが湧きやすいですし、浴槽の形も展示品に実際入ってみて、またぎやすいか、足は伸ばしやすいかなどわかることがあります。
また、手摺の位置、シャワーの操作性なども体験することが失敗のないリフォームをするポイントです。
業者への現地調査依頼は必須！
お風呂のリフォームは寸法がとてもシビアです。概算見積りをして実際工事が始まったときにシステムバスが入らないということが起こり、急遽壁を壊したり天井を壊したりする工事が発生しかねません。
そうなると工期も大幅にずれ、追加金額も発生してしまいます。事前にきっちり現地調査を行い、配管や天井高、壁の厚みや窓まわりのしまい方なども想定したうえで見積りを作成してもらうことが大切です。
まとめると
・しっかりと製品を体感する
・信頼できる業者を選ぶ
この3点をブレずに抑えることができれば、後悔のない風呂リフォームを実現することができます。
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